妻と娘と保育園の先生から、人を思いやることについて考えた話。
昨日は妻が保育園へお迎え。
どうやらいつもより5分くらい遅くなってしまったらしい。
保育園に着いて、先生から話があった。
娘が保育園の先生とお話をしていて、娘が先生に、
「ママ来ないねぇ。ママはお腹大きいから自転車ゆっくり漕いでるのかもしれない。大丈夫かなぁ。」
と言ってたらしい。
妻は妊婦。
以前、妻と娘で
「ママはお腹に赤ちゃんいるから、ゆっくり漕ぐね。」
と話をしていたそうで、そのこともしっかり覚えていたみたい。
これを聞いて、娘の見えない優しさに心がグッと動かされた。
3歳が何をどこまでできるのか、考えられるのかはわからない。
けど、3歳にして既に人を思いやる優しさを持ち合わせている。
普段は見えないけど、僕や妻が知らないところで、見えないところで、
そういった優しさを感じられるようなことを出していた。
人に優しく、人を思いやる、人を気遣う、が大事とはいうが、
心から「あ〜ほんとやさしいな〜」って思えることってそこまで多くない気がする。
でも、見えないところでの優しさを知ったとき、心からその優しさを実感できる。
大人になると、ビジネスや建前上、
人への優しさや気遣いはできて当然、という場面があったりする。
建前上での気遣いもたくさんある。
それもめちゃくちゃ大事。
だが、本当の意味で人を思いやれる人でありたい。
そしたら、きっと自分も自分の周りの人も心地よく過ごせるし、幸せだと思う。
娘と妻、保育園の先生のエピソードを聞いて、そう思った。
人を思いやることに完璧も、正解もない。
自分にできそうなちょっとした思いやりを少しずつでも良いからやってみる。
考える前に、まずはやってみる。
言ってみる、でもいいかもしれない。
小さなことからやってみよう。
こういうことの積み重ねが毎日を楽しくするんだろうな〜なんて思う。