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ルールはあったほうが住みやすい【冷房戦争】

こんにちは、コーシローです。
今日は『ルールはあったほうが住みやすい』というテーマで話したいと思います。

あなたはルールって好きですか?
この場合のルールとは、国で定められた法律などではなく、もう少し狭い場所でのルールを指します。
たとえば、会社や家庭で決められているような、その場でしか存在しないローカルルールのことです。

「ルールに縛られるなんて嫌だ!」
「誰かのルールに従うなんてうんざりだ!」

こんな事を思う人もいるかと思います。
確かにそう、ルールなんてありすぎると邪魔です。

できれば自分の好きにしたい。
そんなことを思う人は多いのではないでしょうか?

僕もそうです。
ルールなんてない方が自由にできるし、なにより誰かの意見に従うのはプライドが許さない。

とは言っても僕は根っからの陰キャ。
ルールは嫌いだが、文句を言いながらも従っていたという情けないヤツです。

で、そんな根っからの陰湿者である僕が、38になってようやく、ルールって大事だなと思うようになってきたんです。

冷房戦争

冷房って皆さん好きですかね?

「暑がりだから、冷房がないと生きていけないよ」
「寒がりだから、冷房はちょっと苦手…」

というような二択にわかれますよね。
この時期、残暑とはいえまだまだ暑い日が続く中、冷房は必須かと思います。

僕の会社でも冷房はガンガンかかっています。
僕は昔は暑がりだったんですが、38才になった今、少し冷房が苦手になりつつある。

僕の会社の冷房の設定は25~28度。
なぜばらつきがあるのか、それは、

「暑がりな人は下げるし、寒がりは上げる」

からです。
僕の会社にはこれと言って冷房設定にルールなんてものはありません。

いうなれば、自分にわがままな人に冷房の設定の権限があるということ。
これでは、公平ではありませんよね。

では、暑がりと寒がりの2人がいるとき、どちらを優先すれば良いのか。
結論から言うと、どちらも優先すべきではないと思います。

なぜなら、どちらの意見をとっても必ず不満が出るから。
暑がりな人を優先しても、寒がりな人を優先しても結局はどちらか片方が負けることになります。

どちらも優先するべきではないとしたら、どうすればいいか。
それは、その場で立場が上の人、会社でいう上司がルールを決めるべきです。

「それじゃあその上司が暑がりかどうかで、設定がかわるじゃないか!」

たしかにそう、だから上司にはなにか公平な事実が必要になる。
それはなにか。

そう、環境省で推奨されている28度設定です。
なので、上司は、

「環境省で推奨されている28度にしよう!」

とルールを決めるべきです。
『環境省』という権威を振りかざせば、周りはその意見に従わざるを得なくなる。

ルールを決めるときは、その人の意見ではなく、客観的に公平なルールにするべきです。
僕がなにを言いたいかというと、

「頼むから28度設定というルールを作って!」

です。
おっさんは寒いんです。

ルールはあったほうが住みやすい

そう、ルールって邪魔者扱いされることが多いですが、場合によってはなくてはいけないんです。

上記に上げた冷房の件でも、ルールがないから設定がバラバラなんです。
ルールがないから、わがままな人がその決定権を持ってしまう。

ルールを決めてしまえば、そのわがままはなくなります。
たとえ、暑がりさんが25度設定にしたとしても、

「上司が言っていたから、28度に戻しますね」

という強力な後ろ盾でその場を丸く収められる。
ルールって、誰かのわがままを抑えることができるという大切な役割があるんです。

僕のように意見を言うのが苦手な人にとって、ルールは強い味方になってくれる。
結果、ルールはあったほうが住みやすくなるんです。

今年の冷房戦争はそろそろ終わりそうです。
そして始まるのは暖房戦争…。

人類は戦争を終わらせなければならない。さもなくば、戦争が人類を終わらせるだろう。

ジョン・F・ケネディ

ではまた。

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