虫愛でる姫との恐怖生活
注)昆虫が苦手な方はご注意ください。
我が家の長女は生き物が大好き。
愛読書は、「ざんねんないきもの事典」や「こびとづかん」
「ざんねんないきもの事典」からの情報を、時々披露し、
公園に「ヨツバカンノン」を捕まえにいく。
さすがに、動画を見る中で、「これって本物?」と最近言い始めた。
もちろん昆虫も大好き。そんな長女との生活は恐怖に満ち溢れている。
エピソード1|園から持ち帰った○○
家族が既に帰宅している家へ、私が帰宅すると、何やらティッシュにそっとくるまれたお団子状のものが、テーブルに置いてある。
「なんだコレ?」とそっとめくってみる。
「ギャー!」黒い虫だ!
あぁ、カブトムシか。ん?動かないけど?
「あ、これね、幼稚園のカブトムシが死んだから持って帰ったの」と長女
園の先生と夫が許可して、持って帰る事になったのね。
(私だったら、全力で持ち帰らなくても良い理由を探すけど。)
そして、「お墓に埋めてあげよう」という私の提案はなかなか受け入れられず、しばらく飾られる事に。。
エピソード2|虫取り大会の成果
小学1年生の初めての郊外学習は「虫取り大会」
長女は大変楽しみに、籠と網を持って出かけた。
そして、長女が捕まえたものは、、、
「ヤマト○○○○」
(山に生息するタイプだが、家に出るタイプは想像するのもイヤなアレです。)
長女は捕まえた事を自慢げに話し、見せびらかす。
(静かに心の中で叫ぶ。そんなに見せなくていいから!)
次の日夫と山に返しにいってもらった。
エピソード3|家の中を飛び回る○○
次女が捕まえてきたカミキリムシ。長女が気に入って飼う事に。
カミキリムシをおもちゃの車に乗せたり、ドールハウスに入れてみたりして、可愛がって遊んでいた。
「虫愛でる姫」の愛おしい姿を写真におさめようと、カメラを構えてシャッターを押した。
突如、カミキリムシは、私目掛けて飛んできた。
「ギャー!!」
まとめ
夏は恐怖だ。
3年目を迎えたカブトムシは、今年も我が家で冬を越え元気に羽化した。
私も小学生の頃、夏休みは毎日のように蝉を探して歩いていた。夏の終わりに出現する、逃げ足の速い「ツクツクボウシ」を捕まえる事が、毎夏の目標の一つだった。
ところが今、虫が苦手になっている。なぜだろう。
ダイバーシティが進む世の中であっても、イヤなものはイヤ、しかも年々嫌悪感が増すのである。
「虫愛でる姫」の長女もいつかはイヤになる日が来るかもしれないが、家に迷い込んだ招かれざる者達を、快く捕まえてくれるのは頼もしい限りだ。(飼育するのはご勘弁!)