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イマイチなのに推し続けられた肺がん検診(胸部レントゲン)

肺がん検診(胸部レントゲン)って意味あるかいな?

と思いながら、毎年受け続けてきたのだけど、おしまい。

厚生労働省は2025年度を目途に、健康診断の検査項目の見直しを検討している、と言う話はあったのが、そろそろの話になってきた。

検査項目の削除に挙げられているのが、

  • 胸部X線

  • 心電図

  • 空腹時血糖

  • 喀痰

  • 血清トリグリセリド

肺がん検診としての胸部X線検査は、海外では実施されていないし、検査をすることで肺がん死亡率は減少しないと研究結果がでているのに、ずっと続けられてきた。

「健康」への純粋な思いよりも、レントゲンバスとか、検診センターとか、人間ドックとか、検診関連施設・機材・人材など、「健康」よりも別の柵の方がよほど深いのだと思う。

会社の健康診断や人間ドックなどを受けている時には、特定の検査だけパスというのは難しかった、というか多分無理だった。

国民健康保険に変わってからは、健康診断はワンストップではなく、◯◯はこの病院のリストから、◯◯はこの病院のリストから、◯◯はこの日程から選んで、、など細分化。それぞれ予約したり、日程も場所も違うので、やたら面倒なのだけど、検査によっては申し込まないという選択をできるのは、ありがたい。

だから、バリウムの胃がん検診はもう何年も受診していないし、大腸がん検診という名のう◯ち提出検査も受けていない。言い方は悪いが、受けてもね、、だからである。

しかし、なぜか肺がん検診(胸部レントゲン)は受けて続けていた。貧乏性なのか、不安症なのか、胃カメラや大腸内視鏡のように、手軽で比較的安全な代替検査がないからなのか。

いずれにしても、検査項目から削除するということは、「不要な検査」ということなので、一足お先に今年で無事卒業。やっとの決断である。

健康診断(がん検診)で肺がん検診(胸部レントゲン)がなくなったら、今度はオプションで胸部CT推しになるのかな。それはそれで、なんだかな、、としかいいようがない。

というよりも、よく言われる「絶対受けておきたいがん検診」が5つ

  • 肺がん:胸部レントゲン

  • 胃がん:バリウム検査

  • 大腸がん:便潜血検査

  • 子宮頸がん:細胞診

  • 乳がん:乳房X線検査(マンモグラフィ)、 超音波検査(エコー)

そのうち、基本の検査方法だと3つがイマイチってどうなのよ、、という話でもある。

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