誰かを大切にしたいなら、その人の時間を大切に。
この人は私を大切にしてくれていないな。
そう感じる時って、自分の時間を価値がないように扱われた時だったりしませんか?
私はもともと遅刻が嫌いなので、他の人より時間に対してこだわりが強いのかもしれないけれど。
それでも、どのくらいその人を大切に思っているかは、時間の使い方でわかるんじゃないかなという話をしたいと思います。
最近悲しかったことがきっかけ
そんなことを考え始めたのは、ついこの間。ある友達を1年ぶりにご飯に誘った時です。
その子はまず私に、「他の子も誘いたい。」と言いました。「メンバー集めといて!」とも。
その後、言われるがままに友達を集め、参加する4人のトークグループを作ると、また別の友達がレストランの候補を出し始めました。
予想通り、そのレストランの予約も、お店を探した子。
結局私が最初に誘った子は、他の子も誘いたいと告げ、自分の家に近い駅を指定した以外は、何もしませんでした。
なんだか悲しくなって、その子とご飯を食べるのはもういいかなと思ってしまいました。
ここで終わるとただの愚痴なんだけれど、私は、なぜこの友達の一連の行動が好きではなかったのかを考えました。
「その人だけ何も作業をしなかったのがずるい」とはちょっと違う、悲しいという感情の理由を。
考えた結果、悲しくなったのは、私や友達の時間を、自分の時間より価値がないものとして見ていたからかなという結論になりました。
人の時間は人生の一部であり、限りあるもの
時は金なりって言うように、時間はその人の財産だと思っています。
いつかなくなっちゃう、有限な財産。
だから、少しでも多くの幸せを手に入れるために自分の時間を使いたい。
もちろん大切な人にも、限られた時間の中で少しでも多くの幸せを手に入れてほしい。
そんな思いが、あるんだろうなと思いました。
そんな思いがあるから私は、友達がなるべく自分の時間を節約してご飯会をしようとしたことが、悲しかったんだと思います。
自分の時間を節約するために、私たちの時間を使うことを気にしなかったことが。
私たちの時間よりも、自分の時間の方が大切で、自分の幸せの方が大切なのかなって思えてしまうから。
嬉しさと時間の関係
でも、悲しさと時間の関係について考えていたら、嬉しさと時間の関係にも気付きました。
誰かと2人でご飯を食べている時、相手は私のために貴重な時間を使ってくれているんですよね。
宿題を手伝ってくれる友達も、車で迎えに来てくれるお父さんも。
だから嬉しいし、大切にされてるって感じられるのかなと思います。
私は今まで、好きという気持ちを伝えるには言葉にしなきゃ!と思っていました。
今も、言葉にするのは大切って思っているけど。
でも、言葉だけじゃなくて時間でも、大切な人への気持ちは伝わるのかもしれないですね。
周りの人を大切にしたいなら、周りの人の時間を大切にしてみてください。
そして、誰かのために自分の時間を使うこと、一緒に過ごすこと。
それはきっと、立派な告白です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?