娘の悔しい気持ちを力に変える姿に感動した話。
保育園へ送るとき、クラスまで抱っこで連れて行っている。
荷物も僕が持って、娘を抱っこして。
同学年の子で自分で歩いてクラスまで行く子もいるが、気にしていない。
妻や自分といるのが楽しいし好きなんだろうし、
家で過ごすのが楽しいし好きなんだろう。
それは嬉しいこと。
ただ、昨日は、突然自分で荷物を全て持ってクラスまで歩いて行った。
突然のことでびっくり。
荷物には、水筒や着替え、お昼寝で使うタオルも入ってたりするからなかなかの重さ。
100センチにも満たない小さな身体で頑張って持ち、
階段を一段、一段気をつけながら上る。
その頑張る姿を見て、なんだか朝から感動してしまった。
帰ってきて、娘に聞いてみた。
「あさちゃん、なんで今日は1人で荷物も持って歩いて行けたの?」
「もうお姉さんだから!」
「もうお姉さんだから!」は娘がよく使う言葉なので、他になにか理由がありそうだと思い、考えてみた。
そういえば、妻が「朝行くとき、教室までパパに抱っこしてもらってるの?」と聞いていた。
もしかしたら、それかな〜と思い、聞いてみた。
「あさちゃん、ママに教室までパパに抱っこしてもらってるの?って聞かれたから?悔しかったの?」
「(無言でうなずく)」
「そっか。それでやってみようと思ったんだ?」
「(無言でうなずく)」
ちょっと誘導質問みたいになってしまった感はあるが、まあ本人がそうだというなら悔しい気持ちも多少なりともあったのかもしれない。
悔しい気持ちは力になる。
悔しかったからできるようになった、という経験は自分もたくさんある。
この悔しい気持ち、大人になるとなかなか出てきづらい。
でもWebの仕事を始めてから、この悔しい気持ちが戻ってきている感覚がある。
できなくて悔しくて、踏ん張って、できるようにもなっている。
1つずつではあるが、少しずつできることも増えている。
亀のような歩みではあるが、確実に前に進めている。
娘の悔しい気持ちを力に変えてる姿から、自分も「悔しい!」と思えることにフォーカスして力に変えていきたい。
娘に負けじと成長するんだ。
それにしても1人で歩いて行くようになると、
「抱っこしてーーー」とせがまれて抱っこして行くのも、あと何回あるだろう。
そうと考えると今必要とされてることが急に愛おしくなるし、今を大切にしようと思う。
大事なことに気づかせてくれる子どもは宝。
子どもって天才だな〜と今日も思った。