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『自分だけは大丈夫!』=死ぬ
「自分だけは大丈夫!」
心理学用語で、『正常性バイアス』と呼ばれている、この心理。
まぁ、大体の場合は勘違いですよね。
先日、それを実感しました。
地方って、車社会です。
車がないと、
仕事にいけない
買い物にいけない
生きていけない
なんてのが、当たり前のような社会。
それが地方です。
…いや、バスとか、電車とか工夫しだいでどうにかなるだろ!
と、都会の方は思われるかも知れない。
どうにもならない。
バス?
二時間や三時間に一本来るか来ないかのバスでどうしろと。
電車?
僕の街には、電車がない。
まぁね、工夫次第ではたしかにどうにかなる。
職場をちかくの職場に変えるとか、
職場のちかくに引っ越すとか。
一番の方法は、車がなくてもいいような、場所に引っ越すのがいいですかね。
…だから、地方は人がいなくなっていくわけだ。
正常性バイアスの話です。
「自分だけは大丈夫!」と思う心理の話でした。
これを、昨日実感したんですよ。
地方って車社会です。
僕もその社会にどっぷり浸かっているので、毎日毎日車を運転している。
昨日も車を運転して、仕事に言ったわけですが、その帰りに事故を見た。
事故を見るなんて、そんなに珍しいわけでもないけど、昨日は別だ。
昨日は、交通事故を二つ見かけたのだ。
そしてその一つは、目の前で起きた。
よくある十字路での、右折者と直進車の接触事故だ。
僕の車の3台前くらい。
目前の事故だった。
僕の感想としては、
「…あっちゃー、やっちゃったよ…大変だなぁ」
くらいだった。
まぁ他人事です。
目の前数メートルで起きた事故とはいえ、自分には関係ない。
あくまでその事故は他人事で、自分とは一切関係ない。
なんて気分です。
おそらく多くの人は、その事故を野次馬根性丸出しで、見るでしょう。
なかには、
「あーぁ、事故っちゃうとか、バカだなあwwww」
なんて嘲笑のマトにする人すら、いるかも知れない。
実際その事故をじっくり見ようと、ゆーーっくり車を運転して、脇見運転をしている人も多かった。
危ないですよ。
その事故をみることで、脇見運転をして、さらに事故が起きたらどうすんの、と。
あんたも気をつけないといけないよ!
うん、僕もそう思ったんです。
いつ死ぬかわからない。
車なんて運転していたら、いつ死ぬかなんてわからないんです。
車の事故率は高い。
日本国内で1年間に交通事故に遭う確率、交通事故を起こす確率は、2020年のデータによると、交通事故に遭う確率は約0.2%、交通事故を起こす確率は約0.4%です。
年間309,178件もの交通事故が発生していて、約500人に1人が交通事故の被害者となり、約250人に1人が交通事故の加害者となっています。
上記の記事によると、交通事故にあう確率は0.2%。
交通事故を起こす確率は、0.4%。
これ、高いです。
上記の記事を参考にすると、一年間運転していたら、1000人中40人も事故を起こすということです。
危ない。
車の運転は、リスクが高い。
そして、目の前で事故をみて、他人事だと思うのはもっと危ない。
いつ自分に起きるかわからない。
結論は、安全運転しよう。
そう思った一日でした。
運転、気をつけよう。
あと、車、いらないな…。
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