やっぱり、本が好き
先週に続き、今日も図書館へ。
自慢げに作業風景を見せてくるコーヒー自販機の
仕事ぶりを見届けた後、休憩スペースで本を開く。
この数年間、年々読書量が減って
ついに、コミックエッセイを除けば、年間で一冊も
読み切れなくなってしまった。
でも、先週久しぶり図書館で本を読んで思った。
ここでなら、読める。
家で読むより自分が集中してるのがわかる。
そして、
やっぱり自分は本が好きだ。
今のページが面白くて、興味部くて、
次のページが楽しみで、
あとがきを読むのが少し寂しい。
楽しい、こんな気持ちいつぶりだろう。
その時間
毎月毎月、推しの作家さんにファンレター送ってた小学生の自分が隣にいた。
好きな小説の貸し借りで、他人と交流ができてた
中学生が隣にいた。
本を読んで早朝から泣いてた高校生が隣にいた。
ブランクがあるせいもあって割とすぐに
疲れてしまった。
1時間ぐらいだったけど、読書がすきだなぁって
心から感じた、楽しい時間だった。
本を読むのが好きなのは
人の考えとか感情に触れられるから。
リアルな生活の中で人の感傷とか考えに触れるには
時間をかけて、空気を読んで、
こちらの心もある程度明け渡す必要がある。
(つまり相手が見せてくれるのも、ある程度)
コミュ症な人間にはそこそこ体力がいる事。
でも、本なら一方通行で受け取れる。
例え架空の登場人物の気持ちでも、
自分ではないもの、自分の中にはないものに
触れるのは気分がいい。
コミュ症で、じぶんの心の内を晒すのが苦手。
でも、
他人と関わりたい、他人の考え方や感情に触れたい
そんな惨めな気持ちを本は満たしてくれる。
そんな気がする。