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考えたこと・思ったことをまとめたマガジン

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毎日の中で考えたことをまとめたマガジン。「コンテンツ会議系マガジン」に含まれないnoteは、全てこのマガジンで読むことができます。他のマガジンとも被る時があります。
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#日記

エモいの、その先へ行きたい

久しぶりに本を読んだ。そうしたら、ふと、やっぱり今の自分は少し前の自分とずいぶん違うなと思った。 昔、とは言っても数年前だが、間をあけて繰り返し悩み続けていたようなことに悩まなくなったし、「生きる意味」や「運命」について自分なりの考えを答えられるようになった。 歳を取るごとに考え方が変わると思っていたけれど、今までを振り返ってみると、案外変わらないなと思うことの方が多い。 好きがわからないと疑ってみては、結局昔から手を伸ばしていたものが一番好きだったし、天職を探してみて

置いておくという書き方

自分の気持ちや考え、さっき起きた出来事について。 書くという行為を通して、私たちは誰かに、何かを伝えようとする。 そして、私が書くとき。たいていは、「置いておく」という感覚に近い伝え方をしようとしている。 今すぐ世界を変えたいとか、特定の誰かに伝えようという気持ちではなく、いつか誰かが、時が来たとき、これが読みたかったと思えるような記事を。言葉を。 このだだっ広いインターネットの海で、見つからないかもしれないけれど。なるべく見つかるように、時がきたその瞬間に備えて頭の

絶望の夜に、私を救わないコピーたち

ただ「死にたい」があたまを占拠して、どうしようもなく涙が止まらない夜がある。 そんな夜を、キャッチコピーは救ってくれない。 たった一文。 そう、広告のキャッチコピーは、たった一文なのだ。 たった一文で、この気持ちを解決なんてできるはずがない。いや、されてたまるものか。 わたしは、高校生の頃からコピーライターになりたかった。きっかけは、文理選択を迫られたときに、10問であなたの天職を診断します!といった類のものをぽちぽちと進め、出てきた職業がクリエイティブディレクター

悩んでつらいときは、ペンと紙を取り出そう。

わたしには昔から、書くことで気持ちや思考を整理する習慣がある。 頭の中をぐるぐると同じ悩みが回っていることに気がついたら、ペンを取り、紙に書き出す。思っていること、一見関係ないような思いつきもそのまま書き連ねる。自分と会話をするように。 日記と呼べるほど、毎日決まった時間に書くわけではない。そんなことを思っていたら、アメリカで「ジャーナリング」という言葉に出会った。 Journaling is a personal record of occurrences, expe

あっという間が、どうしても怖い。

集中すると、あっという間に時間が過ぎる。 それが、少し怖い。 数時間の話なら、構わない。 集中して効率よく作業が終わるなら、その方がいいだろう。 でも、それが数年になったら、数十年になったらと想像し、どうしても足踏みをしてしまうのだ。 小さい頃、母親がよく言っていた。 「ここにイチゴを置かれても気づかないくらい、目の前の問題に集中しなさい。」 今の私は、イチゴに気がつけないのが怖いのだ。 それは、老後になって無我夢中に働いていた自分を振り返り、大切なものを見失

素直って何いいいい

「素直が一番大切。」 新社会人1年目の心得として5歳さんが語るそれは、今日上司に言われたこととも、去年大学を卒業して社会人をやっている大学の先輩にされたアドバイスとも、全く同じだった。 これを言われるってことは、今の私は素直じゃない部分が目立つのだろう。 自分では素直さが売りだと思っていたから、それが足りないと言われると、堪えるものがある。 そんな、私は素直なはずなのになんて思い込みも、5歳さんが言う「プライド」なのかもしれない。 一度殻に閉じこもると、全部自分を傷

思ったより、冷たくて優しい世界。

世の中全て、「思ったより」だ。 誰かに傷つけられたこと。それを相手はとっても反省しているかと思えば、けろっとしている。 あの人の中で、私はとっても大切な人に違いないと思えば、そうでもないただの替えがきく友達だったりする。 そんな期待外れが立て続けに起きて、だったら確かめなければよかった。頭の中で大事にされていると信じておけばよかったと後悔したところで、思っていたよりも別の誰かに大切にされていることに気がつく。 すっかり忘れられたと思っていたのに、きちんと自分のことを覚

表情を変える、言葉の不思議

言葉の組み合わせを考えていると、ひとつの言葉がなんとなくの意味を無限に持っていることに気がつく。 草食男子。 黄金チキン。 悪魔のおにぎり。 後ろの単語とくっつかなければ、 「草食」が恋愛に興味がないなんて意味を持つことはなかったし、 「黄金」が色ではなく贅沢という意味を持つことはなかったし、 「悪魔」がおいしいの意味を持つことはなかっただろう。 令和という元号が発表され、みんながかっこいい、新しい時代という感じがすると口を揃えていたことにも、一人ワクワクして

つよさが、成長には必要だなって。

できないって、悔しいじゃないですか。 やっていることが好きなほど、できるようになりたいなって強く思うほど、悔しいんですよ。 そんなとき、できないって認めたくない自分もいて。 あいつはわかっていない、これにはこんな意味があるのに、って。そんな風に他人を否定していれば、自分の作品の質って、うわべだけなら保てちゃう。 でも、そこで冷静に、自分ができていないってことを受け入れて、欠けているところを見つめて、愚直に直すと、成長できる。 そして、きっといつか、「たしかに、全然ダ

最近気がついたことたち。

大切なのは、疑問を持つこと。 一度疑問に思えば、自分なりの答えはいつか勝手に見つかる。 もちろん全ての疑問に当てはまるわけではないけれど、自分が信じるものや感覚を言葉にしたいとき、この考え方は役に立つ。 考えて詰まったら、一度考えるのをやめる。そうすると、自然とぴったりくる表現やアイデアがあとから出てくるものらしい。 「発酵させる」と思考の整理学では表現していたと思う。 最近その方法を使って発見したものが、いくつかある。 私は、何をされたとしても、どんなに時間がか

何のために頑張っているんだっけモード

今日は、私って何のために頑張っているんだっけモードだった。 勉強も、英語の発音練習も、自分が企画していた大きなイベントも、全て「なんで私はこんなに頑張らなくちゃいけないんだっけ?」と思ってしまった。 それでも何となく頑張り続けるのが、私の良いところであり、ダメなところでもあるんだけれど。 でもそう考えると、昨日までの自分って、明確な理由がすぐに思いつくわけではないのに、よくあんなに頑張れていたなと思う。 その頑張りは、誰かに勧められたとか、何となくとか、必要がないもの

心のコップが溢れそうになった日。

朝、目が覚めてそのままスマホを開いた。今日ほどメッセージが溜まっていたのは久しぶりだった。 参加している学生団体で追加の仕事があるという連絡。別の団体のグループチャットには、私が寝る前に送った意見への返信が届いていた。それらの連絡に触発されて、頭の片隅に置いてあったやらなければいけないことリストも、ダーっと頭を駆け巡る。 あーこれはコップが溢れるな。 そう思ったので、一度スマホを閉じ、朝の支度を済ませ、いつものカフェに行った。そしてパソコンを開き、大きく息を吐く。 ま

人間らしい、あたたかさ。

今日は、夜ご飯を友達と四人くらいで食べた。 午後をまるまる使って作ったビーフシチュー。 友達が、料理ができる人には美味しく食べてくれる人が必要なんだよと話していたけれど、確かになと思う。 食べ終わった後は、そのまま部屋に場所を移して、話していた。 途中でインスタライブ配信をして、別の場所にいる友達も会話に参加。もうぐっちゃぐちゃだったけれど、そのぐちゃぐちゃさも温かかった。 最近読んだ本で、キングコングの西野さんがこう話していた。 僕は、人間のいいところって、愛さ

人生の伏線を回収して、時空を超える

1週間毎日noteを更新してみて、こうなりたい・こうしたいばかり書いていることに気が付いた。 目標を持ったり、理想の自分を心に持っておくことは大切だ。 でも、理想やゴールに囚われ過ぎると、今の自分がどうなっているのかを見失う。 今日は、グローバルメディアの授業の宿題として3時間のインド映画を観て、授業を受けて、そのあとは言語人類学の授業に向けて予習をした。 もしかしたら今日観たインド映画が、社会人になって企画を作る際のヒントになるかもしれないし、教科書に書いてあった「