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「意識」とは何か?あなたは答えられますか?

ふっこです。

個性は「自分らしさ」を
知って行ける情報のひとつですが、

「自分らしさ」を知って
実際にその自分を生きていく際に

「思考(マインド)の状態」
どうであるかも大切で。


簡単に言うと
自分の思考が自分の「味方」なら
自分らしさを応援してくれますし、

反対に自分の「敵」になっていると
自分らしさを表現する際に
ブレーキがかかりやすくなります。


マインドについては
個性をお伝えする以前から
講座やお話会などでお伝えしていて、

個性を仕事で取り入れるようになり
「個性×マインド」の両方があると

「自分らしく生きる」ことを
スムーズに取り入れていきやすく、


ですのでこちらのブログでも
今後は時々「マインド」について
書いて行こうと思います。

そもそも「マインドって何?」
というところがクリアにならないと、
伝わりにくいかなと思うので

ちょっと小難しく
感じるかもしれませんが(笑)

自分の身体の一部を「知る」
という意味で、
頑張って読み進めてみてください♡


「マインド」という言葉から
みなさんは何を想像するでしょうか?

意味を調べてみると、

主に「心」「精神」「意識」といった意味を持つ名詞

とあり、語源は

「mind」の語源は、古英語の「gemynd」であり、記憶や思考を意味していた。さらに遡ると、インド・ヨーロッパ語族の「men-」という語根に由来し、思考や意識を表す言葉として古くから使われている。

だそうです。

「記憶」「思考」

の方は、「頭の活動」という
イメージが湧きますが、

「心」「精神」「意識」

になるとちょっとまた
違うイメージが湧いてくる
感じでしょうか?

特に「心」となると
頭というよりは
別の場所、たとえば
「感情」の方に近い印象が
ありますよね。


これらを踏まえて
私がお伝えしてきたマインドを
改めて説明するとすると、

「これら5つ全てが含まれている世界」

を扱っていく感じになります。


その中心にあるのは
「意識」になります。


意識とは、

意識(いしき)とは、一般的に「起きている状態にあること」や「自分の状態や周囲の状況を認識している状態」を指します。また、物事や状態に気づくこと、はっきり知ること、気にかけること、関心や態度、自覚などの意味もあります。

たとえば
「意識する」という
言葉を使う場合、

その対象を
「認識している状態」
になりますし、

その対象を
「気にかけている状態」
とも言えます。


更に「今自分はこれを気にかけている」
という自覚がある場合は、
かなりはっきりとした「意識」が
そこにあることになります。


意識とは、私たち自身の
それこそ意識ひとつで、

強くなったり、弱くなったり、
集中したり、拡散したり、

自由自在に変化する
「目に見えないエネルギー」
と言えるかもしれません。


「目の前に集中する」

なんていう状態の時は
目の前にあるものに
意識が集まった状態ですし、

集中の度合いとは
この意識の強さの程度で
「集中⇔散漫」のグラデーションが
生まれるイメージです。


また、こんな風にも分けられます。

意識とは、

①心が知覚を有しているときの状態。「 意識 を取り戻す」
②物事や状態に気づくこと。 はっきり知ること。 また、気にかけるこ   と。「 勝ちを 意識 して硬くなる」「彼女の存在を 意識 する」
③政治的、社会的関心や態度、また自覚。「 意識 が高い」「罪の 意識
④心理学・哲学の用語。

「意識を向けると、その対象がよく見える、感じられる」

というのが基本的な意識の
「動きや働き」だと
私は捉えていて、


①の場合はその対象が
「心」であったり、
「今の自分の状態」。

②は「勝ち」や「彼女」に
意識が向けられていて、

③は「関心があるもの」に
意識が向いていますよね。

※④については、
今回は触れずにおきますね。


「意識を向けると、その対象がよく見える、感じられる」

という感覚が、
少し伝わったでしょうか?


これ、実は日頃からみなさん
「当たり前にやっている」
ことばかりなんです♡


「意識を向けると、その対象がよく見える、感じられる」

この例をふたつほど、
挙げてみたいと思います。

・好きな人を意識する


これはもう、恋愛中は
バンバンやってますね(笑)

「意識しよう」なんて思わなくても
自然と目でその人を追いかけたり、
目の前にいなくても
その人の事を考えたり。

意識が「対象」に向かうと
その相手のことがよく見えたり、
相手にまつわる「妄想やイメージ」が
自然と湧いてきたりしますよね。

で、その内容がなんであれ
気持ちが浮き沈みして
「恋愛モード」な自分を
楽しんでたりしますよね♪

恋愛対象を「感じられる」のも
意識がまずその対象に向いているから。

・食に対する高い意識


たとえば添加物が気になったり、
体に良いものを取り入れたいなど、

「食」に対する意識って
最近は多くの方が持っている
気がします。

これも、意識しなければ
目を向けないような、
栄養価や内容物、産地や工程に
「意識」が向くことで

その対象に関する「情報」を
入手できたり、そこから選択したり。

「意識が高い」というのは
「関心度が高い」ということで

高い=良い、ではなくて
単に「意識がそこにより向きやすい」
状態だと覚えておいてください。


いかがだったでしょうか?

「意識」というものは
目に見えないものですが、
なんとなく

「ああ、あの時私って
○○を意識していたんだ!」

と思い当たる感覚が
あったでしょうか?
(あったら嬉しいです)

意識そのものは対象を選ばず、
どんなものにも向けることが
できるエネルギーですが、

あなたが今何に
「関心があるか」によって
対象が決まります。


そして、

「意識を向けると、その対象がよく見える、感じられる」

という特性をひっくり返すと

「意識を向けないと、その対象が見えない、感じられない」

ことも意味しています。


みなさんは、こんな体験を
したことはありませんか?

「ヴィトンのバッグが欲しいと思うと、
急にヴィトンのバッグを持っている人が
やたらと目に入る」

「ラッキーカラーが黄色と言われて
今日はやたらと黄色いものに目が行く」

「黄色い蝶を見る、と決めたら
本当に黄色い蝶を何匹も見た!」


ちなみに私は子育て中に
「ベビーカーが欲しいな~」
と思ったら、

その日からやたらとベビーカーを
押している人が目に入ってきて、
どのメーカーがいいかな~などと
物色していました(笑)

これも「意識」のなせる技です。


強くでも、軽くでも、
何かの対象を「意識」した途端に
そこにまつわるものを「見る」んですね。


これを「引き寄せ」などと
説明されている方もいますが、
シンプルに「意識の働き」だと思うと
謎が解けるのではないかなと。

「意識を向けると、その対象がよく見える、感じられる」

「意識を向けないと、その対象が見えない、感じられない」


シンプルに、
ただこれだけのことです。


ですがほとんどの方が
実はこの「意識」を
「無意識的」に使っています。

そこがね、もったいないの(笑)


マインドの話に戻りますね。

私がお伝えしているマインドは、

「記憶」「思考」「心」「精神」

こういった、つまり
「自分の内側の世界」
に、意識を向けていくことで

「自分を知る」
「自分と向き合う」

ということをやります。


「意識」の対象が
「自分自身」になるわけです。

「意識を向けると、その対象がよく見える、感じられる」

「意識を向けないと、その対象が見えない、感じられない」

ですから、

意識を自分に向ければ
そこから「何か」が
見えたり感じられたり
しそうなのは、

イメージが湧きましたか?


ではなぜそんなことを
する必要があるのかというと、

意識を無意識的に使っている場合
ほぼ「外側」にその対象があり、

「意識的に」自分の「内側」に
意識を向けない限りは、
いつまでも人は自分を見ようとは
しないからなんです。


さきほど、

あなたが今何に
「関心があるか」によって
(意識を向ける)対象が決まります。

と書きましたが、
まさにここで。

自分に意識が向いていない、
ということは
「自分に関心を向けていない」
ということになります。

「意識を向けないと、その対象が見えない、感じられない」

わけですから、
意識を自分に向けていない内は
「自分のことが見えない、感じられない」
状態を生きていることになります。


もちろん、生きていく中で
「自分はこういう人間だ」
という自己認識を色々と
みなさん持っていると思います。

そのきっかけは
過去の体験であったり、
鑑定で教えてもらったものであったり、
人から言われた言葉であったり、

色々がありますが


「そもそも自分が自分を
意識していない状態」で、

「自分はこういう人間だ」

と決定づけることって
できないと思いませんか?


だって、確かめていないワケですから
本当にその通りかどうかって
まだ「不確定」だと思うのです。


もちろん、自分に全く
関心がないという方は
少ないでしょうから、

無意識的であっても
「自分」に意識を向けてきた
経験は誰にでもあると思います。


たとえば好きな人に好かれたくて
「自分磨き」をしたこととか、

目標を達成するために
自分の成長度合いを客観視したり。

昨今の自己啓発や
マインドフルネスなども
自分に意識を向けていくきっかけに
なります。


ですがこれらはまだ
「目的ありき」の状態で、

関心は「目的」の方に向いていて
「自分自身」には向いていません。


「自分との向き合い」とは
何かの目的のためにするのではなく、

「まず自分に関心を持つ」
ことがスタートであり、

「その対象をよく知らない」
ことがスタートです。


なぜなら、

ほとんどの方が
実はこの「意識」を
「無意識的」に使っています。

この状態だからです。


「意識」の使い方を
「意識的に」行っていく。

そしてその対象を
「自分」とする。

これが、マインドの世界への入り口です。


長くなりましたので、
「なんでそれをする必要があるの?」
というところは

また次の記事で書きますね。



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koseinogakko@gmail.com
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