体調が悪すぎた日

昨日、仕事中から頭が痛かった。
頭を押さえていると子どもが心配してくれた。
心配かけてごめんね。
体調がさらに悪くなってきていたので、
仕事が終わってすぐに車へ向かう。
車の中でも頭が痛すぎて、気持ち悪い。
やっとの思いで家に帰りつく。
こんなことは２ヶ月に１回くらいあるのだけれど
昨日は過去一きつかった。

保冷剤とタオルを手に倒れ込む。
頭が痛い、痛すぎる。
吐き気もしてきた。
しばらくして母が帰ってくるものの、
話すのもままならない。

とりあえず薬飲みなさい
そう言われて野菜ジュースを胃に流し込み
薬を飲む。

もう無理だ、
とベッドに向かう。
しばらく横になっていたものの
きつすぎて涙が出てきた。
救急車を呼ぶことも考えた。

肩が痛い。
母に肩をもんでほしいけど大きな声が出ない。
電話で母を呼び出すが、
泣きすぎて、きて、としか言えず。
寝室に来てくれた母に肩を揉んでもらう。
だが、あまり良くならない。

涙が溢れて過呼吸ぎみに。
無理だ、と倒れてまたしばらく横になる。
手足も痺れてきた。
母に新しい保冷剤を頼み、頭にあてる。
ああ、ひとり暮らしじゃなくてよかった。

そのまま泣き疲れて寝ていたようで、
起きたら１時を過ぎていた。
次の日も仕事なのでお風呂に入る。
寝る前よりは良くなった。

そして今日の朝、
昨日ほどはきつくない。
少し頭が痛いだけ。
久しぶりにたくさん泣いて溜まっていたものが
全部流れ出たみたいに少しすっきりしている。
泣くのも悪いことじゃないかも。

体調が悪いと自然と動きが遅くなる。
仕事は早め早めにやっていたから、溜まっていない。
今日はゆっくりできそうだ。
とか考えながら車を運転する。
車もいつもよりゆっくり走る。
道に入りたがっていた車に道を譲る。
いつもよりやさしくなれてるかも？

ゆったりした曲を聴きながら落ち着いた気持ちで仕事に向かう。
いつも停める駐車場が埋まっていて
仕事場に近い方の駐車場に停める。
これなら早く帰れそうで嬉しい。

こんな日くらいは自分にやさしく。
ゆっくり歩くのも悪くない。
母のありがたみを感じた１日だった。