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人生の伏線を回収して、時空を超える

1週間毎日noteを更新してみて、こうなりたい・こうしたいばかり書いていることに気が付いた。

目標を持ったり、理想の自分を心に持っておくことは大切だ。

でも、理想やゴールに囚われ過ぎると、今の自分がどうなっているのかを見失う。


今日は、グローバルメディアの授業の宿題として3時間のインド映画を観て、授業を受けて、そのあとは言語人類学の授業に向けて予習をした。

もしかしたら今日観たインド映画が、社会人になって企画を作る際のヒントになるかもしれないし、教科書に書いてあった「日本人は飲むと食べるという言葉を、噛むか噛まないかで区別する」という豆知識のおかげで生涯の友に出会うかもしれない。

過去の点が、どう未来に繋がるかはわからないものだ。

だから、未来を意識しつつも確実に今を積み重ねることが大切なんだと思う。

コピーライターである阿部さんが以前noteでこう言っていた。

いまから10年後、僕はなにしてるんだろう?…さっぱりわからない。ただでも。このまま人生の伏線を回収し続けられたら、きっと面白くなる。偶然を、必然に。未来は、過去にある。

私は、この「人生の伏線を回収する」という考え方を飲み込むのに少し時間がかかった。でも理解したあと、とても阿部さんらしいと思った。

小説では、容疑者の些細な行動があとで推理に使われるし、主人公の小さな気づきが世界を救う。

私たちの毎日は、些細な行動と小さな気づきで溢れている。それを伏線にするかどうかは、私たちがそれを元に行動を起こして、感動的なクライマックスを作るかどうかにかかっている。

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