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【後編】日本一「教えたくない」と思われてるカレー屋の店主に聞いた、奇跡のカレーができるまでのお話

(前編より) 
決まりかけていた内定を辞退し、急遽料理の道へ進んだ橋爪さん。とはいえ、シェフとしての目覚めとはまだまだ無縁、お店を経営する立場として日々奮闘されていました。
ここまででもかなりの波乱万丈な道でしたが、この後、刻音でカレーを作るようになる人生最大の転機が橋爪さんに訪れます。


どうやったら死ねるだろうと思いながらも、強烈に生きていたいと願った。

イ:美味しいカレーを頂いたところで、お話の続きを伺いたいと思います。
会社として順風満帆にお仕事をされている最中、橋爪さんの人生における最大のピンチが訪れたという事ですが…
橋:シンプルに言えば、脳出血で倒れたんです。
48歳の時でした。
イ:さらりと仰ってますが、とんでもなく恐ろしい病気ですよね。
:そうですね。前兆というか、42歳の時に脳梗塞になった事があってね、その時は助かったんだけど、そこから6年後の悪夢。(笑) なんとか奇跡的に一命は取り留めたものの、半身麻痺が残ったんですよ。
イ:先程、このお話を初めて聞いた時に、とても驚きました。写真では完全にお伝えできないかもしれないのですが、こうして実際にお会いしてみて、正直全くそんな風には見えないんですよ。
橋:しっかりリハビリができたので、ありがたいことにそう言っていただける事も結構あります。ただ自分ではやっぱり体の不調というか、前とは違うなあという感覚はあるかな。
イ:当時のことを少しずつ深めてお聞きしていきたいのですが、まず倒れられてから目が覚めた時って、どんなことを思ったりしたんですか?
橋:意外とその瞬間に絶望!とかはないんですよ。だって、目が覚めた時って、何が何だかわかってない。(笑) 何?!どうなってる!?って、半分意識朦朧としてるから。でも徐々に自分が置かれてる状況がわかってきた時に、病室のベッドの上で「あ、これ次寝たら死んでしまうかもしれないな」って考えちゃってたよね。
イ:もう二度と目が覚めないかもしれない、という恐怖ですね。
橋:そう。寝たら終わる!って雪山で遭難した場面でいうようなセリフだけど、本当にその感じです。(笑) でもそれを繰り返してる内に、今度は段々と自分の人生に対しての後悔というか、何やってたんだろうなって気持ちになっていくの。「自分がずっと走り続けてきた人生の末路がこれか」って。必死に仕事をしてきた結果、自分に残ったのはこの半分動かない体という負の遺産じゃないですか。この人生って何だったんだろう、何のためにやってきたんだろうってそういう気持ちが大きくなっていく。当然生きる気力も無くなっていって。寝たら死んでしまうと思っていても結局死ねないで生きているけど、じゃあいざ「もういいや」と思っても半身不随の身では自殺すらできない。ヘビーな話になるけど、どうやったら死ねるかなあ、ってずっと思ってた。
イ:…聞いてるだけで辛いお話です。
橋:でもね、半分は「生きていたい!」って気持ちもすごくあったんだよね。そのどん底の真っ只中の時に、病院のトイレの中で気を失ったことがあったんだけど、そこでボクは必死にナースコール押して「助けてください!」って救助を求めたそうなんです。自分では全く記憶にないんだけどね。
イ:生きる希望を無くしつつも、その裏側で強烈な生への執着みたいなものがあった、と。でもそれがあって下さって本当に本当に良かったです。
橋:そうだね。助けて!って言えて良かったよね。(笑) そこから徐々にリハビリとかも頑張っていくんですけど、これも最初の方はもう全然成果が出なくてね。勿論自分が気力がなかったからなんだけど。でも、担当して下さったリハビリスタッフの方達の言葉が、ボクの意識を変えてくれたんです。
イ:どんな言葉だったんですか?
橋:「いい加減な気持ちならやらないでもいい。でも、あなたは今のままでは、一人じゃ何もできないし、生きていけないよ」って言われたの。
イ:えっ、あ、結構ドライな感じですね!?すみませんちょっと予想と違って驚きました。
橋:あはは。(笑) でも、この言葉はつまりこういうことなんです。例えばこのままいつか退院を迎える、その時勿論ボクは家族がいる家には帰るわけですね。だけどどんなに一緒に暮らす人がいたって、24時間毎分毎秒ずっと側に誰かがいるって事はないんだよね。妻も当たり前に歳をとる。子供達だっていつか独立して家を出ていくかもしれない。あと単純に、誰かが目を離しちゃう瞬間ってあるじゃない。そういう時にもし本当に一人では手を伸ばして物を取ったりする事すらできなかったら、終わりだよ、と。
イ:なるほど、確かにその通りです。つまりリハビリスタッフの方の言葉は、「誰かに頼ることの否定」ではなく、「自分でできることを増やしてね」という檄みたいなものだったんですね。
橋:そうそう。で、それが気持ちを入れ替えて真面目にリハビリに取り組むきっかけになったんですよね。誰かの手を借りなきゃ何もできない人にならないように、1人でも生きていける力をつけよう!って。そうして自分でも頑張り、周囲の支えもあって、無事に退院出来るようになりました。
イ:今こうして目の前でお話して下さってることが、より一層尊く感じられるエピソードでした。そして退院後のお話になるのですが、もしかしてここでようやく、刻音が出てきたり…?
橋:はい、ここです。(笑)
イ:わ!当たった!(笑)


病床からの復活、そしてはじまる「刻音」。

橋:お待たせしました。(笑) そう、この病気の体験がね、刻音の始まりでもあったんです。さっきお話した入院生活の中での、自分の人生が何だったんだ、という部分にかかってくるんだけど。一言で言うなら、それまでの自分ってエコノミックアニマルだったなってのを凄く感じたんですよ。
イ:エコノミックアニマル…
橋:結局ずっとお金のため、利益のため、そういった事に振り回されてた人生だったんだよね。よく言えばストイックとも言えるのかもしれない。でも、ずっと仕事で利潤という成果を出すことだけを考えて生きてきて、最終的にこうして病気で倒れて。なんて味気ない人生なんだって悲しくなりましたよ。だったらもう、次に仕事するなら、それは勿論生活するためにするためではあるけど、「もっと好きなことを絡めてやりたい」と思ったんです。
イ:「好きなことで生きていく!」 と。
橋:まさに今流行りのその言葉ですね。(笑) それでじゃあ自分が何やりたいかなって考えた時に思い浮かんだのが、料理と音楽だった。
そこから飲食店と音楽をテーマにしたお店をやろう!と思って色々と考えた末に「カレーのお店」を思いついたんです!
イ:すごい!刻音誕生の瞬間!!ちなみに、カレーを選んだ理由は何か思い入れみたいなものがあったんですか?
橋:ううん、消去法!
イ:消去法?
橋:結局体がこういう状態になってしまったからね、出来る料理って限られちゃうんですよ。色んな選択肢の中からこれできない、あ、これもできないなあ、って除外していた結果、残ったのがカレーだった。
イ:ものすごく現実的な理由ですね!
橋:ちなみに第二案として「紅茶とジャムのお店」なんてのもありましたよ。(笑)
イ:方向性が真逆だ!でもそれもちょっと見てみたさはあります。
橋:カレーはもちろん好きだけど、それまで特に作ったこととかもなかったから、もう一から勉強ですよね。
イ:あ、本当に一切の未経験でカレー屋さんを始めようとされてたんですね!?
橋:そうですよ。それどころか、料理だって厨房に立ってきちんと作ってた事なんて一回もなかった。あくまでずっとやってたのは、お店の経営、あとは趣味程度の料理なので。
イ:そこが本当に凄いなあと思うところですが…
橋:ネットとかでスパイスってどういう調合をするんだ?って部分から調べましたから。(笑) とにかくひたすら研究→実践の、トライ&エラーな日々です。そんな感じで少しずつ開店準備をして、そして無事に9年前にオープンしたのが、刻音です。(笑)
イ:取材冒頭でも9年という気キーワードが出てきましたが、改めて確認させて頂くと、橋爪さんが本格的に料理人として厨房に立つお仕事をされてる歴も…
橋:そう、9年。まだ10年未満。(笑)
イ:なのに、刻音は今や日本で一番誰かの「教えたくないとっておき」の場所になっていて、尚且つ全国各地、果ては海外からもわざわざカレーを食べにくる人がいるようなお店になってるんですよね。
橋:ありがたいことですよね。
イ:あの、ズバリ「こうも人から愛される秘訣!」というものは何だったんでしょうか?
橋:取材のお話を頂いてから色々考えてはいたんですけど、明確にこれ!といったものは正直パッと思い浮かばないんだよなあ。(笑)
もちろん、美味しいカレーを出す為に色々研究してますし、新しいメニューも増やしてます。でもそれはおそらく、どんなレストランだってやることでしょ。美味しい食事を提供するためにこだわるのは当たり前ですし。あとは最初の方でも言ったけど、リラックスして食事を楽しんで頂きたいと言う気持ちね。これも意識してるとは言えども、飲食店やる上でものすごく特別なことでもないし、ボク自身の音楽が好きだ、という趣味を反映してる部分も大きいから。
イ:お客様のためでもあるけど、趣味嗜好の部分も大きいと。マネージャーや社長さんだった頃の、自称エコノミックアニマル時代とは真逆ですもんね。
橋:そうですねえ。大体店を始めた頃なんて「間違っちゃったな」くらいのことも思ってたしなあ。
イ:「間違えちゃったな」?
橋:思った以上にカレー作るの大変なんだもの!なんでこんなの選んじゃったんだ~、ナポリタンの方がまだ作るの楽だったよな~って。(笑) 正直、やっぱ辞めちゃおうかな?って思うこともそこそこありました。今もあるかもしれないよ?(笑)
イ:なんてことを!(笑)刻音のファンの方が聞いたら卒倒しそうな言葉がさっきからポンポン出てきますね…
橋:それでも辞めずにいるし、今カレーを作ってお客さんに出して、っていう事が生き甲斐なんですけどね。ひとつ象徴的なエピソードをお話しようかな。あれは刻音を始めて1年半くらいだったんだけど、左半身の痺れで立てなくなってしまって、1ヶ月ほどお店を休業してた事があったんです。その時に、店舗の契約がもうそろそろ満了だから、しばらくしたらお店をやめようと思ってて。でも復帰初日に開店準備をしてたら、入り口のところに店が開くのを待っててくれるお客さんがいたんですよ。ああ楽しみにしててくれる人、この店を好きでいてくれる人がいるんだ、って思ったよね。そうしたらもう、辞められないよなあって。辞める理由って正直、いくらでも思いつく。休みたい~怠けたい~みたいな事だって思うよ。(笑) でもそれってボクのわがままでしょ。だから、続けようって思うし、思わせて貰ってる。あとはやっぱり、一度死にかけた自分がこうして生きてる、生かされてるじゃないですか。何か使命があるとするなら、それがこうやってカレーを作って、支えてくれる人に返していく事だとも思うし。そうだ、話が少し戻るけど、脳出血やってリハビリ病棟いた時に「ここに居られる事ってありがたいね」って話を入院中に聞いたことがあったんですよ。
イ:ありがたい、ですか?
橋:そう、リハビリ病棟にいることがラッキーだって。というのも、この病気は本当に一歩対応が遅ければあっけなく命を落としてしまうし、それを免れたとしても、意識が戻らないとか、一生立ち上がることすら出来ないなんてこともザラにあるんですね。だからリハビリが出来る程度にまで回復できたという事は、実はものすごくツイてるんだと。もうそうなったら生かされた命を無駄にするなんてことはしちゃいけない。自分にできることをしようって言う風に考えるよね。だから僕がこうしてカレー作って、刻音をやっている事は、誰かを勇気づけたい気持ちでやってる部分もあるのかもしれない。
イ:なるほど…何だか橋爪さんの作った刻音が、こうも人を惹きつける理由が少しだけ見えた気がしました。なんというか、周囲の方々への感謝がものすごく深くある方なのだと思います。もっと違う言葉にするなら、サービス精神がとても旺盛というか。ご自身の運命、支えてくれる周囲の方、環境への感謝など、そういった部分から、人を喜ばせたい、人の期待に答えたい、という想いに発展していく…素晴らし過ぎませんか?
橋:そうまで言ってもらえると逆に恥ずかしいなあ!(笑) いや、でも、人を喜ばせたいとか期待に応えたいというよりは、喜んで頂ければ。応えられれば、の方が適切かもしれないけど。本当にとてもよく褒めてくれてありがとうございます。
イ:もうここまでお客さんがついてくる理由って、小手先のコツみたいなものじゃないんですよね。お客さんに喜んで欲しいな、と言う気持ちで一生懸命やってたら、結果として後から「このお店は私の特別な場所だな」と思うような、熱烈なファンが増え、その期待に応える為に更に橋爪さんが頑張る…という、とてつもなくいい循環が産んだ状況、という事なんですね。
橋:そうなっちゃうのかなぁ。
イ:でもあえて具体的なポイントを上げてみるとするなら…個人的に気づいたのは、距離感がとても心地よい気がしたんです。先程カレーをお出しして頂いたんですが、例えばお水を注いでくださるタイミングだったり、私がナプキンを探してキョロキョロしていたらすかさず「卓上にウェットティッシュがあるので使ってね」と仰って下さったり。ドリンクの準備などでこちらに背中を向けておられるのに、何故すごくいい間合いで声をかけて下さったんだろう?と驚きました。…もしかして、背中に目がついてらっしゃるんですか?
橋:あはははは。(笑)
イ:だって、あまりにもナチュラルで!ずっと見張られてるような感じでもなく、本当に心地よくお世話して下さってると感じたんです。これ、取材だからではなく通常営業時もこんな風にされてるのだとしたら、お客さんの心をつかんで離さない大きな要因の1つではないでしょうか。
橋:それはね、正直ちょっと意識はしてます。只、明確な目的があって狙ってやってるというよりは、逆の立場で嬉しい事をしてるだけなの。だって自分がやってもらったら嬉しいでしょ。僕自身がお客さんだった時こうだったら嬉しいなって事、やっぱりしてあげたいじゃないですか。
イ:つまり、当たり前のことをしてるだけ、と。
橋:当たり前のことを当たり前の様にできる人って今の時代少なくなってきてるよね。だから、当然のことをしてるだけですごいねって言われちゃう。(笑)

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メニューや営業時間のお知らせなどが書かれた黒板。
味のある癖字が店内の雰囲気とマッチしている。


奇跡のカレーが作る未来

イ:そろそろまとめに入っていきたいと思うのですが、9周年目を迎えた今、この先どんな目標や夢がありますか?
橋:夢かぁ…うーん、身の丈。
イ:身の丈?
橋:そう。身の丈。お店大きくしたいとか、より知名度をあげたい!とかはあんまりないんでね。ただ、自分の手の届く範囲のこの店を長く続けたいのがまず1つの目標ですよ。
イ:とても謙虚な姿勢で素敵だと思うのですが、なんだか勿体ないような気もしてしまいます。
橋:ううん、そんなことないよ。
イ:逆にあんまり知られたくない、ひっそりとストイックにやっていきたい…という部分もあったり?
橋:まさか、全然。刻音を好きになってくれる方が増えるのって嬉しいですよ!あと別にポップな事が嫌いとかでもないですからね。カレーグランプリとか全然出たいよ!(笑)
イ:刻音の店構えとはギャップのあるワードだ!(笑)
橋:お客様の「教えたくない!」という気持ちもわかるし、そこを尊重したさは大いにある。だからと言って「常連様だけで!」みたいなスタンスではないんです。只、例えばより大きな規模で!より利益を!みたいな考えは抱いてません。それは何故かというと、手を広げすぎることで取りこぼしがあることが一番嫌だなと思うから。
イ:取りこぼし?
橋:さっきお客様との距離感、目配りの部分の話をさせてもらったけど、結局何故それが可能かというと、この規模で1人でやってるお店だからなんですよ。あくまでボク一人でできる範囲で、自分で責任持ってまかなえる範囲だから、心地の良い食事の時間をみなさんに提供できている。ここに来てくれてお客さんになってくれる人とは、コミュニケーションが取れているんです。たくさんおしゃべりとするとか、個人的なおつきあいがあるという事ではなく、店主とお客としての信頼関係の話ね。会話がないお客様であっても、来店して食事をしてもらうという事を通して気持ちが通じ合ってると思ってる。刻音は、そういうお店でありたいんですよ。だから、来てくれる方にとってのいい空間を取り上げない為にも、むやみに店は大きくしたくはないかな。
イ:できることを少しずつ、という現状維持ですね
橋:そう。あ、それからもう1つ具体的なお話もすると、フードロスをなくすことも実現していきたいね!
イ:フードロスの削減、ですか。
橋:やっぱり世の中で今問題になってる部分じゃないですか。いち飲食店が気を付けたところで、世界は大きく変わらないかもしれないけど、だから何もしないでいいっていうのは違うでしょ。小さな一歩から貢献してくことが大切だと思っています。
イ:お客さんの事を想い、世界の事を想う。刻音というお店の根底にある優しさが伝わる未来予想図です。では、最後に一言、記事のしめくくりになるようなお言葉を頂けますでしょうか。
橋:シメか…じゃあ、おこがましいこともう1つ言っていいですか?
イ:謙虚過ぎるほどの橋爪さんの「おこがましい」は「おこがましい」に当たらない可能性もありますが…
橋:あのね…自分のカレーのこと「奇跡のカレー」って言ってるんです。
イ:奇跡のカレー?
橋:何言ってんのこの人って今思ったでしょう?(笑) あの、あれですよ。奇跡のように美味しいカレーという意味ではないですからね?命に係わる病気から奇跡的に助かり、そして奇跡的に店をやれていて、そこにたくさんのお客様が来て下さって、そういった色んなめぐりあわせを含めての「奇跡」です。
イ:大丈夫です、しっかりそのように解釈させて頂いております。
橋:ありがとうございます。(笑) 繰り返しにはなっちゃうけど、だからこそ求めて頂いている限りは一生懸命やらなきゃと思うし、あとはこの体験を人にも伝えたいとも思うので。今日は取材をして頂いてよかった。ありがとうございました。
イ:こちらこそ、貴重なお話をお聞かせ頂いてありがとうございます。
奇跡のカレーってワードは絶対に大きくコピーとして使わせて頂くきますね!また、今日で私もすっかり大ファンになってしまったので、お体ご自愛しつつ、ぜひ末長く刻音を開け続けて頂きたいです。応援しています。
橋:ありがとう。またのお越しを、お待ちしております。

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<終わり>


・編集後記・

カウンターの中で作業をされている佇まいがダンディでクールな橋爪さん。
でもひとたびお話が始まると、優しい笑顔と時折混じる地元・久留米の方言が、とても親しみやすくて素敵!
「ついつい長くなっちゃうんだよね」と言いながら、たくさんの面白いエピソードを披露して下さり、お陰様で記事内容が充実しました。
(interview&writing by s.todoroki)