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大人の教養⑨感受性を育てるために
瑞々しい感性は
教養の大切な要素です。
たとえば和歌。
あの繊細な心情と世界観は
豊かで深い感受性あってこそ
創出されるものです。
特筆すべきは、秀作といわれるものが
歳を重ねた人によって
詠まれていることです。
それを思えば
大人になるほど感性が鈍くなる
などというのは
言い訳に過ぎないのです。
歳を重ねるほどに
人生の機微をわかるようになる。
そんな感受性豊かな大人であるために
心を閉じて何も感じないように
生きたりするのはやめましょう。
繊細な感性が傷つきやすいのは
当たり前のことなのです。
傷つくことを恐れていては
生きる喜びも悲しみも
そして、愛も
得られるものではないのです。
教養とは言い換えれば
魂の輝きだからです。
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