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プロローグ(無料)はこちらから。 * * * 2018年7月某日、ファームでの3ヶ月間の修行と、ひとり旅を終えて、再びブリスベンの地に戻ってきた。 ここからはいよいよワーキングホリデーの、ワーキングがメインになってくる。気持ちは、あくまでもホリデーだけど。 ブリスベンでの滞在先はすでに決まっていた。語学学校に通っていた時に住んでいたシェアハウスに戻るのだ。バッパー生活の時、幾度となく夢にまで見た快適なあの部屋に。 ちなみに2019年5月のこの時点でも、
2017年11月2日木曜日、オーストラリア・ブリスベンに到着。 金曜日にエージェントのオリエンテーションに行き、土日を挟んで、いよいよ月曜日から語学学校が始まった。 オーストラリアのワーキングホリデーでは、最大17週間(4ヶ月間)学校に通うことができる。 何度も言うように、僕の英語はからっきし。小心者の僕は、仕事をする勇気なんか到底持ち合わせていなかったので、当然のように4ヶ月間の語学学校を申し込んでいた。 日本で仕事に疲れてしまっていたこともあり、すぐ
◁ プロローグ ワーホリの終わりはこちら。(無料) ✱ ✱ ✱ 2016年9月、僕は金沢にいた。見知らぬ外国人が隣に座り、僕はただ、ひたすらに英語という未知の言語を聞いていた。 今振り返ると、この時に僕のワーホリは始まっていたのかもしれない。 ✱ ✱ ✱ 2016年8月、精神的に追い込まれて会社を休職。社長と話をして、しばしの時間をもらった。 当時の僕は地元のインテリアショップで働いていた。最初こそ順調で、だんだんと売り上げもあがり、お客様からの信頼も得られ