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毛糸屋さんから広がる小さな支援の輪

台風15号の後、久しぶりに会った知人と「どうだった?」「大丈夫だった?」と会話することが増えた。今回の台風を機に、隣の人を気遣う優しさをありがたく思うようになった。できるだけ自分自身も気遣いができる余裕のある心構えでいたい。

編み物でお世話になっている秋山毛糸店では、静岡県をかぎ針で編むキットの販売を始めた。キットの売上金は全額災害募金へ寄付されるとのこと。私も一つ購入し、編むつもりだ。

お店で編み物をしていると、「車が浸水した」と言いながらも元気に編み物の話をされる方、コーヒーをテイクアウトがてらキットを購入していく方が訪れていく。まだ辛い思いをされている被災者の方もたくさんいる。復旧を願い、緑や青や黄色の毛糸でみんなが静岡県を編むことを思うと少し温かく前向きな気持ちになった。

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