お家でできる 「歯ぎしり・食いしばり対策」
今日はお家でできる
「歯ぎしり・食いしばり対策」
についてお伝えします。
その対策を・・・
1)日中にできること!
2)夜行うこと!
の2つに分けて説明しますね。
お仕事で、パソコン前でずーっと作業していたら
いつの間にか「食いしばってた!」
というようなことはありませんか?
まず最初に「日中にできること」ですが・・・
起きているときは「食いしばり」をしている人が多いので
「自分が食いしばっている!」
ということに気付くことです。
「普段の生活のどの場面で
自分が食いしばっているのか?」
噛みしめている自分にうまく気付くというのは、
意外と難しいものです。
ここで登場するのが、
付箋紙やマジックインク、
カラーテープなどです!
これらを使って普段よく使う道具に目印をつけて、
「それを見たら食いしばりのことを
思い出すようにする!」
これがポイントです。
あなたが主婦の場合は・・・
水道の蛇口やまな板、包丁の柄の背などに。
事務仕事が多い人はペンの柄や、キーボードなどに、
また、車の運転を毎日する方はハンドルに、
というように。
日常のどの場面で自分が
「食いしばっていたか?」がわかれば
その場面になった時に
「自分で意識して、歯と歯を合わせないようにする!」
これが日中にできる対策です。
そして夜に行う対策は2つあります。
まずは「枕」を当てる位置について。
後頭の一番出っ張ったところより
首の付け根近くに枕を当てるようにします。
そうすると・・・
首が若干後ろに沿って頭が上を向くので、
口が開きやすくなります。
救急救命講習で鼻をつまんで
あご先を上げさせるあの状態です!
人工呼吸するときのあの首の位置!
イメージできましたでしょうか?
首あたりにおきやすいように、
バスタオルをロール状に巻いて
首の下に敷いてあげるだけでもいいですね。
二重あごになるみたいに、
首が下向きになる枕を使っていると
あご関節が歯と歯が合わさりやすい位置に移動してしまうので、
食いしばりや歯ぎしりがおきやすくなります。
ぜひ試してみてください。
そしてもう1つ!
布団に入ったら何も考えないようにして下さい。
もし、どうしても考えることがあれば、
もう一度、布団から出て考えて下さい。
「布団の中は眠るだけの所」と決めて下さい。
あるいは、朝目覚めてから
布団のなかで考える習慣をつけるとよい考えがでてきます。
布団に入ったら呼吸に意識を傾け、
吐くときに脱力するのを繰り返しながら、
手足やお腹が温かくなってくるのを感じて下さい。
また、吐くときに・・・
「自分がリラックスできる言葉」
を唱えるのも良いでしょう。
例えば・・・
「リラックス、リラックス」
「いい気分、いい気分」
「楽だ、楽だ」
など何でもよいです。
そして、次の朝、今あるすべての症状がなくなって、
すっきり爽やかに目覚めるあなたの姿を
イメージしながら眠りに入って下さい。
では今日のまとめです。
お家でできる簡単な「歯ぎしり・くいしばり」対策として
日中にできることは、
「自分がいつ食いしばっているのか?」を探すこと!
見つけたら、その場面で意識的に気をつけること!
夜にできる対策は、枕の位置を工夫して
口を開きやすくして、
布団に入ったら「気持ちの良い自分」を
想像しながら寝ること!
これらは簡単なことですが、効果的ですよ!
ぜひ試してみてくださいね!
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