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地方の中小企業は、お年寄りばかり

地方の中小企業は、どんどん人がいなくなっている。

なんなんだろう。
みんな、一体どこに行っているのだろうと思う。

人手不足の理由は、

  • 少子高齢化

  • 都市一点集中

  • 人気の職種と、そうでない職種の格差

なんかがあるみたいです。

確かになぁ、と。

僕は現在39ですが、もし今20代前半にもどれるのであれば、現在の仕事についてはいない。

都会に行って、IT関係の仕事でバリバリ働きたい!!

なんてことを思う。

わかる。
多分、これは今だから思うことで、実際僕が20代だとしても、そんな勇気はない。

まぁ、そんなことはいいとして、そりゃ若者はワリのいい仕事がしたいよな、と。
やっていて楽しくもない、お金もたいしてもらえない、やりがいとはなにかよくわからない仕事なんて、したくないよな、と思う。



今日の仕事で、地方の中小企業は、本当に人手不足なんだな、と実感した。

本当に若い人がいない。

今日は、業者との仕事だったのだが、39である、僕が一番若かった。

周りはおじいちゃんばかり。
嘘でもなんでもなく、60オーバーのおじいちゃんばかりだった。

具体的にいうと、6人中、4人が60オーバーのシルバーさんだ。

人、いないんだな、と。
それと同時に、こんな年まで仕事しなくてはいけないのかな、と自分の未来を見ているようで、少し辛くなった。



とはいえ、今日見たおじいちゃん労働者は、まだいい方。

なぜなら、今日の仕事は、スキルが必要な仕事で、やれる人が限られる作業だったから。

今日見たおじいちゃんたちは、

「…人手不足なんで、助けてください…」

と、企業側が頼んでいる形で、彼らを連れてきているのだ。

なので、彼らは企業側に求められているから、まだいいと思う。

問題は、スキルのないお年寄りだ。



スキルのないお年寄り労働者は、辛いのではないかと思う。

求めれるわけでもない。
スキルがあるわけでもない。
とはいえ、若者のように物覚えが良いわけでも、身体が俊敏に動くわけでもない。

辛くないか。
こんな感じで仕事をするのは、辛すぎないか、と思う。

多分、こんなお年寄り労働者は、現場でバカにされていたり、邪魔扱いされてたりするんだ。

「…そんな酷いところないよ!!」

なんて思う人もいるかも知れないけど、本当にそう思うだろうか。

僕はそうは思わない。
というか、わりと見かける光景ではないだろうか。

悲しいかな、現場でバカにされていたり、邪魔者扱いされているお年寄り労働者は結構いる。

辛いなぁ。
自分が将来そうなるのかな、と思うと辛いなぁと思う。



スキルのある、お年寄り労働者になるしかない。
企業側に求められるような、スキルを持っていなくてはいけない。

僕の世代なんて、70くらいまで働かなきゃいけないんだろ?
そんな、年まで働かきゃいけないのなら、せめて必要とされたい。

必要とされるには、スキルを得なくてはいけない。

僕は、アラフォーだし、まだギリギリ間に合うだろ。

…頑張ろう。



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