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来年のカレンダーはどれにしよう?今の暮らしにちょうどいいカレンダー探し。

父が某航空会社勤務だった実家のリビングには、物心ついたころからずっと『世界の美女』カレンダーが鎮座していました。子どもながらに、2ヵ月おきに変わる見たことのない景色と各国の美女が楽しみだった記憶が。

これです!懐かしい…。
画像はこちらのブログからお借りしました。
http://naokoguide.com/blog-entry-3067.html

大人になった今でも覚えているほど、毎日目にするカレンダーの存在はなかなかに大きく、その家の文化が垣間見えるアイテムな気も。

「2024 カレンダー」を目にする機会が増えるこの時期、わたしも来年の暮らしを想像しながら、それにピッタリなカレンダーを考えてみることに。

以前はリビングに置くカレンダー=インテリアの一部だったので、デザイン重視。機能面は「今日は〇日で、今月のこの辺り」くらいが分かれば十分でした。

娘たちの予定を全部わたしが管理していた時代はそれで事足りていたけれど、今年からは2人とも小学生。カレンダーの力を借りて、それぞれの予定を彼女たち自身で把握できる仕組みをつくりたい!と思い、こんな条件でリサーチ開始。

・周りと調和するシンプルなデザイン。でも事務的過ぎるのも嫌。
・子どもたちが読める表記。ひらがなだとGOOD。
・予定を書き込むスペースがしっかりある。
・枠線がある(1日を1マスでとらえられる方が子どもに分かりやすい)。
・処分がラク(リングつきはできれば避けたい)。

ところが、なかなかピンとくるものに出合えず。ひとまず、美しさに一目惚れしたarkiettiのカレンダーをお迎えし、カレンダー下にその日のスケジュールを書き出す方式を採用。

今年の前半はこのスタイルでした。

しばらくこのやり方でまわしていたものの、忙しいと翌日分を書き忘れてしまい、そのまま数日間放置→子どもたちから何度も予定を聞かれてイライラ…のループに。

それが数回続き、本腰を入れてカレンダーの再リサーチをしていて見つけたのが、グラフィックデザイナーによるプリント素材サイト、class, design

なかでも、3歳の娘さんが市販のカレンダーを理解できなかったことが発端でデザインされた『こども知育カレンダー』が、先の条件を全部クリアする逸品でした。

A4の普通紙に印刷するだけでも十分だけれど、サイトのアドバイスに沿って用紙を変えてみると、雰囲気がぐっとアップ。

様々なカラーペーパーのなかで、わたしは表面に凹凸があって奥行きが感じられる、ミタントのホワイトをチョイスしました。今回はベーシックカラーを選んだけれど、差し色にしてもきっとかわいいはず…!

これを自宅で眠っていたニトリのフレームに入れたら、より好みの仕上がりに。

たくさん余っていたラベルシールを使って、長女のスケジュールは青、次女は赤、2人に共通のものは黄に色分けを。

ラベルシールの色で視覚的に予定を認識できるから、余計な文字を読まずに済む、次女に優しい仕様です(笑)。

さらに、日にちを正確に追えていない次女のために、今日のマスに小さなマグネットをペタリ。カレンダー裏にA4のマグネットシートを入れて、磁石がくっつくようにしてみました。これで宿題に日付けを書く時も迷いません。

これなら、月末に翌月の予定をまとめて書き込めばOKなので、わたしの作業もだいぶラク。1ヶ月分の予定が見える化できたことで、特に長女は「この週は〇〇があるから…」という類の話をする機会が増えました。

ゆくゆくはそれが前もっての準備なんかにつながると良いなと期待しつつ、まずは直近の予定が分かっているだけで良しとします。

みんなの目に入る、ダイニングテーブルの横が定位置。
これは以前と変わらず。

ザ・事務用には振り切らず、ほど良くインテリア要素はありながら、予定管理の役割もちゃんと果たしてくれる。下半期に出合った『こども知育カレンダー』は、まさに今のわが家にちょうどいいアイテムでした。

来年のカレンダーが続々と発売されるこのタイミングで買い替えようという気が起こらないから、きっと来年もお世話になるはず。

ちなみに、元々リビングにあったarkiettiのカレンダーはトイレに移動して、毎月変わる北欧の風景で癒しをくれています。

カレンダーは簡単に季節感を演出できるから、こうした小さいスペースには、絵を飾るように楽しめるものを選びたい。

例えば、毎年あっという間に売り切れてしまう北欧、暮らしの道具店のオリジナルカレンダーや、

最近次女がハマっている絵本シリーズ、『チリとチリリ』のカレンダーもとってもかわいくて惹かれています。

いろいろ悩むのが楽しいし、来年の暮らしに思いをはせる、ちょっぴりワクワクする時間にも。カレンダー選びは、この時期ならではの小さなお楽しみイベントかもしれません。

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