10/8 便り
友達からプティ・フィナンシェの詰め合わせが届く。
アンリ・パンティエというお店のものらしい。
この前、突然ラインギフト(ラインの機能。プレゼントしたい相手に送ると、送られた相手は自分で住所を打つと届く仕組み)で送られてきて、
「なぜ?!」
と送った私に、彼女は
「うめぇもんをおすすめしたい時期ってあるよね」
と返してきた。
確かにおすすめしようと思うことはあるけど、相手に送るまでのことはあまりしない気がする。
そこには愛があるんじゃないか。
一口サイズだし柔らかいので食べられた。
中に入っていた小さなパンフレットをみたら、アーモンドも発酵バターも、自社のためだけに開発したものを使っているのだそうだ。
味は六種類あって、クラシック、ミルクチョコ、いちご、キャラメル、ライムソルト、トロピカルだ。
個人的にびっくりしたのはライムソルトで、これは今までに食べたことがない味がした。
そもそも日常生活でライムを食べる機会が少ないということもあるとは思うが、口に入れた瞬間、しゅわっと夏が弾けた。
冬に食べても夏を味わえそうだ。
フルーツ味が本当に解像度が高くて、本当のフルーツの味がする。美味しい。
これを美味しいと思って送ってくれたのも嬉しいし、食べて美味しかったのも嬉しい。
だって私たち同じ気持ちになれたってこと。
ありがとう。
私も今度「これは!」という美味しいものを見つけたら、送るようにしてみようと思った。言うだけじゃ百パーセントは伝わらないもんね。
友より届きしフルーツのお菓子食らいて手を取る果てまでの愛