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人は暇だから、悩む【悩みを無くす、書く習慣】

人は、暇だから悩む。

数年前に、ひろゆきやら、ホリエモンやらがこう言っていて、なるほどな、と思った。

誰かの名言として、

人は暇だから悩むのである!
 byソクラテス

的なものがあるのかと思ったが、そんなのはないようだ。

とはいえ、人は暇だから悩むというのは、確かにな、と思う。

僕も心当たりがある。
引きこもり時代だ。



悩みが悩みを生む、引きこもり時代

僕が引きこもっていたのは、17~18年前の、20代前半。
僕は、この辛い社会に着いていける気がしなくて、引きこもった。

引きこもると、暇だ。
その当時、僕の実家は、ネット環境がなく、『ひたすらパソコンで2ちゃん』なんて事すらできなかった。

なので、とにかく暇だった。
暇だから、悩んだ。
しかし、悩みは解決しない。
なぜなら、行動しないから。

  • 行動できないから、悩みは解決しない

  • 行動しないから、暇

  • 暇だから、悩む

鬼のような、負のループだ。

人は、暇だと、死すら考える。



哲学者って、暇だったのかな

哲学者って、暇だったのかな、と思う。

よく耳にする、哲学者って、だいたい裕福な家庭に生まれて、何不自由ない生活をしている人が多いんですよね。

『奴隷の哲学者、エピクテトス』なんていう、稀な人もいますが、哲学者って、だいたいは貴族だったり、王族だったりが多いんですよね。

裕福な人って、暇なんですよね。

これ、現代の僕たちにも当てはまると思うんです。

「…なにいってんだ、俺は裕福じゃないけど、悩みはあるぞ!!」

なんて思う人もいるかもしれませんが、たぶんそれでも裕福なんです。
そりゃ、日本人の中で相対的にみると、貧困になる人は多いのかもしれませんが、たぶんそれでも裕福なんです。

なぜなら、悩む暇があるから。

僕も、引きこもり時代は、貧困で辛い、なんて思っていたけど、まず引きこもれる時点で、裕福なんですよね。
引きこもれる余裕があるから、引きこもる。

そもそも、どうにかこうにかお金を稼がないと、死ぬ!
なんて状況じゃないから、引きこもっていられるんです。

だから、悩むんでしょうね。



作業に集中できるだけで、健康メンタル

人は、暇だから、悩む。

悩みは悩めば悩むほど、たいした悩みじゃなくても肥大化する。

肥大化した悩みは、常に頭の中に常駐して、脳の容量を奪う。

そうなると、なにかに集中するのが困難になる。

「…勉強しないといけないけど、あの悩みが頭から離れない…」

なんて状態になり、集中することができない。

集中できる人って、悩みが頭を常駐していない人なんですよね。

こういった、悩みが常駐しない人を、

  • レジリエンス(回復力)が高い

  • 切替が早い

  • メンタルが強い

なんて言い方をするんですよね。

こういった人たちは、とにかく行動できる。

  • 切替が早いからこそ、悩む暇がない

  • 悩む暇がないからこそ、行動が出来る

  • 行動ができるから、暇にならない

うんうん、こういった正のループになるわけだ。



とにかく書こう

noteを書けない時がある。
いや、正確には書くのが面倒な時がある。

理由は、

  • 書くことが無い

  • 上手く書ける気がしない

  • やる気が出ない

なんていう、ありきたりな理由なのだが、とにかく、書き出そうと思う。

「…今日もnoteを書くのに、書くことがないな…どうしよう…」

と悩んでいると、その悩みがさらに悩みを呼ぶ。

だから、悩む前に書く。

「…こんなことを書こうかな…」
「…でも、うまく書ける気がしないな…」
「…何を書こうかな…どうしようかな…時間が無いな…」

なんて悩んでいるのなら、まず書く。

文章を書くプロセスとしては、間違っているけど、それでも行動していれば、悩みはなくなる。
だから、書く。

ということで、書きました。

悩みを一つ無くすために、悩む暇を無くすために、文章を書こう。

大丈夫、どうせ駄文なのだから。

おしまい。

サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。