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【Bリーグ観客動員数】2024.11.04

11月4日終了時点のBリーグ観客動員数をまとめてみました。各チームの観客動員数と2026年からスタートする「B革新」の部分についても触れていければと思います。

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「B.革新」とは

「B.革新」とは2026年から始まるBリーグの構造改革の1つですね。

世界最高峰のバスケリーグ”NBA”に次ぐ世界2位のリーグを目指し、競技成績による昇降格制度を2026-2027年から廃止するものです。島田慎二チェアマンは「経営を重視するビジネスモデルへ転換する」と説明しています。

野球、サッカーの後に生まれた第3勢力として、未来に紡いでいくために一番正しいアプローチ」とも語っています。戦力均衡を図るためドラフト、サラリーキャップ制度を採用し、見応えある試合を増やすことでリーグの魅力を高めていく方針となっています。

また、各クラブの経営状態は毎年審査し、条件を満たせなかった場合は最大5,000万円の制裁金処分もあります。3期連続未達の場合は降格という基準です。カテゴリーは以下の3つ。

Bリーグ・プレミア(B.LEAGUE PREMIER)
・入場者数:4,000名
・売上基準:12億円
・アリーナ基準:新設アリーナ基準充足 / 5,000席 など

Bリーグ・ワン(B.LEAGUE ONE)
・入場者数:2,400名
・売上基準:4億円
・アリーナ基準:現B1基準充足 / 3,000席 など
【仮入会条件】入場者数:1,500名
【仮入会数】B.LEAGUE ONE全体で「28~30」までが上限
※過去記載の「仮ライセンス」の名称のことであり、1,500名以上2,400名未満の場合、B.ONEライセンスは交付されないが入会は認められるケースのこと(交付されるライセンスはB.NEXTライセンス)
【仮入会対象シーズン】2023-24シーズンまたは2024-25シーズン3月末時点の平均入場者数が1500人以上

Bリーグ・ネクスト(B.LEAGUE NEXT)
・入場者数:-
・売上基準:1億円
・アリーナ基準:現B2基準充足 / 3,000席 など

B1リーグ観客動員数

B1東地区

こちらはB1東地区の観客動員数です。北海道は「北海きたえーる」にて試合した直近の2試合は4,000人を超えています。仙台においては「ゼビオアリーナ仙台」が改修工事のため「カメイアリーナ仙台」を使用中ですが、平均4,000人を超えており、5,000人を超える試合もありますね。

安定して数字が出ているのは宇都宮・群馬・千葉Jあたりでしょうか。千葉Jにおいては新設の「LaLa arena TOKYO-BAY」が現時点で平均9,000人超え。NBAは1試合平均で15,000人ほどなので、人口比を考えると非常に多くのファンがついているように感じますね。

越谷が数字的には苦戦しており、越谷市立総合体育館の際には4,000人を超える数字になっています。

B1中地区

中地区はA東京が「国立代々木競技場 第一体育館」開催時には9,000人を超える実績が出ています。SR渋谷もほぼ平均4,000人超え。この2チームは2026−2027シーズンよりアリーナの共同使用の合意もニュースとして出ています。新設される「TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ東京)」の完成が楽しみです。

現在のB1リーグには愛知県所属のチームが4チームと非常に混戦しています。エリアは若干異なれど、三遠・三河・FE名古屋・名古屋Dが所属している状態です。観客動員数で見れば名古屋Dが1つ抜けて上に立っている印象です。

B1西地区

西地区は琉球が安定した数字を出していますね。現時点で平均8,000人超え。次いで佐賀・長崎となっています。

佐賀に関しては「SAGAアリーナ」、長崎においては「ハピネスアリーナ」と新設のアリーナが貢献しているのは間違いないでしょう。

今後のBリーグは革新後は経営視点でチームが見られていきます。スポンサー含めてどのような企業と運営していくかも重要となりそうです。加えて”選手”ではなく”チーム”にファンをつける必要があり、選手目当てで集客してしまうとその選手が移籍した際に集客数減少にも繋がってしまいます。この辺はチームという”箱”にフォーカスしての運営が大事になってきますね。

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