あいちトリエンナーレ2019とクリムト展in豊田市美術館
豊田市美術館に行きました。芸術祭が好きで、瀬戸内国際芸術祭春会期に続いて今年2か所目です。名古屋ではなく豊田会場なのは、クリムト展を見たかったからです。
クリムト展とあいちトリエンナーレ豊田会場限定のセット券を購入し、まずはクリムト展から。せっかくなので音声ガイドを聞きながらの鑑賞にしました。ナレーターは稲垣吾郎さんです。
グスタフ・クリムト。19世紀末のウィーンを代表する画家で、華やかで官能的な作品は当時から、そしていまなお大変な人気を誇っています。没後100年を記念して企画された展覧会、日本では過去最多となる作品数ということで、とても見応えのあるものでした。
生涯結婚しなかったものの、分かっているだけで14人の子供がいたというくらいなので(笑)、やはり女性の描写がとても美しく官能的でした。
当時から人気画家だったこともあり、金箔や工芸品を貼るなど豪華で華やかで斬新な作品を間近で見られ満足度の高い展覧会でした。
展覧会場は当然ながら撮影禁止です。場外のコラージュを撮ったのですが、権利関係が怖いので;表の看板の写真を、しかも斜めから(笑)
続いて2階のあいちトリエンナーレ会場へ。
いろんな意味で話題になってしまいましたが、他の芸術祭に比べると確かにメッセージ性が強く、社会問題について考えさせられる展示が多かったように感じました。
クリムト展と違って撮影OKどころかSNSで拡散してくださいと表示があったのでたくさん撮りました。
もともとの巨大な手のオブジェに深い意味があるのに、壁の作品が新聞記事(トリエンナーレの一連の問題が掲載されている部分;)で覆われていたり、作品自体も黒で隠していたりと、気軽に語れない雰囲気がありました。
それなのにトリック写真みたいにして遊ぶし(笑)
下の写真の照明器具は寝て見る展示です。一枚目は上から、二枚目は会場から撮ったものです。ランダムにふわっと開いたり明かりがついたり、上がったり降りてきたりします。
ずっと見ているとリラックスしてくるようで、イビキをかいて寝ている方もいました(笑)
クリムト展もあいちトリエンナーレも10月14日まで開催していますので鑑賞してみてください。
ちなみに…今回の旅行はRICOH GRⅢだけ持っていきました。
軽いし小さいのにセンサーサイズはAPS-CでRAWでも撮れて写りもばっちり。起動も早く操作性も良い、本当に優秀なカメラだ( *´艸`)
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