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本の海を空にする大作戦⑤
こんにちは。
此島このもです。
この記事は、200冊を超える未読本および捨てるかどうしようか迷う本を、片付けの苦手な物溜め込み気質の一般女性此島このもが仕分けていく記録です。
最近部屋の模様替えをして、200冊本タワーの横に寝ています。たまに寝相で崩れてしまいます。でも積んであるものが崩れるのは自然の摂理だから仕方がないね!😇
19冊目『アラフォーになってようやく気づいたんだけど、私、たぶん向いてない。生きることに……』
エッセイ。読みやすい。あっという間に読んでしまった。
Twitterで面白いこと言ってる人の本か〜読んでみよ〜と軽い気持ちで購入。この人が劇団員だったとか大学に行けなかったとかは全然知らなかった。希死念慮の描写が印象的だった。限界まで我慢してる時のトイレかあ…。面白かったけどまあ一回読めばいいかなと思ったので手放す10冊目。
20冊目『くうのむところにたべるとこ』
短編漫画集。
イタリアンを板前と勘違いする天然な女性とか、生ハム原木を武器にしたいシェフとか、外では洗練された立ち居振る舞いだけど素はだらしない夫婦とか、魅力的な人がたくさん。食べ物の出てくる短編集だけれど、主役はやっぱり人間で。食べ物のあるところにはドラマがあることに気付かされる。洗練夫婦の話が特に好きでずっと取っておいたけれど、ここから先の人生をこの漫画と過ごしたいと思えるほどの情熱ではないので手放す11冊目。
21冊目『はじめての短歌』
めちゃめちゃわかりやすい短歌の解説本。
短歌に限らず文学作品の考察をしたい人には役立つんじゃないかと思う。たとえば私は日常で「この人には詩情がある…」と感じることがあるんだけど、その「詩情」の正体が書いてある。さすが穂村弘。短歌の入門講座で語った内容を下敷きに本にしているらしくて、難しい言葉もなくとても読みやすい。これは手放せないので取っておく10冊目。
22冊目『あたしの一生』
江國香織の翻訳した猫小説。強烈なメメントモリ効果を私にもたらしてやばさがやばくてやばい。
ねえなんで生き物って死ぬの??????(号泣)
私にとって閲覧注意レベルにつらい内容だったので手放そうかと思ったけれど、いつか来る猫とのお別れを忘れないために取っておいた方がいいかもしれない11冊目。
いま早朝4時ですが、『あたしの一生』のおかげで眠れないのでぽちぽちこれを書いてます!
みんなも時間は有限だってことを忘れず、大切な存在を大切にして生きていこうな!!!!!
じゃあおやすみ!!!
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