「落ち込んだ時は」
そりゃ、わいかて人間や。
悩むこともあるし、
落ち込むこともある!
まあ小っさい事なんかやったら、
とりあえずカミサンこづいてたりすれば
直るんやけどな。
・・いや、
カミサンこづいてスッキリするっちゅう訳やのうて、
虎の尾を踏んでもうて逃げまわっとる内に
悩みや落ち込みがどっか行ってまうっちゅう意味や。
(ついでに、わいの心臓もどっか行ってまう)
まあ、そんな吉本みたいなマネで
解決できる悩みならええんやけど、
もっと深刻なもんになってくるとな、
カミサンこづく元気ものうなる。
そん時っちゅうのは、
色々と馬鹿な事をやってしまうものやけど、
「これだけは絶対やったらあかんで!」
ちゅうものも、あるのや。
それは何かっちゅうとな、
「落ち込みながら飯を食うな」
・・・これやねん!
悩んどる時や落ち込んどる時に
無理に飯を食うても、
ちっとも美味しゅうないんや。
しかも、
「美味しゅうないなあ」
思いながら
食うもんやさかい、
変に腹に溜まってな、
きちんと下から
出てきてくれんのや。
「快食快便」ちゅうのは
健康の証(あかし)みたいに言われとるけど、
あれは、心も健康やないと出来んのやで!!
わい、やっぱ歌い手の例に漏れず、
食う事は歌う事と同等の
喜びやったりするさかいな、
美味しゅう飯が食えんというのは、
生きる喜びを半分がとこ
失うのと同じなんや。
こらキツイで!
だから、
ドンと食ったもんをドンと出す!!
「おお、わいは生きとるなあ。
わいの腹もよう頑張って
くれとるやないけ!
ほんとにまあ、
立派なもん、ひり出しよって!!」
やっぱこれや!! これがないと
一日が始まるっちゅう感じがせんのや。
そうやろ?そうやろ?
この喜びも、糞詰ま・・・もとい、
出るもんが出んようになると、
奪われてしまうんや。
ああ、
落ち込むっちゅうのは、
悪いことの連鎖反応を
引き起こすものなんやなあ・・・
・・・え?
なんでそんなに落ち込んだのかやて?
・・・・・忘れてもうた・・
今は、美味しゅう食えん事と
ドバっと出すもの出せん事で
落ち込んどるさかいな!
(2008年のブログより)
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