自分のために頑張り続ける力。
何かを頑張っていると、初めは期待していなかった良いことが起きたりする。
例えば、最近始めたnoteの毎日更新は、プロの編集者さんやライターさんがこぞってnoteを書けというので、とりあえずやってみようという気持ちで始めた。
調べ物をしたり、とにかく書いているうちに、勝手に文章力が上がらないかな、くらいにしか期待していなかった。
でも、毎日noteを更新してみて、思っていたよりもみんなから反応がもらえた。
もらえるいいねは、私が今まで月一程度でしっかり考えて書いていた他のnoteと同じくらいの量だったし、気が向かない日に書いたnoteなのに、ツイッターでわざわざ感想をもらえたりした。
これはnoteの良いところで、こうやってあたかかく自分の文章を受け入れてもらえるから、みんなnoteが好きだし気軽に書き続けられるんだと思う。
でも、実はこんな面白いTEDがある。
このTEDでダニエルさんが紹介したのは、ヒラメキと報酬の関係を示した実験。
被験者を二つのグループに分けて、全員に同じヒラメキを要する問題を解いてもらう。片方のグループには、ただ解き終わるまでの時間を計りたいと伝え、もう片方には、早く解き終わった人に報酬を渡すと伝える。
その結果、報酬をもらえると言われた人の方が、早く解き終わろうとやる気を出したにも関わらず、3分間半「余分に」かかったそう。
そして、ダニエルさんはこう結論づけた。
高いパフォーマンスの秘訣は、報酬と罰ではなく、見えない内的な意欲にあります。自分自身のためにやるという意欲、それが重要なことだからやる という意欲です。
つまり、ご褒美をあげるから頑張れと言うと、あげないよりも効率が落ちる。それよりも、本人が自分のために頑張りたい、好きだから頑張りたいと思った時の方が、ヒラメキ力や効率が上がるということだ。
noteも反応がもらえると、いつの間にかそれが気になって、文を書きたいという気持ちがわからなくなってしまいそうになる。
でも、本当に良いものを作りたいのなら、自分のために頑張っているんだ、自分が好きだからやっているんだという気持ちを忘れないでいたい。
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