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【社会考】あなたは「まったり・もふもふ」を使いますか?


0.「今日の記事のポイント」

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「もふもふ・まったりは20代・30代が使う言葉だってと、あなたは外来語をどのように表記しますか?」

☆「あなたは読書をしていますか?と、図書館利用者は減っているの?」

☆「まったり・もふもふは小説家になろうで知ったよと、コロちゃんと読書とメンタル」

1.「もふもふ・まったりは20代・30代が使う言葉だって」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「もふもふ・まったり浸透」という見出しが目に入りました。

コロちゃんは、毎日このブログをカキコキしていますが、「まったりとコーヒーを飲んでいる」とか「クーラーの効いた居間でまったりと・・・」とか書いていますので、これは使う言葉ですね。

しかし「もふもふ」は、ワンコが居ますけれど「夏バージョン」に毛を短くカットしていますので、ブログでも日常生活でも「もふもふ」は使ったことはありません。

もちろん「言葉の意味」は知っていますよ。「もふもふ」も「まったり」も、最近になって使われ始めた言葉ですね。

コロちゃんの若い頃の1970年代には、このような言葉は使いませんでしたね。

そこで、この記事の元ネタの「文化庁の国語に関する世論調査」をポチポチと探してみることにしましたよ。

「ポチポチ・・・」
Σ((○゚∀゚σ)゚ミィ~ッケ♪

➀「まったりは30代が一番使っているよ」

まず「まったり」との言葉ですが、文化庁によると2000年代ごろから使われ始めたようです。

本来は「味わいのまろやかさ」を表す言葉でしたが、その後「ゆったり」と言う意味で使われはじめたとされていますね。

それでは、どのような年代の方たちが、この「まったり」と言う言葉を使っているのでしょうか。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「文化庁 まったりする 使うことがある割合(年齢別)」より

https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/94111701_02.pdf
出典:文化庁 令和5年度「国語に関する世論調査」の結果の概要より(9月18日利用)

上記のグラフは「文化庁」が発表した「国語に関する世論調査」の中の「まったりする:使うことがある割合(年代別)」です。

「まったりする」との言葉は、上記しましたようにコロちゃんもこのブログでも使っていますが、世の中の方々はどの位使っているのでしょうか。下に書き出しますね。

◎「まったりする:年代別使うことがある割合」

➀「16~19歳:61.4%」
➁「20代  :70.9%」
➂「30代  :77.9%」
➃「40代  :77.6%」
⑤「50代  :69.8%」
⑥「60代  :43.3%」
⑦「70歳以上:17.3%」

https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/94111701_02.pdf
(出典:文化庁 令和5年度「国語に関する世論調査」の結果の概要より:9月18日利用)

あらら、ボリュームゾーンは「➂30代(77.9%)」ですね。コロちゃんが所属する「⑦70歳以上」は「17.3%」しかいませんよ。
( ゜д゜)アララ

これはコロちゃんが「気分は30代!」っていうことになりますか?

うーん、気持ちいいなー、今後もなるべく使うようにしましょう。
o(`⌒´*)oエッヘン!

➁「もふもふは20代が一番使っているよ」

次にもう一つの「もふもふ」も見ておきましょう。

この「もふもふ」も「文化庁」によれば、「2000年代から使われ始め、令和に入ってから多くの辞書に採用された」とありますね。

この言葉も、比較的新しい言葉のようですね。

この言葉はコロちゃんは知ってはいますけど、このブログで使ったことはありませんし、会話の中で使ったこともありませんね。下に書き出しますね。

◎「もふもふ:年代別使うことがある割合」

➀「16~19歳:81.9%」
➁「20代  :88.0%」
➂「30代  :81.3%」
➃「40代  :67.4%」
⑤「50代  :57.3%」
⑥「60代  :44.1%」
⑦「70歳以上:23.3%」

https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/94111701_02.pdf
(出典:文化庁 令和5年度「国語に関する世論調査」の結果の概要より:9月18日利用)

うーん、この「もふもふ」の方が、上記の「まったりする」よりも普及しているように見えますね。全年代でこちらの「使うことがある」割合が高いですね。

だけど、「もふもふ」を使用するボリュームゾーンは「➁20代88.0%」ですから、こちらの方が若い方向きの言葉なのでしょうね。

ざっと、上記のように「まったりする・もふもふ」は、主に20代・30代が使っている言葉であるとわかりましたね。

コロちゃんは、現在毎日9000字ほどのブログ記事をカキコキしていますから、使用する言葉や文体には年齢が滲み出て来る事を感じていますね。

「文章と言葉の使い方」で執筆者の年代が何となくわかるのですよ。

だから、コロちゃんは今後はなるべく「今様の言葉」を使おうかなと思っていますよ。「ジジ臭い文章」なんて言われたくないですからね

2.「あなたは外来語をどのように表記しますか?」

次にこの「国語に関する世論調査」から、コロちゃんが興味を持った「外来語の表記」を見てみましょう。

質問内容は「あなたはふだん外来語を書く場合どちらで表しますか?」です。コロちゃんの答えも書いてみますので、このブログをお読みの方もどちらかをお考え下さいね。

若い方と高齢者とで答えが分かれる「外来語」見てみましょう。

「あなたは『ファーストフード』か『ファストフード』のどちらですか?」という質問です。

言葉の中に「ー」があるかないかの違いですね。

この言葉は「fast food」との外来語ですから、「fast(早い)」「food(食べ物)」を意味します。

下に書き出しますね。

◎「ファーストフードかファストフードか?:割合」
(左側がファーストフード:右側がファストフード)

➀「16~19歳:45.8%=49.8%」
➁「20代  :45.3%=48.8%」
➂「30代  :60.0%=36.1%」
➃「40代  :67.8%=28.9%」
⑤「50代  :72.6%=24.1%」
⑥「60代  :72.3%=24.2%」
⑦「70歳以上:75.6%=19.5%」

https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/94111701_02.pdf
(出典:文化庁 令和5年度「国語に関する世論調査」の結果の概要より:9月18日利用)

この「左側がファーストフード:右側がファストフード」の結果は、年代別でハッキリと別れましたよ。

若い方は「ファストフード」で、高齢になるほど「ファーストフード」ですよ。

その境目は、ちょうど切れ目が「➁20代:45.3%=48.8%」と「➂30代:60.0%=36.1%」の間で逆転していますね。

この年齢層の間で何かあったのかなー?

コロちゃんは「⑦70歳以上」ですが、上記の調査結果の多数派の通り「ファーストフード」と、発音して書いていましたね。

なお、この「ファーストフード」か「ファストフード」のどちらが正しいかというと、下記のようになるようですよ。

➊「アメリカ英語では『ファストフード(fast food)』と発音する」
➋「イギリス英語だと『ファーストフード』に近い発音になる」
➌「NHKでは『ファストフード』で統一している」

ふむふむ、そうなんですね。どちらも間違いではないそうですから、若い方が「ファストフード」が多いのは「NHKの影響」もあるのかも知れませんね。

若い方は、「子ども時代に刷り込まれた」という可能性もあるでしょうね。コロちゃんの若い時代には、そもそも「ファーストフードの店」自体がありませんでしたよ。

日本で最初に「ファーストフードの店」が出店されたのは、1970年に「大阪万博」でケンタッキー・フライド・チキンの店が実験店として出店されたのが最初だとされていますよ。

コロちゃんは、その頃は東北の田舎町に住んでいましたから、「大阪万博」には行ったことがありませんでしたよ。

3.「あなたは読書をしていますか?」

コロちゃんは、本がなければ生きていけないタイプなので、ちょっと信じられないのですが、世の中には「本を読まない」方もいらっしゃるようです。

上記の「国語に関する世論調査」から、コロちゃんが1番興味を示す「読書に関する質問と回答」を見てみましょう。下に書き出しますね。

➀「本を読まないのが6割だって」

質問内容は「あなたは現在、1か月に大体何冊くらい本を読んでいますか。電子書籍を含みますが、雑誌や漫画は除きます」です。

◎「1ヵ月に読む本の冊数」

➀「読まない:62.6%」
➁「1~2冊 :27.6%」
➂「3~4冊  :6.0%」
➃「5~6冊  :1.5%」
⑤「7冊以上 :1.8%」

https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/94111701_02.pdf
(出典:文化庁 令和5年度「国語に関する世論調査」の結果の概要より:9月18日利用)

いやいや、こんなに多いの?
(;゚д゚)エエーッ!!!

 1ヵ月に本を読まない方が「➀読まない:62.6%」もいますし、2冊以下とすると90.2%にもなりますよ。

せめてスマホでは読んでいると思いたいですよ。
(*´Д`)=3ハァ・・・

➁「年々本を読まない人は増えているよ」

この「国語に関する世論調査」では、参考として過去のデータも記載しています。過去の調査方法と変更になっているために比較には注意が必要だと書いてはいますが、参考に下に書き出しますね。

◎「1ヵ月に読む本の冊数:0冊」

➀「平成20年度:46.1%」
➁「平成25年度:47.5%」
➂「平成30年度:47.3%」
➃「令和5年度 :62.6%」

https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/94111701_02.pdf
(出典:文化庁 令和5年度「国語に関する世論調査」の結果の概要より:9月18日利用)

うーむ、いくら「調査方式が変更」になっていても、「本を読まない方」が増えているように思えますね。時代の流れなのかなー?

それでは、この「本を読まなくなった方たち」は、何をしているのでしょうか?

➂「7割半ばの方が本以外の情報をほぼ毎日読んでいるよ」

上記で「本を読まなくなった方が6割」ということを見てきましたが、その方たちが読まなくなったのは「本」であって、「読むことを止めた」訳ではありません。下に書き出しますね。

質問内容は、「読まないと答えた人(全体の62.6%)に対して、あなたは本ではなくそれ以外の文字・活字による情報を読むことがどのくらいありますか?」です。

◎「本以外の文字・活字による情報を読む機会」

➀「ほぼ毎日ある    :75.3%」
➁「週に3~5日ぐらいある:6.3%」
➂「週に1.2日ぐらいある :4.5%」
➃「月に数日くらいある  :3.5%」

https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/94111701_02.pdf
(出典:文化庁 令和5年度「国語に関する世論調査」の結果の概要より:9月18日利用)

あー、これなら納得しますね。本を読まなくなった方は、スマホを使ったネットの情報にアクセスするようになったのでしょうね。

「電子書籍」と言うのもありますから、情報や小説をまったく読まなくなったわけではないのでしょうね。

➃「それでも読書量は減っているよ」

コロちゃんの「読書」は、ほとんど「図書館」に頼っていますから「電子書籍」はあまり読むことはないですね。

なによりも「図書館の本」は、料金がかかりません「タダ」なのですよ。コロちゃんの「清貧ライフ」には最高の支援者ですね。

それでは、最後に「読書数は減っているのか?」を見てみましょう。

質問内容は「あなたの読書量は以前に比べて減っていますか。それとも増えていますか?」です。これならば「紙の本と電子書籍」の両方を含んだ質問となりますね。下に書き出しますね。

◎「読書量が増えているか減っているか」

➀「減っている  :69.1%」
➁「変わっていない:24.5%」
➂「増えている    :5.5%」

https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/94111701_02.pdf
(出典:文化庁 令和5年度「国語に関する世論調査」の結果の概要より:9月18日利用)

うーむ、やっぱり減っているのでしょうね。7割が減っているで、変わっていないが2割台で、増えているはわずか5.5%ですね。

上記の結果を総合すると、7割半ばの方が「本以外の情報」を読んではいますが、本は逆に6割の方が読まないとなっていますね。

この「世論調査」を行なった「文化庁」では、以下のようにコメントを発表しています。

「SNSの浸透で本を読まなくなっている可能性はあるが、文章に触れる機会は本だけに限らず、インターネットにも拡がっている。単純に活字離れとは言えないだろう」

コロちゃんは、これを読んで自身が「本の虫」なだけに、何とも寂しい限りだと思いましたよ。

4.「図書館利用者は減っているの?」

上記のように、「読書好き」のコロちゃんにとっては、切っても切れない関係にある「図書館」ですが、現在の「図書館」を取り巻く状況を見てみましょう。

万が一でも「図書館が無くなったり」したら、コロちゃんは引っ越しを考えなければならなくなりますからね。

(おいおい、そこで我慢するとか本を買うとかの選択肢はないの?)

参考にしたのは、「文部科学省」が3年に一度行なっている「令和3年度(2021年)社会教育統計」です。

この調査は上記のように3年に1回ですから、今年の2024年に行なわれていますね。発表は来年になるのでしょうね。まず最初に「図書館数」から見てみましょう。

①「図書館数は増えているよ」

それでは、日本全国の「図書館数の推移」を下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「文部科学省 施設数の推移」より

https://www.mext.go.jp/content/20230323-mxt_chousa01-000023559_1.pdf
出典:文部科学省 令和3年度社会教育統計(社会教育調査報告書)の公表について(9月18日利用)

上記のグラフは、「平成11年度(1999年度)」~「令和3年度(2021年度)の「公共施設数」の推移です。

上から二番目の「茶色線」が「図書館数の推移」です。緩やかな右肩上がりで推移しています。図書館数は増えているのです。下記に書き出しますね。

◎「図書館数」

①「2002年度:2742館」
②「2011年度:3274館」
③「2021年度:3394館」

https://www.mext.go.jp/content/20230323-mxt_chousa01-000023559_1.pdf
(出典:文部科学省 令和3年度社会教育統計の公表について:9月18日利用)

上記を見ると、2002~2021の19年間に650館も「全国の図書館数」は増えています。これを見ると「本を読まない人が増えている」とは思えないんですけどね。

ただ、コロちゃんが平日の昼間に「図書館」を訪れると、周りは高齢者ばかりです。

若い方は「本を読まなくなった」のでしょうけど、「高齢者」は読んでいるから「図書館数が増えた」と見るのはどうでしょうか。

「高齢者の数」は、毎年増え続けていますからね。

「図書館」は「行政サービス」ですから、おそらく「図書館設置」に高齢の住民の要望が多かったのではないかと思ったのです。

この「図書館の増加」は利用者の立場からは、とても良い事なのですが、次に「利用者数」も見てみましょう。

②「図書館の利用者は減っているね」

次は「図書館1施設当たりの利用者数の推移」を見てみますね。下に書き出します。

◎「図書館利用者数」

①「2001年度間:5万3016人」
②「2010年度間:5万7991人」
③「2020年度間:4万2374人」

https://www.mext.go.jp/content/20230323-mxt_chousa01-000023559_1.pdf
(出典:文部科学省 令和3年度社会教育統計の公表について:9月18日利用)

おー、「図書館利用者数」は減っていますね。これはやっぱり若い人が本を読まなくなったからでしょうか。

しかし、2020年度はコロナ禍の影響がありますから、ひょっとして「外出自粛の影響」かもしれませんね。「緊急事態宣言※」も出た年ですからね。

(※緊急事態宣言は2020年4月~2021年9月の間に4回出されています)

次には、肝心の「図書館の貸し出しの本」の数を見てみましょう。

③「図書館の貸出冊数も減っているよ」

「図書館の貸出冊数」は、「貸し出しされた本の数」ですね。以下に書き出しますね。

◎「貸出冊数」

①「2001年度間:5億2082万2278冊」
②「2010年度間:6億8234万3518冊」
③「2020年度間:5億3077万5145冊」

https://www.mext.go.jp/content/20230323-mxt_chousa01-000023559_1.pdf
(出典:文部科学省 令和3年度社会教育統計の公表について:9月18日利用)

この「貸し出し冊数」を見ると、10年前からは、1.5億冊減少しています。

うーむ、これは「若い人が本を読まなくなった」からなのか、それとも「コロナ禍の影響」のせいなのか、「コロナ」なんかが流行したおかげでホント迷惑な話ですよ。

この減少の動きが今後も続くのかどうかは、次の「令和6年度」の調査結果の発表を待たなければ分かりませんね。

「図書館数は増えている」けど、「図書館利用者数・貸出冊数は減っている」となっていますよ。やっぱり「読書人口」は減っているのかなー?

コロちゃんは「読書好き」ですから、ちょっと寂しく思いましたよ。

なお、この「文部科学省」の「令和3年度(2021年)社会教育統計」を、お読みになりたい方は下記のリンクのクリックをお願いします。

https://www.mext.go.jp/content/20230323-mxt_chousa01-000023559_1.pdf

5.「まったり・もふもふは小説家になろうで知ったよ」

冒頭で「まったり・もふもふ」と言う言葉を、コロちゃんがどこで知ったかと言うと、実はハッキリ憶えていません。

しかし、文化庁の担当者が「2000年代ごろから使われ始めた」と言っていますから、その頃からコロちゃんが「小説家になろう※」の、ネット小説で読んだのではないかと思いましたね。

(※小説家になろう:日本最大級の小説投稿サイト:作品数100万以上:登録者数240万人以上:小説閲覧数月間25億PV以上のサイト)

コロちゃんは、疲れた時にはこの「小説家になろう」の「無料小説」を、それころ「まったりと読む」のが好きなのですよ。

おそらくその小説の中で「まったり・もふもふ」が数多く使われていたのをコロちゃんが目にしたのだと思いますね。

この様に見て行くと、「小説の読書」は「語彙や語句」を憶えるのにも役に立っていますね。

この「語彙や語句」は、単に「字ずら」を憶えるだけに止まりません。その「語彙・語句」の概念を憶えることにつながるのです。

上記の「文化庁の国語世論調査」の中でも、「まったり」は本来は「味わいのまろやかさを表す言葉だった」とされていたのが、「ゆっくりのんびりする」と言う意味に変ったとされています。

言葉の持つ「意味・概念」が変わったのです。その新しい概念を知ることが出来たのも「小説の読書」の効能ですね。

6.「コロちゃんと読書とメンタル」

「読書」には「新しい知識を得る」効能があることは、言うまでもありません。ここでは、コロちゃんが身につけた「読書とメンタル」の効能を取り上げてみましょう。

性格が真面目で、何事にも真剣に取り組んでいる人間ほど「メンタル管理」が難しくなります。

これは、あくまでもコロちゃんの考えですが、長く生きていれば「悩みを持って苦悩する場面」は必ず何回かはありますよね。

そのような時には、当然「メンタル」に強い圧力がかかります。

そのような時には、すでに考えに考えていて、それで苦悩しているわけですから、必要なことは「考えすぎない」ことなのだと思うのですよ。

そもそも「考えて結論が直ぐ出る」ような簡単な問題でしたら、そんなに苦悩するわけがありません。

しかし人間という動物は、多くの場合には「考えすぎない」ことが出来ないで、更に考え続けて「悩みのループ」に入り込んでしまうことが多々あります。

コロちゃんは、そんな時には「本を読めば良い」と思い、いつも実行していましたね。

本は「作家の頭の中の概念の世界」です。「読書とは作家の価値感の世界を遊泳している」ようなものなのだと思うのですよ。

コロちゃんは、現実世界と全く違った「概念の世界」の中に入り込むことで、「日常の現実世界」で考えすぎることを防いだのですよ。

だいたい「人生の悩み」などは、時間が経てば解決してしまうことがほとんどです。しかし多くの場合、その「時間が経つこと」を待つのが辛いのですよ。

コロちゃんは、人生の苦難を感じた時には一旦考えた後は、「本の世界」に逃げ込むことで「メンタル」にかかる圧力を防いできましたよ。

コロちゃんは、小学生の頃からずーっと「本の虫」でしたし、現在「こらいまれ」に到達しても、まったく変わっていませんよ。

これは、あくまでもコロちゃんの私観ですから、皆さんのお役に立てるかどうかはわかりませんが、少しでも興味を持っていただいて、参考にしてもらえたらコロちゃんは嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

Marek RopellaによるPixabayからの画像


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