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「元気?」

最近ずっと心にひっかかってる言葉、やりとりがある。
久しぶりにキャンパスにくり出すと十中八九出会う人から出る言葉。

「おお元気?」
「元気にやってる?」


この言葉
会話の第一声とも言えるこの言葉は
たいていは深い意味はない。
でも、
無意識に他者の期待を感じ、
極端にも、元気じゃないと生きていちゃいけないような気がしてくるのである。
いつからか元気と答えると、私はなんだか心がすり減っていくことに気がついた。
というのも、私は自己評価において元気のない日が圧倒的に多いからである。

「調子どう?」

私の仲良い友達にこれが口癖の人がいる。
「元気?」と聞かれるよりもずいぶん多様な返答を含む余地がある聞き方ではある。
そもそもいつも顔を合わしている人にこのように聞くのか。
それは否である。
高校生までの一つの教室に詰め込まれ、
同じメンツと常に顔を突き合わしていた時、
その人が調子よいのか、悪いのか
様子を見ればなんとなく察せられていた気がする。
大学生という流動的なスケジュール、生活パターンの中で
私たちは「尋ねること」で人の機嫌をうかがうようになったのではないか。

「伺う」と「窺う」

調子が悪いとき
元気がないときこそ
人には「伺う」ではなく「窺う」ことをしてほしいと
皆思うのではないか
調子悪そうな姿を見て判断する
それが「窺う」である
「元気ないね~」
って言われる方が、人は色々話せたりするのではないだろうか。

元気じゃないときに「元気?」って聞かれたら

とりあえず正解の答え方を模索してみた。
答えは1つ。
「ぼちぼち~」
である。
重くも軽くも受け取られないこの答え方こそ、今現時点での理想な答え方であろう。
他の人のベストアンサーも聞いてみたい。

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