「いいキャッチコピー」と「現場で求められるキャッチコピー」は違う?という話
こんにちは。名古屋のコピーライターkosakuです。
前回の記事で宣伝会議の講座のお話をしましたが、
受講中の若手コピーライターと先日こんな会話をしたので、
noteにも記しておきたいと思います。
そう。
養成講座で求められる「いいキャッチコピー」が
実案件のキャッチコピーとして使えるかというと、
必ずしもそうではなかったりします。
料理教室に例えると、養成講座で教える「いいキャッチコピー」は
舌平目のムニエルやビーフストロガノフといったところでしょうか。
美味しいけど普段から求められるかというと、実はそうではない。
いわゆる「いいキャッチコピー」はほとんどの現場において
highbrowあるいはtoo muchすぎるケースが多いのです。
では、実制作で求められるキャッチコピーとは
どのようなコピーでしょうか?
私は以下の3つの条件を満たすものが
現場で求められるキャッチコピーだと考えています。
1 機能するキャッチコピー
広告キャッチコピーは「機能する部品」である必要があります。商品やサービスの強みが伝わったり、販売促進やイメージアップに直接つながるものこそが、現場で最も優遇されるキャッチコピーです。
2 場に即したキャッチコピー
広告キャッチコピーは「ブランディング活動の一員」である必要があります。企業や製品のブランドイメージに合わないコピーは、どれだけ良いことを言っていたとしても現場ではNGです。
3 デザインと調和するキャッチコピー
キャッチコピーはコピーだけでなく、基本デザインといっしょに見るものです。コピーで言えないところをデザインで補ったり、デザインで伝えられないことをコピーで補うことができます。現場で求められる「いいキャッチコピー」はデザインによっても変わってきます。
いわゆる「いいキャッチコピー」が求められる現場もある
もちろん数が少ないだけで、いわゆる「いいキャッチコピー」が
求められる実案件もゼロではありません。
そういうキャッチコピーがどうしても書きたい!という志向があるのなら、職場環境としては大手広告代理店や大きめの広告制作会社を選ぶと良いでしょう。
「いいキャッチコピー」が求められる案件も、多くはないですが、たまにあるはずです。
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