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逃げたあの日、僕のワーホリは始まった。

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僕は2016年9月、オーストラリアワーホリを決めました。 そして2019年某日、僕のワーホリが終わります。 これは、僕がワーホリを決めたあの夜から、そのワーホリを自分で終わらせ…
ワーホリへ行きたい人 ワーホリへ行くか迷っている人 ワーホリへ行きたいけど、不安な人、怖い人 ワー…
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#海外旅行

第五章 貯まらないお金。溜まっていく不安とストレス。

プロローグ(無料)はこちらから。 * * *   2018年7月某日、ファームでの3ヶ月間の修行と、ひとり旅を終えて、再びブリスベンの地に戻ってきた。   ここからはいよいよワーキングホリデーの、ワーキングがメインになってくる。気持ちは、あくまでもホリデーだけど。   ブリスベンでの滞在先はすでに決まっていた。語学学校に通っていた時に住んでいたシェアハウスに戻るのだ。バッパー生活の時、幾度となく夢にまで見た快適なあの部屋に。   ちなみに2019年5月のこの時点でも、

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第二章 リスニング0点!?三角関係を育んだ語学学校。

  2017年11月2日木曜日、オーストラリア・ブリスベンに到着。   金曜日にエージェントのオリエンテーションに行き、土日を挟んで、いよいよ月曜日から語学学校が始まった。   オーストラリアのワーキングホリデーでは、最大17週間(4ヶ月間)学校に通うことができる。   何度も言うように、僕の英語はからっきし。小心者の僕は、仕事をする勇気なんか到底持ち合わせていなかったので、当然のように4ヶ月間の語学学校を申し込んでいた。   日本で仕事に疲れてしまっていたこともあり、すぐ

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第ゼロ章 ワーホリを決めた夜。

◁ プロローグ ワーホリの終わりはこちら。(無料) ✱ ✱ ✱ 2016年9月、僕は金沢にいた。見知らぬ外国人が隣に座り、僕はただ、ひたすらに英語という未知の言語を聞いていた。   今振り返ると、この時に僕のワーホリは始まっていたのかもしれない。 ✱ ✱ ✱  2016年8月、精神的に追い込まれて会社を休職。社長と話をして、しばしの時間をもらった。   当時の僕は地元のインテリアショップで働いていた。最初こそ順調で、だんだんと売り上げもあがり、お客様からの信頼も得られ

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