親子で教科書をどう楽しむか
今日のテーマは『親子で教科書をどう楽しむか』というおはなしです。
小学生のお子さんの教科書をお子さんといっしょに読んでいる
お母さん・お父さんはどのくらいいらっしゃいますか?
結構少ないんじゃないかな?と思います。
実は、うちもじっくり読むのは新年度の名前書きの時くらいで、
あとは学校の宿題で音読を聞くときくらいかもしれません。
でも、教科書って結構大事なんです。そこで親子で教科書を楽しむアイデアを提案したいと思います。
こそだち寺子屋スマイル
現在、子どもたちの発達に寄り添いながら、すべてのそだちによろこびを届ける『こそだちきょうしつさといも園』の管理者をしながら、『寺子屋スマイル』という名前で学習支援をしています。
小学生から中学生を中心とした、いままでの学習塾のようなスタイルではない個別指導です。
生徒一人ひとりの学び方や発達・目標などに合わせて教材を考え、指導方法も変えています。いつでも体験や相談を受け付けていますので、興味のある方はぜひご連絡ください。
精読の力を養おう!
特に小学生を指導しているときに気になるのですが、
「文章を読めていない子」
って想像以上にたくさんいます。
「問題をよく読みなさい」
「自分で調べてごらん」
など、お子さんに文章を読ませようという気持ちはとても大切なんですが、肝心の文を読めていない子がとっても多いんです。
例えば、
「図2を見て・・・」
という文を音読させてみると、
「図2個を見て・・・」
と読んでいた生徒もいました。
読めない漢字をそのままスルーしていたり、そもそも漢字が読めたとしても書かれている文字を飛ばして読んでしまったり、ということがあるんです。
試しにお子さんの音読をじっくり聞いてみてください。
文章をじっくり丁寧に読むことを「精読」といいます。
この「精読」ができていない子が実に多いんです。
精読ができないから、話が理解できない。
話が理解できないから、おもしろくない。
おもしろくないから、読みたくない。
読みたくないから・・・と悪循環に陥ります。
そんな悪循環を親子で楽しみながら解決する作戦が
『本の間違い探し』です。
#音読ウソ発見器とかの方がいいかな
親子で教科書を楽しもう!
実際のやり方がこちら。
《本の間違い探し》
❶教科書など、練習したい部分をスマホで撮る。
❷本は子どもに渡し、指さし読み。親は写真を見ながら読む。
❸親が音読をする。
ところどころわざと間違えて(ウソをついて)読み、子どもは間違い(ウソ)の箇所に気づいたら指摘する。
※100均などに売っている「早押しボタン」のようなものを使うとより楽しめます。
一文字ずつ集中して聞く必要があるので、文を目で追いながら精読する練習になります。
ぜひやってみてください。
さて、今日もこのあと小学生と楽しく学んできます~。
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