はじめての写真展
お気に入りの本屋さんにオススメされて、
いわいあやさんの写真展に行ってきた。
はじめての場所、はじめて行く写真展、
緊張しながら行ったけど、写真を見ていると
いわいさんがたくさんお話を聞かせてくれた。
忘れやすいわたしが覚えていられたものを
ここに書き残しておきたい。
インドの写真
亡くなった人を燃やしている場面を撮ったもの
川に生前使っていたものを流していく
それを少年が拾っていたらしい
見ただけではまさか人を燃やしているところなんて思わなかったし、そんな文化があることも知らなかった。すごく衝撃を受けた一枚。
いわいさんの叔母さんの写真
この写真を見たとき驚いた。棺の中の写真だったから。きれいなお花に囲まれて安らかに眠っている叔母さんはすごくきれいなお顔だった。
祖父が亡くなった時、わたしはなんとか泣くまいと、祖父の顔をあまり見ることができなかったので、もっとしっかり見ておけばよかったと思う。
人の死について考えさせられた一枚。
被災地の写真
東北の大震災のとき、放送台?物見台?のような場所で、「津波が来ます、逃げてください」とひたすら呼びかけていた女性がいたとのこと。その方は津波が来るまで呼びかけていて助からなかったらしい。その場所を撮った写真。その写真の中には重機がたくさんあって、まだ復興にはほど遠い印象を受けた。こういった写真を東北でも展示したというお話を聞いた。
製本機?の写真
わたしが名前を全く覚えられていない。
さっかずっと調べたけど出てこない。
一枚の紙を一気にバッ!と折ったり切ったりできる機械があるらしい。その機械の写真や、実際に使われている場面の写真があった。
言葉で伝えられないのがくやしい。
いわいさんの本もその作り方で作られていたらしく、余った紙をもらったので写真を貼って展示しているそう。わたしは読み方がわからなくて困っていたら、いわいさんが優しく教えてくださった。ありがとうございます。
こんな開き方をする本を知らなかったので、知ることができて嬉しい。
どなたか、名前がわかる方は教えてください。
他にも一枚ずつ展示されていて販売もされているもの、いわいさんの言葉が書かれているもの、今回の写真展の霧ヶ峰に関わる本などが展示されていた。「庭の中」という冊子は以前購入していたので買わなかったけど、これも素敵な本なのでいろんな方に手に取って欲しい。
展示されている写真の中で、わたしは山小屋のおばちゃんが味噌汁をついでくれているところの写真を、彼は頂上の写真を買った。4月からはじまる新生活に持っていく予定。新しい家に飾ろうかな〜。
いわいさんの文章もとても好きなのでもっと読みたい。また写真展があれば是非行きたい。