わたしの推しは大相撲
大相撲名古屋場所が始まった。この1、2年で大相撲が好きになり、場所が始まるととてもうれしい。取り組み結果を気にしながら過ごす日々だ。
ひと場所は15日間。これが長いようであっという間。無敗の力士が減ってきて優勝争いが本格化するとドキドキ感が増す。調子の良かった力士が怪我で休場したり、休場していた力士が復帰したりとドラマも多い。
地元、静岡県出身の翠富士(焼津市出身)、熱海富士(熱海市出身)のことを毎晩ニュースで放送するので、その影響も大きい。熱海富士が連勝を伸ばし優勝争いに絡んだ場所は大盛り上がり。幕内最軽量の小兵力士として知られる翠富士の得意技は肩透かし。大きな相手に美しい肩透かしを決めた時の爽快感と言ったら。大好きな柔道漫画「YAWARA!」の主人公、猪熊柔の一本背負いを思い出す。
遠出をしている日が千秋楽だと結果が気になってソワソワしてしまう。リアルタイムで中継を見れない日はSNSで相撲好きな人のつぶやきをチェック。皆さん花道の様子から親方のコメントまでよく見ている。先場所では花道で分厚い懸賞金の束にニッコリする熱海富士の映像がアップされていた。伊勢ヶ濱部屋の親方(愛称は組長)が辛口のコメントをするのももはや恒例で面白い。
最近の注目は今年優勝した若い2人の力士、大の里と尊富士。渋い存在感を放つベテラン力士も応援したい。誰が優勝するかは気になるが、「15日間楽しませてくれてありがとう!」という気持ちで今場所も見守っていたい。