【モチベーションアップ】限界を超えるための3つの思考
かの有名な羽生善治さんは
夢は目指したときから、目標に変わる
と言っていますが、皆さんは何か達成したい目標はありますでしょうか?
目標達成には、どのように達成していくかという戦略も大事ですが、踏ん張りどころでのモチベーションも大切です。
今回はそんな目標達成などのためにモチベーションを上げるための方法について、以下の書籍からご紹介しようと思います。
3つの思考
目標を考えたときや、そのための活動を始めたときは、結構やる気に満ち溢れているものですよね。
しかし、時間とともにそのときの気持ちは薄れ、モチベーションは徐々に下がってしまいます。
そんな下がったモチベーションを上げたり、ここぞというときに踏ん張って限界を突破するための方法が、以下の3つのことを考えることです。
・このチャレンジに成功したら、どんないいことがあるか
・このチャレンジに成功したら、自分以外の誰かにどんな利益をもたらすか
・このチャレンジは、たとえ今は大変に思えても、頑張って続けていくうちにだんだんラクになっていく、と想像する
どんないいことがあるかを想像することで、初心を思い出し、何故自分が頑張っているのかを思い出すことができます。
また、「人のために」と考えることには様々な効果があり、モチベーションだけでなく、幸福度やパフォーマンスも上がることがわかっています。
だんだんとラクになっていく、と考えることも大切です。意識しなければ、人は今の苦しみがずっと続くと考えてしまいますが、そんなことは決してありません。
ということで、以上の3つを考えれば、モチベーションの維持に役立てることができます。
ぜひ一度お試しください。
3つの意志力
以上の「モチベーション」のような「意志の力」は目標達成や日々をより充実したものにするためにはとても重要です。
しかし、「意志の力」と書くと、常に自分の意志によって物事を進めていくことが大切だ……という印象を受けますが、実はそうではありません。
本当に大切なのは、意志が弱まっていても自然に行動できることであり、それが本当の「意志力」なのです。
そんな「意志力」は以下の3つに分類することができます。
・やる力
・やらない力
・望む力
例えば、今回説明したモチベーションアップの方法は、「望む力」を上げる方法です。
これも、意志が弱まったときに考えると特に効果があるものです。
意志の力を常に持ち続けることは不可能なので、気持ちがだらけようとすることを責めてはいけません。
そんな気持ちになったときには、今回のモチベーションアップ法のような、「意志の力が弱まったときにこそ力を発揮すること」を愚直に実行することが大切なのです。
残り2つの「やる力」と「やらない力」に関しては、詳しくは参考書籍を見て頂きたいのですが、その中でも特に効果があるのが「習慣化」です。
習慣にすることで意志の力が弱まったときにも自然にできるようにするわけです。
習慣化については以前詳しくまとめているので、もしよかったらこちらをご覧ください。
その他のモチベーションアップ法
最後にその他のモチベーションアップ法をご紹介しようと思います。
モチベーションを上げる方法は色々ありますが、ここでは2つご紹介します。
・何故を考える
・成長マインドセットにする
一つ目の「何故を考える」というのは、今回最初にご紹介した方法をもっと一般化したような感じです。
人は「何故」を考えると長期的に、「何」を考えると短期的に物事を考えられるようになります。
例えば、モチベーションをあげるのであれば、長期的な目線で考えるために「何故」を考えます。
一方今することを考えたり、習慣をこなすように自動的に実行するのであれば、「何」を考えた方がすぐに行動することができます。
このように、「何故」と「何」を使い分けることが大切です。
詳しくはこちらを
もう一つの成長マインドセットとは、「成長に意識を向けた考え方」のことです。
人は成長に意識を向けた方が失敗を恐れずにチャレンジすることができます。
何故なら、どんな失敗でもそれは成長の糧になるからです。
一方、「目標達成」に意識を向けすぎてしまうと、目標が達成できなければ意味がないので、失敗を恐れるようになってしまいます。
そのような気持ちの足かせはモチベーションを邪魔する原因になるので、成長マインドセットに切り替えるようにしましょう。
詳しくはこちらを
ということでモチベーションアップ法や意志力について話してきましたが、具体的な方法だけでなく「人の意志は簡単に崩れてしまうもの」であるということは覚えておいてください。
大切なのは、意志が弱まっているときに何ができるか……なのです。
参考書籍
ps
最近イレギュラーな予定が多く、すっかり習慣が崩れてしまっていました。
年末年始は忙しさも落ち着くころだと思うので、この時間があるときにこそ、習慣化のスタートを切って新年を迎えましょう。