見出し画像

相手のことを考えられる人と、その人の地位は比例しない

相手のことを考えられる人と、その人の地位は比例しない。

他人のことを考えて考えて、ギブしまくっている人だとしても、その人の地位が高かったり、お金持ちだったりとは限らない。

というか、あまり他人のことを考えられない人に限って、地位が高い場所にいるのが、この世界だったりする。



僕は現在、講習を受けている。
資格を取るための講習で、その講習は3週間にも及ぶ。

その間、いろんな講師に教えてもらうのだが、
そんな風に、色々な講師から教えてもらっていると、まぁ、当たりの講師もいれば、ハズレの講師もいるわけだ。

  • 「…あぁ、この人の言っていることはわかりやすいな…」

  • 「…おいおい、ちょっと何言っているか全くわからんぞ!」

なんて、極端に当たりハズレがあったりする。

わかりやすい人は、かなーーりわかりやすい。

わざわざ別紙でプリントを用意してくれたり、難しい言葉をだれでも分かるような言葉に変えてくれたりしてくれる。

しかし、わかりにくい人は、本当にわからない。

「…え、こんなの誰でもわかるから、説明しなくてもいいよね…」

なんていう気持ちが見えまくっている人が多い。

「…いや、講習なんだから詳しく教えてよ!」

なんて思うが、まぁ、そんなもん。

そして、その両者の地位は、講習のわかりやすさに比例しない。

わかりにくい人が、どこかの名誉教授だったりするし、
わかりやすい人が、単なる大学の教授だったりする。

地位が高い人でも、その人がわかりやすい講習をするとは限らないのだ。



「…他人のために尽くすのが大事!」
「…ギブの精神がなくては、成功しない!」

これ、多分正解ではあるんですよ。
ギブをする人に成功者が多いというのは、間違ってはいない。

しかし、これが必ずしも正解ではないのかな、なんて思う。

自分のことを最優先にして、自分勝手に生きている人でも、成功者になる場合もある。

というか、本当にぶっ飛んでいる成功者って、

「…この人サイコパスですか?」

ってくらい、自分勝手だったりします。

少し思い浮かべてください。
テレビや、ネットで成功者と言われている人達を。

…ほら、少しぶっ飛んでいるでしょ。

他人の気持ちを考えるのは大切だけど、それだけでは駄目。
他人の気持ちなんてあまり考えないで、自分のやりたいことや、目標を達成しようと自分勝手に生きている人のほうが、多分成功しやすい。

もちろん、そのなかで自分の目標のために、『他人の気持ちを考える』というハードルが現れるのでしょうが、それはその時に考えるくらいでちょうどいいのかも知れない。

…いや、なんとも難しい世界です。

他人の気持ちを考えて、全ての人に優しい人が、幸福で地位が高いとは限らないのが、この世界です。

それならどうするか。

「自分勝手に生きて、たまたま成功した」

くらいがちょうどよくないですか?

結論。

『自分のために、自分勝手に生きればいい』

でした。

ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

コーシロー
サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。