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考えたこと・思ったことをまとめたマガジン

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毎日の中で考えたことをまとめたマガジン。「コンテンツ会議系マガジン」に含まれないnoteは、全てこのマガジンで読むことができます。他のマガジンとも被る時があります。
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#友達

偏頭痛から生まれた想像力

高校からの友人に、行きたい会社の選考のために推薦状を書いて欲しいとたのまれた。形式は自由とのこと。ワードやパワーポイントも検討したが、みなさんからのいいねが彼女の自信にもなるのではないかと思い、noteを選んでみた。 彼女とは中学校も一緒だったが、その頃はあまり話したことがなかった。高校二年生で初めて同じクラスになったが、それでも違う友達の輪にいたのでたまに世間話をするくらいの仲だった。 高校三年になり、選択授業いわゆる文理に分かれた授業が始まった。たまたま時間割がほとん

素直って何いいいい

「素直が一番大切。」 新社会人1年目の心得として5歳さんが語るそれは、今日上司に言われたこととも、去年大学を卒業して社会人をやっている大学の先輩にされたアドバイスとも、全く同じだった。 これを言われるってことは、今の私は素直じゃない部分が目立つのだろう。 自分では素直さが売りだと思っていたから、それが足りないと言われると、堪えるものがある。 そんな、私は素直なはずなのになんて思い込みも、5歳さんが言う「プライド」なのかもしれない。 一度殻に閉じこもると、全部自分を傷

今日は頼って、明日は頼られての関係

一人で生きられる人を、かっこいいと思っていた。 今も、思ってはいる。 自分で気分をコントロールして、機嫌に関わらず人に笑顔で接して、自分で自分の課題を見つけ、そして解決するために歩み続けられる人。 孤独に生きるというより、人に迷惑をかけず、自分の問題を自力で解決できるというイメージだ。そんな風に自立した人は、人にも好かれるだろう。 でも、別に一人で生きる必要はないんだよなと気付いた。 後輩の悩みを、かつて自分も通った道だと先輩がアドバイスしたり。 自信がなくなって

尊敬する人の、昔話。

大人になってから出会う人のほとんどは、完成された人たちだ。 一緒に成長した小学校や中学校の友達と違って、もうすでにたくさんの経験と成長を重ねて「わたし」が出来上がった状態の人たち。 お説教をしているお母さんにも、反抗期真っ只中の高校生だった時代があった。 私には名前すら聞き取れない哲学者の考えを説明しているおじいちゃん教授にも、締め切りギリギリまで宿題をサボって徹夜した大学生時代があった。 それは理解はできるのだけれど、どうも想像ができない。同じ立場の同期や友達ならま

心のコップが溢れそうになった日。

朝、目が覚めてそのままスマホを開いた。今日ほどメッセージが溜まっていたのは久しぶりだった。 参加している学生団体で追加の仕事があるという連絡。別の団体のグループチャットには、私が寝る前に送った意見への返信が届いていた。それらの連絡に触発されて、頭の片隅に置いてあったやらなければいけないことリストも、ダーっと頭を駆け巡る。 あーこれはコップが溢れるな。 そう思ったので、一度スマホを閉じ、朝の支度を済ませ、いつものカフェに行った。そしてパソコンを開き、大きく息を吐く。 ま

人間らしい、あたたかさ。

今日は、夜ご飯を友達と四人くらいで食べた。 午後をまるまる使って作ったビーフシチュー。 友達が、料理ができる人には美味しく食べてくれる人が必要なんだよと話していたけれど、確かになと思う。 食べ終わった後は、そのまま部屋に場所を移して、話していた。 途中でインスタライブ配信をして、別の場所にいる友達も会話に参加。もうぐっちゃぐちゃだったけれど、そのぐちゃぐちゃさも温かかった。 最近読んだ本で、キングコングの西野さんがこう話していた。 僕は、人間のいいところって、愛さ

あした、なに着て、生きていく?

全てのものが移りゆく中で、私たちは常に何かを選び、そしてその分、何かを選び損ねなければならない。 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏ひとへに風の前の塵におなじ。 平家物語の冒頭の一節。盛りを迎えたのち一瞬にして衰えた、平家一族を見事に表している。 一世を風靡したものが飽きられ、次のブームに取って代わられる。そんな世界に生きる私たち自身もまた、変わり続け

早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け。

「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」というアフリカのことわざがある。 とはいっても出典は不明らしく、アフリカ人の友達に聞いても英語でしか聞いたことが無いとのことなので、誰かが適当に言い出しただけかもしれない。 それでも、多くの人が共感し人生の指針にするくらいには、この言葉は的を射ている。 そのことわざを思い出したのは、友達に人生相談をし終わった後の、友達のふとした一言からだった。 まず現状を聞いてもらって、友達のアドバイスをもとに、私はこれか

誰かを大切にしたいなら、その人の時間を大切に。

この人は私を大切にしてくれていないな。 そう感じる時って、自分の時間を価値がないように扱われた時だったりしませんか? 私はもともと遅刻が嫌いなので、他の人より時間に対してこだわりが強いのかもしれないけれど。 それでも、どのくらいその人を大切に思っているかは、時間の使い方でわかるんじゃないかなという話をしたいと思います。 最近悲しかったことがきっかけそんなことを考え始めたのは、ついこの間。ある友達を1年ぶりにご飯に誘った時です。 その子はまず私に、「他の子も誘いたい。

人間関係は、バラバラに年をとる。

私たちは、関係が何年目かを結構気にする。 「もうこいつとは十年来の付き合いなんだぜ。」なんてセリフを聞いたり、カップルに付き合って何年目なのかを聞いたりすることも多い。 でも関係が何年経ったかを気にする一方で、あの人はいつも短時間で人と仲良くなるなとか、この子は出会ってもう五年目なのになかなか距離が縮まらないな、なんて経験もある。 今回は、あなたと目の前にいる人の関係を、好きな速度で深めていってほしいなという話です。 ゆっくり歳を取る関係と、すぐに成熟する関係。宇