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日渡早紀先生の原画展に行ってきた!

自分がいなくなるときまで大切にとっておきたいものってどのくらいある?
何度も読みたい物語、
ずっととっておきたい物語。

片付けしながら家族と話していました。
夏から断捨離中の我が家。
夫も、娘も、私も本が大好き。
だからついつい、本を集めてしまい、気づけば本の重みで床が抜けてしまいそうなほど。ちょっと片付けよう!ということで、
今もいろいろと片付けております。

つらいときも
くるしいときも
大好きな漫画を読んでいると
元気がでて
がんばる気持ちがわいてきました。
小学生の頃だったかな、
日渡早紀先生の
「星は、すばる」を読んですごく感動して大ファンになりました。
中学時代慕ってくれていた後輩が
「先輩が好きな日渡先生の漫画、私も大好きです」と、すばるの写真や地球や月の写真をプレゼントしてくれたことも懐かしい思い出です。

早紀ちゃんシリーズも
アクマくんシリーズも
記憶鮮明シリーズも大好き!!
どの作品もいつも楽しみに読んでいました。
そして
「ぼくの地球を守って」
が新しい物語としてスタートし、夢中になって読みました。
(以後、ぼく地球と省略させていただきます)
心が柔らかくて、まだ自分の気持ちをうまく表現できなかったあの頃。
モヤモヤイライラしてたり
本当に悲しくてしんどかったけど
日渡先生の漫画を読むと元気がでました。
(叔父さんに画集を買ってもらったこともある!)

学生時代、ぼく地球のキャラの中で
紫苑が一番好きでした。
強そうなのに実は繊細で思わず守ってあげたくなるような、そんなところが好きで。
木蓮も紫苑と同じくらい大好きだったから、どうか二人が幸せになりますように、と
思いながら本を読んでいました。

私は愛情溢れた家庭で育ってこなかったので
あたたかな、柔らかい雰囲気で暮らしている友人を羨ましく思っていた時がありました。
そんな自分の、そう思う気持ちが醜くて、
自分が嫌い。
自分自身のことを嫌いって思うことが悲しくなることもありました。

でも、ぼく地球を読み、
紫苑も同じような気持ちになっていたことを知って、私だけじゃないんだ。
完璧だと思っていた紫苑もそんな気持ちになったんだって。
心が楽になって、漫画を読みながら泣いたこともありました。

大人になって読み返すと
豊かに育った玉蘭にもいろんな葛藤があり、
当時、なんか嫌だなって思っていたのが
その気持ちわかるかも。と理解できるようになりました。
秋海棠の気持ちも。

自分が大人になる途中、
どんな人にも明るい部分があり、
また闇もあることを、ぼく地球から学ぶことができました。
大切な人とはたくさん話し合うことが大事って、そんなことも私は学びました。
しっかり大好きを伝えていきたいとも。
ぼくの地球を守っては、
あの時期に、出会えて本当によかった!と、思える大切な物語。
今でも読み返しては
同じシーンで泣いてしまう。

その後の
未来のうてな 
宇宙なボクら! 
GLOBAL GARDEN も
ワクワクしながら読みました。

結婚して
夫に私の大好きな漫画なの!と、
ぼく地球を読んで!読んで!と読んでもらいました。
「面白いね、俺もすきー!」なんて言ってもらい凄く嬉しかった!
娘が生まれ、漫画を読める歳になったので
夫の時と同じようにぼく地球を読んで欲しいとオススメしました。
娘も読み終え「私もすきー!」と言ってくれて好きなキャラの話をしたり、物語について熱く語りあったりして、
(娘は紫苑が入った輪くんと、ロジオンが好きなんだって)
こんな幸せってあるんだ!
私が子供の頃から大好きな漫画を
大好きな夫や愛する娘が
面白いって読んでくれている!
長生きしてよかったな。そう心の底から思いました。

私も大好きな人と結婚し、娘が生まれて日々いろんなことを経験していくのと同じように
ぼく地球の亜梨子と輪が結婚して、蓮という男の子が生まれ物語に新たなステージが始まった。
「ボクを包む月の光」ぼく地球次世代編
「ぼくは地球と歌う」ぼく地球次世代編Ⅱと、
こうして今も、ぼくの地球を守っての、次世代編を楽しくドキドキしながら拝読できる幸せを噛みしめています。

今も日渡先生が物語を描いてくださり、
多くのファンに作品を届けてくださることに感謝の気持ちしかありません。
本当に有り難く幸せです。

日渡先生の作品は
明るい笑顔の中に
どこか悲しみや切なさがあり
それでも前を向いて歩いていこうって
読後心が温かくなるんだよね。そんな風に私は子供の頃から思っていました。

先日、たまたま見かけたSNSで
日渡先生の原画展をしていると知りました。
しかも名古屋で!
行こうと思えば行けるー!
10月31日まで!?すぐ行かなきゃ!
夫が仕事を定時で帰ってきてくれて、高速を
安全運転&興奮しながら愛知の三省堂書店名古屋本店さんへ連れて行ってくださいました。

デビュー40周年!!凄い!

受付の方が
お写真どうぞ!と言ってくださった!
素敵ー😍


ポストカードも!


あのときの、あの漫画のシーンを目の前にして動けなくなりました。
丁寧に描かれた作品を目にし胸が熱くなり、すごいパワーをいただきました!!
なんだか泣きそうになって、きっとあの頃の、子どもだった自分も一緒に見ているんだなぁって、いろんな気持ちがこみ上げてきました。
ずっとずっと見ていたい!!
住めるここに!!←怖い。
家族みんなで、ほこほこした気持ちになりました。

先生にメッセージを書くコーナーがあったので三人で暑苦しく感謝の気持ちを書いてきました。

「大地にあんよくっつけて 星に両手を差し伸べて」
という日渡先生の言葉からも、いっつも元気をいただいておりました。


大好きな二人


大切に飾るんだ!

自分の人生が終わるときまで、
大切にとっておきたい、
何度も読みたい、そう思える作品に出会えるってすごく幸せだと思っております!
これからも日渡先生の漫画を楽しみに、
私も出来ることを一生懸命頑張ろうって思いました。
とっても心豊かな時間だったーー!!
連れて行ってくださった夫に、
一緒に楽しんでくれた娘に
三省堂書店名古屋本店さんに(受付の方がとっても優しい方でした)
日渡早紀先生に心から感謝です!
ありがとうございました。



最後まで読んでいただき
ありがとうございます
心から感謝の気持ちを込めて。

横山小寿々

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