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誰でも笑顔になる魔法

音楽ってすごいと思いませんか。

わたしは昔から音楽が好きで、小学生からピアノを習っていたし、小学5年生からは吹奏楽をしていた。
だからといってクラシックだけが好きなわけでもない。

音楽を聴きながら勉強をするのが好きで(頭に入っているかはわからない)、よく音楽を聴きながら宿題をしていた。
ジブリパークの記事にも書いたけれど、受験期は「耳をすませば」のサントラや、「LALALAND」のサントラ、「DESTINY 鎌倉ものがたり」のサントラに支えられてきた。

嫌なことがあった時は、悲しい曲を聴いてとことん落ち込んだり、逆にアップテンポな曲を聴いて気分を上げたり。
部屋が散らかってるなぁ、片付けなきゃって時は気分の上がる曲を聴くと集中して片付けができる。

大学生のはじめは好きな曲を有線イヤホンで聴きながら歩いて大学に行っていたし、車を運転しだしてからは必ず音楽を聴いている。
社会人になって出勤するときもそう。1年目は行くのが嫌でたまらなかったけど、音楽があったから続けてこられたといっても過言ではない。

中学生の時の音楽の授業で、モーツァルトの映画を観たときは、ひたすらモーツァルトの曲を聴きまくり、なにかに浸っていた。中でもモーツァルトのレクイエム第8曲「涙の日」が大好き。イライラしてもなぜか落ち着ける。

わたしは音楽とともに生きてきた。と思っている。祖父母ともに音楽が好きで、祖母は今でもコーラスに通っているし、祖父はギターを弾いたりハーモニカを吹くのが上手だった。母は保育士で、カタコトなピアノを弾けて、中高は吹奏楽部でクラリネットを担当していた。叔母も吹奏楽部。
曽祖母は二人とも認知症だったけど、昔歌っていた曲を聴かせるとぱっと表情が明るくなって、手拍子をしながら歌い始めていた。
専門家!ってほどでもないけど、音楽が好きな人たちに囲まれていたからかもしれない。

でも、音楽が好きなのはわたし(とわたしの家族)だけじゃないはず。
何かをするときに音楽を聴いて気分を上げる人、歌ったり演奏することが好きな人も少なくないと思う。

それをさらに実感したのは最近。
ふとしたことから音楽を流していたら、児童クラブの子どもたちがノリノリで歌ったり踊ったりしはじめたのだ。
いつもイライラして物にあたりがちなあの子が、音楽を聴いている時は穏やかな表情になっていた。
最近沈みがちだったあの子も、自分の好きな曲が聴こえてくるとすぐに笑顔になって自分なりに歌い始めた。

音楽ってすごい!

わたしが心配して笑わせようとするよりも、自分の好きな曲を聴いた方が笑顔になれる。
音楽で笑顔になれるなんて、魔法じゃん!
とすごい発見をしたかのように嬉しくなったわたしでした。



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konoka
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