小説やエッセイなどを投稿する予定です。文筆活動だけで生活が出来るようになるために頑張ります。

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最近の記事

エッセイ「私の乳首達」

私には乳首が三つあり、それぞれミギウチ(私から見て右上にある乳首)、ヒダウチ(左上の乳首)、ヒダシチ(左下の乳首)と呼んでいる。 人に乳首のことを伝えるときには、この呼称は使わない。私だけが知っている呼称だ。 男性で乳首が三つあるのは、かなり珍しいのか、話すと驚かれることが多い。一方、右の乳首だけに毛が一本生えている、と話しても引き攣った顔をされることはあるが、驚かれることはあまりない。 一つか一本かの違いはあるが、どちらも人より多い点は共通している。どうして反応に違い

    • エッセイ「妄そうで鼻くそ」

      「そうで鼻くそ」 先日スマホで、「そうではなく」と入力すると、入力候補の一番目にこの言葉が表示された。 そうで鼻くそをバグの二文字で片付けるのがまともな大人だとしたら、私はまともな大人ではない。 私は信号機を、サンバイザーを被った三人組に見立てて、頭の中で会話させるような妄想好きだ。 「暑すぎる。イライラするなあ。おい、イエロー。お前もっと働けよ。」 「八つ当たりしないでよ、ブルーさん。私は短い時間でしか働けないの。そんなことも分からないの?これだから青二才は」 「上

      • 「酒のツマミになる話」をTVerで観ていたら思い付いた未来

        「酒のツマミになる話」をTVerで観る場合の構成は 一つ前は、 本編→(番宣)→ひとり反省会(TVer限定)でした。 現在は、 本編→(番宣)→ひとり反省会(TVer限定)→次回出演者収録前インタビュー(TVer限定)です。 未来は、 一週前の出演者に改めて感想を聞く(TVer限定)→本編前半→休憩中の出演者にここまでの感想を聞く(TVer限定)→本編後半→(番宣)→ひとり反省会(TVer限定)→ナレーションの方に聞く酒のツマミになりそうな話(TVer限定)→限定オリジナ

        • 架空本のタイトル46個(あ~ん)と大まかな内容を考えてみた

          あ「あるみかんのうえにあるみかん」 新書 駄洒落を知らずに初めてタイトルを見た人は、産地や品種名が分からない”ある”みかんが二つ重ねて置かれていたり、アルミ缶の上にもう一つアルミ缶が置かれているなど様々な画を想像してしまう。このように平仮名、片仮名、漢字が使われていないと言葉は如何様にも解釈できてしまう側面がある。平仮名、片仮名、漢字全てを学ぶ意義について書かれている新書です。 い「色々な実験」 小説  赤=情熱的、白=潔白といったように色が持つ印象を一つだけにした場合私達

          探偵に妻の浮気調査を頼んでみた

          自分(以下自)「妻が浮気しているかどうか調査をお願いしたいです」 探偵田中 (以下田)「分かりました。それでは、調査の為の質問に移りますね。浮気をしていると疑い始めたのはいつですか?」 自「スマホをトイレや風呂まで持って行くし、見ようとすると画面を隠すんです。怪しいと思ったのはそこからだと思います」 田「うーん、それは怪しいですね。この人と浮気してるかもという心当たりはありますか?」 自「実は二人いて・・・」 田「二人もですか。もしご存じだったら、名前を伺っても良い

          探偵に妻の浮気調査を頼んでみた

          ◯◯好きなんですか?と言われたい人が書きそうな記事を書いてみた

          記事のタイトル 「私は今日何の夢を見るか?笑」 おはこんばんちは! 家の近くにカレー屋(名前忘れました笑)が出来たので今日行ってみました!昼前にお邪魔すると結構混んでおり、十分くらい待って席につけました。 人気メニューという特製スパイスカレーを注文。 写真を撮るのを忘れてしまったので、感想だけ笑  美味しいは美味しいんだけど、何か違う感。 AKIRAの文庫版みたいな笑 二回目はないかも。 カレー屋の後は、前から行こうと思っていた美術館の展覧会へ。行ってみると、何と

          ◯◯好きなんですか?と言われたい人が書きそうな記事を書いてみた

          ◯◯か◯◯かの考察

          「嘘か真か」と「真か偽」は聞いていることは同じなのに順番が違っています。「真か嘘か」「真か偽か」若しくは「嘘か真か」「偽か真か」となっていないのは何故なのでしょうか?気になったので、自分なりに考察してみました。考察の中で出てくる◯◯か◯◯かの順番は、検索して多い方や聴き馴染みがある方を採用しています。 1五十音による分類  五十音で早いほうが先に来るという意味です。この分類に当てはまるのは、犬派か猫派か、海派か山派か、米(ご飯)派かパン派かなどです。  しかし、「嘘か真か」

          ◯◯か◯◯かの考察

          ショートショート「アボカドかアボガドか」

           山田は最近散歩をすることにはまっていた。そして、この散歩ではスマホを家に置いていくことにしていた。  スマホを持っていると、つい見てしまい散歩に集中できなくなってしまう。また、自分の家が役所の近くにあり、迷ったとしても最悪交番で聞けば何とかなると思っていたからである。  その日も、スマホを持たずに歩いていると山田の頭を「あれ?アボカドだっけ?いや、アボガド?」という疑問が過った。  すれ違った女性の紙袋の中にそれが一杯に入っていたからである。紙袋いっぱいのそれも気には

          ショートショート「アボカドかアボガドか」

          変わった傘の持ち方の人に話を聞いてみた

           ある雨上がりの朝に外に出て、傘を持って歩いている人を見ると、色々な傘の持ち方があることに気づきました。そこで、変わった傘の持ち方をしている方にインタビューをして、記事にしてみました。 1傘の先端を指の腹に載せながら移動する方  学校の掃除の時間に箒でやって、先生に怒られたあれを傘でやっている男性でした。「倒れたりしたら危なくないですか?」と聞いたところ「大丈夫だよ、私はもう傘と一つになっているから。離れられないのさ」と微笑みながら答えてくれました。  インタビューをした後

          変わった傘の持ち方の人に話を聞いてみた

          靴下に捧げる愛の詩

           靴下に自分の愛の至らなさ、一度引き裂かれた愛がどうなるかを教えて貰いました。そんな靴下に向けて詩を書きました。タイトルは「靴下に捧げる愛の詩」です。少し内容が難しいので、注釈を入れています。靴下をコインランドリーの乾燥機に忘れてしまった事がある方、ない方どちらにも読んで欲しいです。 濡れた体を温めて (注:乾燥機に入れて) 業火の中へ (注:出すとき熱いよな。熱いとき耳たぶ触るけど、人体でもっと冷たい場所ありそう。耳たぶ、たぶ、プルタブ、イージーオープンエンド) 一つ

          靴下に捧げる愛の詩

          ことわざ・慣用句書店の新書レビュー

          家の近くに出来たことわざ・慣用句書店で、面白そうな新書を四冊買ってきました。早速レビューしていきます。作者、出版社は何故か載っていなかったため書いていません。 1「走れば棒に当たらぬから作られたドッグラン」  タイトルでほぼネタバレをしている気はしますが、ドッグランがなぜ作られたのかということについて書かれています。どうして作られたのかという歴史だけ書かれていると思ったら、何とそこには熱い人間ドラマがありました。ネタバレになるので、あまり言えませんが山田さんが自身に徳川綱吉

          ことわざ・慣用句書店の新書レビュー

          先回りネットニュースを書いてみた

          自分の文章が書籍化されて、書かれたくないネットニュースを書かれた時に、メンタルをやられないようにしたいです。そのために予め自分で書いてみました。この記事を読んで、今日からメンタルトレーニングします。 記事のタイトル「発売前から批判!?」 10月27日、X出版社から著者翻の「翻」が発売される。この本はnoteで投稿された記事をまとめたもので、発売前から好意的なコメントが寄せられている。 「noteの記事も読んでたけど、書き下ろしやあとがきもあるみたいだから、絶体(注:正しくは

          先回りネットニュースを書いてみた

          架空イキり小説を作ってみた

           一番好きな◯◯は?皆様はこの質問に困ったことはないですか?日々変わっていくものだし、センスを見られている気がするし、作品にも何だか申し訳なくなるこの質問、出来ればされたくないものです。  しかし、一番好きな小説は◯◯といった著名人の記事を見つけると気になってしまうのも事実。そこで自分は、イキるためだけの作品を作ることで、質問者の需要と回答者の供給に応えることにしました。今回は小説編です。 イキり小説  作品名「車の中で」作者←ここは実在する方でなければ誰でも良いでしょう

          架空イキり小説を作ってみた

          架空イキり映画を作ってみた

           一番好きな◯◯は?皆様はこの質問に困ったことはないですか?日々変わっていくものだし、センスを見られている気がするし、作品にも何だか申し訳なくなるこの質問、出来ればされたくないものです。  しかし、一番好きな映画は◯◯といった著名人の記事を見つけると気になってしまうのも事実。そこで自分は、イキるためだけの作品を作ることで、質問者の需要と回答者の供給に応えることにしました。今回は映画編です。 作品名「見つめる」監督←ここは実在する方でなければ誰でも良いでしょう。聞かれたら適

          架空イキり映画を作ってみた

          最初で最後?の夢見図書館レポート

           先月友人に誘われて、夢見図書館へ行ってきました。友人のポストにチラシが入っており、面白そうだから行ってみないかと。  そこでは、人のみた夢の記録が保管されていました。記録にはみた夢のタイトルと内容、年齢、性別だけが記載されており、プライバシーは保護されているようです。一日に読める夢は一つだけだったので、そこで読んだ夢を紹介します。タイトルは「いくら丼」、二十五歳、男性です。  僕は、お店のテーブル席に座っており、目の前には白米だけ載ったどんぶり茶碗がありました。そこへ店

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          月とすっぽんに告ぐ

           近々、月とすっぽんに天引きと値引きで勝負を挑もうと思っている。月とすっぽんは語感の良さで誤魔化そうとしているが、私は騙されません。  月に対しての文句はない。自分がもの申したいのは、すっぽんだ。すっぽんの甲羅は確かに丸いが、亀の甲羅も丸い。すっぽんでなければいけない理由が明確ではないのだ。  そして、甲羅だけに着目しているが、頭や手足を無視してるのも納得できない。この世には、お盆やフリスビーといったただ丸いものがあるのに、どうしてそこまですっぽんを推すのか不思議でならな

          月とすっぽんに告ぐ