ラーメンの具を探しています14🍜
２〜３年くらい前、お土産用の尾道ラーメンを購入しやすい環境にあったため、休日になるとかなりの頻度で家で作って食べていました。
現在は職場が異動になり、簡単には購入できなくなりましたが、息子も気に入っているため、尾道ラーメンの購入可能なエリアを仕事等で訪れる際には、お土産として購入させられます。
お土産用のラーメンを家で作るメリットは、具材を自由に選択できる…スープの濃さも好みに合わせられる…麺の茹で具合も好みに合わせられる（これはなかなか難しい）などが挙げられます。
以前、好んで購入していたのが「壱番館」さんのラーメンです。元々お土産品として売り出したラーメンが好評だったのが元でラーメン店を構えたという珍しいお店です。
そして、たまたま仕事で近くに立ち寄る機会があったので店舗で食べてみたのですが…。
波々と注がれたスープ、丼まで非常に熱い。
頻繁にお土産品を家で食べていましたので、期待もかなり膨らんでいます。
しかし…「あれ？スープが薄いかも…」
店舗自体も行列ができるほどの人気店ですので美味しいのは間違い無いはずです。
それなのになぜ…？こうなった原因はどうやら、自分で作る時は、無意識のうちにでしょうか、少しスープを濃いめに作り、具材も味の濃いチャーシューや鴨肉で食べていた…。なので、店舗で提供されたものが薄味で具材的にも物足りなく感じてしまったようです。
自分で作るとこってりしていて、店舗で食べるとアッサリしている…。そんな不思議な感じでした。
そういうわけで、有名店のお土産品を自宅で調理すると、自由に調理できるので、自分好みにアレンジできることから、自分にとっては、より美味しくなる可能性があるのかも…という気付きを得ることができました。
さて今回は、その壱番館さんのラーメンではなく、「阿藻珍味」さんのラーメン。こちらは尾道ラーメンがご当地ラーメンとして有名になった頃からお土産品を製造していた、お土産品尾道ラーメンの先駆け的なメーカーです。ラーメン屋さんとしての店舗は出されていません。お土産品のみです。こちらのものであれば、あちらこちらのお土産売り場に置いてあります。
お土産、通販用の生タイプの尾道ラーメン。どのメーカーさんのものも非常に再現度が高く美味しいのですが、作り方を守らないと残念な出来栄えになったりもします。
① 麺の茹で時間…１分〜１分３０秒。
あっという間です。茹で過ぎるとすぐに軟軟のクタクタになってしまいます。また、よく揉みほぐしながらお湯に入れないと、麺同士がまとわりつきます…。
② スープを１度軽く沸騰させる
これをしないと、少し風味のおかしい塩辛い感じのスープになってしまいます。沸騰させると、小魚系の大変に良い香りになります。
③ 丼には麺より先にスープを入れる
麺を先に入れてしまうと、すぐに麺同士が纏わりついてしまいます…。
私的な注意点はこんな感じです。これらを守らないと少々残念な出来栄えになってしまい、美味しい尾道ラーメンの再現ができなくなってしまいます。少々手間がかかります。
さて、今日も具は準備できていません。冷蔵庫から玉子🥚を拝借します。
茹でます。７分３０秒計ります。７分くらいがちょうど良い半熟具合なのですが、玉子を半分に切るのが前提だと、黄身が柔らかすぎて流れ出てしまいます…なので３０秒追加です。
他に何か具は無いものか…。尾道ラーメンの具は、チャーシュー、メンマ、ネギあたりが王道です。ネギは冷凍庫にありました。他に何か無いかな？…。
流し台の横に解凍中と思われるブロッコリーが置いてありました。袋には「ベーシックドーナツセット」と書かれていますが、おそらく中身はブロッコリー🥦です。
麺を茹でます。１分です。ソワソワしながら茹でることになります。１分経過しましたので、湯切りしてとりあえず丼に避難させます。
スープを温めます。お湯３００mlと記載されていましたが、濃い目を目指して２５０mlにしました。息子のものも作っているので×２で５００mlです。ブロッコリーもついでに温め、沸騰したので火を止めました。
先に丼に避難させた麺はやはり、まとわりついています…。スープを入れながら解しました…。
玉子🥚を切って乗せて、ネギをまぶして…
完成……✨️
食べてみます。
小魚の出汁の効いた醤油ラーメン🍜香りが良く、甘みもあってコクも強いのです。
チャレンジ具材のブロッコリー🥦ですが、ブロッコリーの花？の部分にスープがまとわりついて、これは美味しいです。
元々、尾道ラーメンはスープの味が濃いので、具材としては、甘いもの、辛いもの、無味なものであれば、何でも合うと思います。
久しぶりにラーメンの具を探してみた話でした🌱