先延ばしは、「いい感じ」で防げるかも。
やろうと思ったことを、ついつい後回しにしてしまう。人類の永遠の悩みだ。
しかし今日、今まで聞いたこともない解決法に出会った。
労力を惜しむのは、生物として自然なことだけれど、人間としては不都合な場面がたくさんある。
そこで、人間ならではの想像力を生かして、後回し問題を解決しようというのだ。
「コーチングが人を活かす」で、著者の鈴木さんは後回しの原因についてこう話す。
行動を習慣化させるのは、並大抵のことではありません。固く誓ったはずなのに、行動を起こす直前になると「いやな感じ」が内側に湧き上がって、「そうだ明日からにしよう」と先延ばしにする。...そう、そうなのです。問題は「いやな感じ」なのです。
いやな感じって何?と思いながら読み進めると、どうやら行動中の自分を想像をすることで生まれる、だるさのようなものを指すそう。
たとえば、掃除をしようと思ったときに、腰を痛めながら掃除機をかけたり、ゴミをまとめている自分をふと想像してしまう。それで「いやな感じ」がして、後に回したくなる。
そして、原因が「いやな感じ」なら、解決法は「いい感じ」だ。
何か行動を思い立つということは、その行動の先になにかいいことがあるからです。掃除をするのは綺麗な部屋で気持ちよく生活している状態を他に入れたいから...行動のプロ摂氏ではなくその行動の先の「いいこと」をイメージする。そうすれば、驚くほどすっと行動を起こすことができます。
行動する前や行動しているときには、終わった後の自分が見えにくい。
受験勉強をしている自分にとっては目の前の難問が全てで、合格した後の楽しい高校生活について想いを馳せることはあまりなかった気がする。
だから、意図的に未来の自分、行動の先にいるしあわせな自分を想像するのは、たしかにやる気が出そうだ。
まだ実践できていないから、効果は保証できないのだけれど。
とりあえず明日の朝、布団で清々しい一日を想像して、二度寝せず起きられるか試してみようと思う。
ちなみにこの解決法を教えてくれた本はこれ。気になった方はぜひ。
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