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【日記】手帳書いてよかったなと思った話&購入本紹介
こんにちは。
此島このもです。
本日は久しぶりの予定の無い日曜日です。
予定の無い日曜日は大好きです。
あれしようこれしようゆっくりしよう。
家の中で出来る楽しいことが多すぎて朝からうっとりしています。
最近じわじわと文房具を買い足していて、購入品たちが机の上や段ボールの中で雑然としているのでまずそれらを収納するところから本日の自由時間をスタートさせました。
でも話題にしたいのは、昨日本を買ったこと。
すごーく久しぶりに本屋で本を購入しました。
その買い物の時間が楽しかったのは、手帳に記録を書いたおかげかもしれない、という話です。
私は紙の本もそれを手に取って選べる本屋も大好きなんですけれど、しばらく避けていました。
なぜなら私には買っただけで満足してしまう悪癖が昔からあり、購入品を開封せず床に置きっぱなしとか、本も読まないで積んでおくとか、そういうことがすごく多かったのです。
そのせいで部屋は散らかり、必要ないものを買ってしまった罪悪感に苛まれ、後悔することが何度もありました。
繰り返した結果、ここ数年は本屋をふらふらしていいなと思う本を見つけても自分に厳しい私が頭の中に出現し「いやでもアナタどうせ読まないでしょ。まず家の未読本を読みなさいよ」と注意してくるようになったのです(毎回ではないのでそれでも本を買うことはありましたが…大学生の頃より買う量も頻度も減りました)。
もちろんその厳しい自分のおかげで無駄遣いが減るので必要だと思います。
問題は、本屋で実物の本を見る楽しさよりも自分自身に注意されて恐縮する不快さが優ってしまったことです。だから私はいつしか本屋を避けるようになりました。
でも今は、未読本を片付けようと本の海を空にする大作戦(本を読んで捨てるか取っておくか分類する作業)をしています。
この作戦はただ部屋を片付けたい欲求から始めたことです。しかしこれがある程度進んだことで思わぬ効用がありました。私に自信が生まれてきたんです。
昨日はもともと文具を見る目的で本屋に行きましたが、ついでに書棚をふらふら眺めてみるとこれがすごく楽しい。
本を手に取りぱらぱら見て、いいなと思うのと同時に「読まないでしょ!」が来ました。でも昨日は「いや、読めるよ!だって今実際に読んでるもんね!」と(心の中で)きっぱり言うことができました。
ここまで自信を持って厳しい自分を跳ね除けられたのには理由があります。
先日ふと思い立って、手帳に仕分け済みの本を月別に書いてみたんです。
本を片付ける作戦を始めたのが9月。3ヶ月も経つと今までどんな本を仕分けたのか忘れてしまっており、またnoteの記事も⑥まで進んだのでいちいち開くのも面倒くさい。
だから後で仕分けた本を見返すために手帳に記録したんです。
まとめてみて驚きました。私はこんなに本を読んできたのかと。多い月で11冊も仕分けていました。
私、自分で思っているよりいっぱい本を読んでる…!私は未読本をちゃんと減らせる人間なんだ…!
手帳にまとめてみてようやくそう思えました。
子どもの頃から、私は積み重ねてきた自分の足取りを軽視しがちです。歩いて積み重ねている最中は次の一歩のことしか考えていないし、積み重ね終わるともうその最中のことを忘れてしまうからです。
だからまとめてみたのはすごく良いことでした。
たぶん、noteでわざわざ記事にしないでただ黙々と本を分類して手放すこともできたんですよね。
でもそれだと記録に残らないので自己批判の声を跳ね除ける自信には繋がらなかったです。実際手帳にまとめてみるまで自信を持っていなかったので。
今回は、記録することや手帳を書くことっていいことなんだなと改めて思いました。
おかげで自信を持って楽しい気持ちで本を買うことができましたからね。娯楽としての買い物はかくあるべきと思います。
これが手帳を書く良さなんだなあ…。しみじみ。
さて、それでは購入本を紹介します。
まだ読んでいないので購入理由などをつらつらと。
近畿地方のある場所について
これネット上で初めて読んだとき時間を忘れて没頭してしまうほど面白くて、続きが気になっていたんですよね〜。出版されていたことを知らなかったので見つけられて良かったです。アマゾンとかも私の興味ありそうな本を紹介してくれたりしますけど、今までホラー系の本はアマゾンで買ったことないし、そりゃ私がこれ好きだってわからないよね…でも本屋で平置きされていたのでちゃんと出会えました。やっぱり本屋っていいなー!
(とはいえこれは紙の本になると面白さが減ってしまうタイプの話だと思いますけど…。ネット上でこの話を読むことによって内容に「本当っぽさ」が出ててそれが良かったんですよね。まあそれは置いといて読むのが楽しみです)
くもをさがす
西加奈子はエッセイも小説も好きです。
ただ、家に読んでいない西加奈子の小説が何冊かあったのでそっちを先に読もうと思ってしばらく買っていなかったのですけど。これはノンフィクションと帯に書いてあったのでジャンルが違うならオッケーと思い(どういう理屈?)購入しました。え、というか帯に「がんになった」って書いてあるけどそうなの西加奈子?! それともがんになった人を取材してノンフィクションを書いたの?! わかんないけど心配だよ!!!
好きな作家には長生きしてほしいですよね。ちょっと読むのが怖いけどちゃんと読むつもりです。
眠れぬ夜はケーキを焼いて
以前Twitterで(我こそはXのことをいつまでも Twitterと呼ぶマン)ちょっとだけ内容を見てステキだなと思っていたエッセイ漫画。
片付けに関して、部屋が片付かなくても無闇に自分を責めない。散らかるのは収納法が自分や部屋に合っていないからなので収納法を変えるという目からウロコの考え方を教えてくれました。
でもなんとなくいいかと思って購入していなかった本をついに購入。無理しない「丁寧な暮らし」感が癒し。
別冊暮らしの手帖 台所と暮らし
「丁寧な暮らし」の親玉みたいな雑誌。
私はかつて「丁寧な暮らし」への憧れ期を経たのち「丁寧な暮らし」なんて無理派に落ち着いた人間です。
でも最近ちょっと変わってきて、「丁寧な暮らし」をずっと送るのは無理でもちょっとは取り入れた方がいい派になりました。
「丁寧な暮らし」って自分も周りも大切にするところから始まると思います。無理なときはともかく、出来るときは自分を大事にした方が絶対いいですもんね。だから忌避せず今はこの雑誌のくれる「丁寧な暮らし」感を存分に味わおうと思います。
以上、手帳書いて良かった話と購入本の紹介でした。
本を購入することは未読本が増えることとイコールです。結果だけ見ると大作戦で仕分けをするべき本が増えた、ということになります。でも私はひさしぶりに楽しく本を買うことができてわくわくしています。
このまま楽しみながら仕分けしていけたらいいな。
また進んだら報告します。
みなさんも素敵な休日をお過ごしください。