金正男殺害犯のアジト認定で閉店したジャカルタの北朝鮮レストラン(2/2)
日本人駐在員の街ジャカルタ。メイン顧客は非観光客
インドネシアは、バリ島が観光地として知られ多くの日本人が観光に訪れるが、非観光地であるジャカルタへ旅行する日本人は少ない。
ジャカルタにいる日本人の多くが日本企業の駐在員と家族、加えて外務省の在留邦人にはカウントされない短期出張者が占めている。
現地在住者によると、一時滞在者や頻繁にアセアン間を移動するため在留届を出していない人も含めジャカルタに滞在する日本人は常時2、3万人ほどになるという。
そのため、北朝鮮レストランへ行く日本人は観光客ではなく、駐在員や出張者がメインとなっていた。
金正男氏殺害事件の後に閉店した平壌レストランがあったのは、日本人が多く滞在する南ジャカルタから10キロメートルほど東へ行ったエリアで、周辺に居住している日本人は少ない場所だ。
ジャカルタと言えば、バンコク、マニラと並ぶ最悪渋滞都市の1つとされるくらい渋滞が慢性化している。
渋滞のため中心部からレストランまで10キロメートルくらいの距離にもかかわらず、朝晩を避けた昼間にタクシーで移動しても度々渋滞にハマり1時間ほどかかる。
元常連が語るジャカルタの北レス店内構造
かつてジャカルタに駐在していた経験者で平壌レストランの“常連”だった日本人男性Sさんに話を聞くと、1階はテーブル席があり、壁掛けのテレビでは北朝鮮の合唱団の映像が流れたり、北朝鮮ぽい絵画も飾ってあった。
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