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Clubhouse ルーム盛り上げテク6選
皆さんこんにちは。作曲家で音楽プロデューサーの齊藤耕太郎です。
早速!1月28日(木)22時から、
話題のClubhouseでルームを作り、
みんなで話してみました!
実際どんな話をしたかは、規約上一切メモに残してはいけない、というルールらしいので、今回はそれに則り、主催してみて分かったことを書き記していきます。終わりたてほやほやの意見!是非ご覧あれ。
前提
・今回の部屋は事前にスケジューリングして立てたもの
・主催した僕は、一応事前に話したい方にはお声をかけた
・時間は現状Clubhouseが盛り上がる22時台に指定した
・ある程度、事前のSNSで「みんなで喋りたい」旨を告知した
というもの。その上で、
①開催前、別の音楽系ルームに参加→リスナーが増えた
僕が開催する1時間半前に、「Clubhouseで音楽についてできること」というルームに僕も入室しました。そこでは音楽レーベルやエンターテック系、IT系のビジネスマンの皆さんが既に激論を交わされていて、僕もSpeakerとして手を挙げ、会話に参加させてもらいました。
これによって、新たにリスナーの皆さんと出会うことができ、その方々が僕が主催するルームの方に継続して流れてきてくれました。進行役のお一人である海保けんたろーさんの上手なパスによるもの。本当に感謝です。
#Clubhouse の本質は「偶発的かつ有益な出会いの創出」だな!!
— 海保けんたろー / 音楽ビジネス×テクノロジー (@kentaro_kaiho) January 28, 2021
僕とは全く違う切り口で次世代の音楽ビジネスに切り込んでいる方のお一人。元ドラマーだなというのが、会話のパス回しの中でもすごく活きている方で、話していて気持ちよくグルーヴを作ってもらっていたように感じます。凄かったな。本当に。
なので、是非ご自身で音楽ルームを立てられるときは、他の方のルームが何時に開かれているかのバランスは見た方が良いかもしれないです。不要に裏番組にしても仕方がないし、現状音楽に興味があるユーザー層は限られているので、その輪のなかで自分が得意な話題を提供し、ファン、ビジネスパートナーになり得る人たちみんなにとって情報収集しやすい場を作るべきだと感じました。
で、次はその海保さんが再三おっしゃっていたこと。
②タイトルはもっと具体的にすべき
今回、「コロナ」「音楽」という軸でタイトルを作ったのですが、もっと具体的に「誰のために」「何を話し」「どうなりたいか」をタイトルにまとめた方がルームに入ってもらいやすそうです。
Clubhouseはフォローしている人がその瞬間に入室しているルームやスケジューリングしたルーム、または自分がリマインダーに入れたルームがトップに表示される仕組みです。
基本的にリスナーはそれぞれの部屋に試しに入ってみて、入室した時の話題の印象で滞在するか離脱するかを自由に決められる。だから、一度にたくさんの方が入室している数的な証拠も大切ですが、それ以上に「1人の人がどれだけ長くそのルームで楽しめるか」を大事にした方がより濃いファンベースになれると言えるでしょう。
そのためには、ターゲットと目的を明確にしたタイトルが必須
Clubhouseはまだ参加者自体も(今日段階では)ギリギリ多くない印象で、特にエンタメ界隈の人たちはまだまだ探り探りな印象です。そのため今は
・Clubhouseで何が叶えられるか
・Clubhouseと他のSNSの違いは何か
・Clubhouseで出来ること、出来ないこと
などの基本的な部分を語らう場は、非常に盛り上がる印象です。もし、この要素を交える場合、愚直に興味あるターゲットの方々に対して、同じ目線で考えられる場を提供すべきだなと思いました。
なお、これは別の切り口からテーマを発する際も同じ。きっと僕の場合、今回のルームタイトルは
コロナ禍の音楽について語る会
↓
例1:コロナ禍にClubhouseを音楽ビジネスにどう活かすか
例2:コロナ禍でライブがしにくい音楽家の理想的活動プランを語ろう
例3:コロナ禍に爆売れしたアーティストの成功事例から学ぼう
のように、「いつ」「何を」「どうしたいのか」を明確にすべきだったのかなと思いました。次回の切り口、タイトル付けから活かそうと思います!ありがとう海保さん!!!!
③MCがとっても大事
ルームをどう運営したいかにもよりますが、今回僕が「みんなで喋ろう」と事前に告知してまで叶えたかった「双方向のコミュニケーション」はうまくいきませんでした。最初に、ルームに入ってくれた方々のお話がとっても面白かったのは勿論ありますが、割とそれぞれの話を僕自身が楽しんでしまい、聞いてしまった&自分も盛り上がって喋ってしまったのは反省点。(お話しいただいた皆さんは最高でした!めっちゃ面白かった。)
自由に話が盛り上がり、生特有の予定調和一切なしの話題展開はとっても興味深く面白かったのですが、みんなが会話して楽しめる場を作るとなると、専任のMCがいてもいいのかなと僕は感じました。
話をしっかり聞き、必要な人にパスを出す。その点、前述の海保さんはビビるくらい人の魅力を引き出すことが上手で、僕も学ぶところが本当にたくさんありました。今後、僕自身が聞き役に回るような会も作れたらなと思うのですが、何せ僕は火がつくとマシンガントークな人間性で(笑)
なので、僕のルームについては、今後どんな話題でも話をまとめあげられる、自分にとって最高のMCとコラボして展開したいと思います。そのMCについては・・・後日改めて。
④Z世代スピーカーがいると盛り上がる
僕が現状を客観視する限りですが、Clubhouseは30~40代のIT業界の方々を発端に流行り出していて、「招待枠1人につき2つ」という仕組み上、現状まだまだその世代、セグメントの方々が圧倒的なボリュームを占める印象。その是非に関してはここでは控えますが、それによって「Z世代スピーカーの意見がキラキラして聞こえる」という現象が起きました。
今回、僕が声をかけて参加してくれた、2人の才能あるアーティスト達。
僕がこのnoteで「サブミッションメディア(楽曲を募集し紹介する)」企画を行った時に、真っ先に曲を送ってきてくれたことがキッカケで知り合った、広瀬大地くんとORIVAくん。
noteで知り合ったという経緯自体も令和!って感じですが、彼ら2人は人間的にも非常に出来た若者達。僕も今やすっかり友人であり音楽仲間なのですが、2人ともそれぞれのフィールドでセルフプロデュースを行い、30代、40代が多くを占める場でも物怖じせず、それぞれの立場で素晴らしいトークを繰り広げてくれました。
オーガナイザーとしては、彼らが自身のプロモーションに広告戦略的なことをいくつも取り入れていること、SNSなどへの感度の高さが窺い知れた今日のトークに、本当に誘ってよかったなと感じました。僕はしばしば、彼ら世代の仲間達から僕自身の音楽感をアップデートしてもらえます。
キャリアを重ねていくと、中にはなかなか若くて賢く、実行力ある仲間が出来にくくなりがちな環境で音楽、ビジネスをする方もいらっしゃると思います。そんな方々にとって、彼らのような存在はとても新鮮な意見となり得るし、彼らにとってもまた、
個人を中心に活動するのが当たり前な実力者
↓
思わぬところで仕事になり、チャンスを拡大する可能性に
と、シナジーが生まれる可能性は多々あります。僕は今後、彼らに限らず色んな方を自分のルームのスピーカーにお呼びしたいと思っています。是非、色んな方同士でコミュニケーションを行ってみてください!
⑤コミュ力を鍛えまくれ!!
結局、何を隠そう、これに尽きると感じました。自分の意志を明確かつエモーショナルに相手に伝えられる能力、これは今後、アーティスト、クリエイター、マーケターなど職種に限らず全ての人に必要なことだと感じます。
それは、音声、しかもライブでの会話だからこその難しさがあるから。
ー 筋書きを書いても、人が増えたらコントロールは出来ない
ー コントロールした瞬間に、偶発性が生まれずzoomを一緒になる
ー 自分語りが過剰だと、場の会話の流れ全体が悪くなる
ー かといって、自分のことを知ってもらいたい
Clubhouseで発信したい方々は、少なからず自分自身の価値を高めたくて発信を行なっていると思います。ここは間違いなく、今までのどのSNSよりリアルタイムに双方向です。自分たちが作ったアジェンダが、誰かの入室一つで大きく良くなる(勿論悪くなることもある)可能性がある!そこで、リアルだと出会うはずがなかった人たちがつながる!超面白いじゃん。
僕は、日本人特有の「カラオケで次何を入れるか」っていうリレー具合を、Clubhouseのスピーカーの皆さんとのやり取りで思い出しました。
曲順と、ムードと、みんなが欲しい楽曲かどうか。それらの要素を吟味しながら、自分の引き出しの中で遊べる人が、カラオケで盛り上げ役となり、人気者になれると僕は思ってます。ここでのトークもまさにそんな感じ。自分語りが過剰な人は当然全体の流れを悪くするし、かといって、引っ込んでたら永遠に「自分が喋れる番」は回ってはこない。
会話と会話が途切れる間(ま)に、自分が気持ち強引に割って入れるかどうか。そして割ったからには、全員が興味喚起される話題を提供できるかどうか。その、センスはすごく大事な要素だなと感じました。
また、今日自分が主催して思ったのは、僕が話を終える時に作ってしまう間(ま)は、顔が見えないコミュニケーションであるClubhouseでは少し対策が必要だということ。
僕が理想とするテンポで語れる相方をSpeakerに見つけたり(今日はマッッッッジで海保さんや他のSpeakerの皆さんに助けてもらった・・・)、自分自身も次の話題に振るまでやって話を終えるなど、次回の場ではより工夫してみます!
⑥プロフ、みんな具体的に書いて!!
Clubhouseは音声に特化したコミュニケーションツールで、チャット機能は現状実装されていません。唯一存在するのは「手を挙げる」というアイコンのみ。これではなかなか意思表示は難しく、リスナーの皆さんとコール&レスポンスしたり、ましてやSpeakerとなり得る方を見つけるのも大変。
だから是非、プロフィールを限りなく具体的に書いて欲しいです!
これは今日(2021年1月28日)の時点での僕のプロフィール。他のSNSではあり得ないくらい、僕からすると「ちょっとうざい」書き方(笑)なんか仕事をドヤってる感じもする。でも、今のClubhouseでの感想は、
これだけ書いてるから、全然知らない人にも興味持ってもらえてる
っていうこと。(あんまりこういう目で見てないけど)フォロワーの大小が他のSNSと比較して少ない今、第一印象で興味を持ってもらえる情報量をなるべく増やす工夫は必要だと思います。
ー 経歴がユニークに示せること
ー 接点を増やす場になること
ー 会話のネタになりやすい情報を盛り込むこと
これは、リアルに人と話す時に誰もが意識することですよね。結局、場がオンラインになっただけで、実は人との会話の本質って何も変わらないんだなと強く感じました。
結び
僕は正直、Clubhouseが持つ「招待制」という、悪く言えば排他的なスピリットがあまり好きではありません。信頼性を高めるためのものだとは思うのですが、それが「時代に取り残される恐怖」を煽るようなモラルないインフルエンサーを産む可能性を数日ずっと感じていた。
それが進むようなら、いくら周りが楽しいと言っていても、招待してくれた友人には申し訳ないと思いつつ、すぐに手を引こうと思っていました。
でも、今日確信しました。
Clubhouseは、自分たちの工夫で楽しくできる!
僕はここではっきりと自分のスタンスを示しますが、このSNSにおいて、僕自身が興味を持ってチェックしたいと思うまでは友人・知人であってもフォローを増やすつもりはありません。自分の興味関心以外の情報がタイムライン(って呼ぶのかな?)に溢れるのが僕はすごく嫌で、それが気になってつい携帯を見てしまうクセがあるからです。
でも、もし誰かが「招待待ち」として僕のところに出てきたのなら、僕はどんな方でも招待を出すつもりです。それは、まずこのSNSの魅力を1人でも多くの人に感じてもらいたいからです。早く市場が広がった方が、僕はおそらく、僕のやりたい発信活動ができるんです。
今日も追加で3つ、招待枠が届いたので、きっと1ヶ月もすればClubhouseがどれほど人気SNSになるかが見えてくるはずです。今、まだ使えていない人でもきっと、自由に使える日は近く来るはず。その際に是非、みんなで楽しめる場にしていきたいし、今僕が手を出せる範囲は、音楽を愛する方々にこの魅力を知ってもらえるよう動いていきます。
今後もこの件、注視してきます。お楽しみに!
齊藤耕太郎 / Kotaro Saito
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— Kotaro Saito / 齊藤 耕太郎@音楽プロデューサー (@kotarosaito1211) January 12, 2021
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