【子育て中アイデンティティを忘れがち。】
こんにちは!
4歳と1歳になりました娘を育てる
シングルマザーのハナです。
この記事は【離婚】と、【育児】について
ノンフィクションで、書かせていただいております。
母になってですね、仕事と育児と忙しく、
昨年はそこに人生の荒波(夫が出て行く)が+されまして、自分のアイデンティティを失っていました。
荒波が無かったとしても、仕事と育児に追われて、
自分のアイデンティティ忘れてしまうお母さん、多いんじゃないでしょうか?
今回は、私のアイデンティティについて
少しお話しさせていただきます。
アイデンティティとは。
アイデンティティとは、
自我同一性ともいいます。
アメリカの発達心理学者、精神分析家の
エリクソンさんが提唱した、
「心理社会学的発達理論」に登場します
八つの発達課題の中の一つで、
自我同一性の確立があります。
ご存知の方もいると思いますが、
「自分って何者なんだろう?」
という事です。
考えたことありますか?
自分が何者なのか。
アイデンティティの確立は
青年期の課題と言われています。
私は独身だった二十代前半、
自分のアイデンティティを確立して
いたはずです。
私は、面白いことが好きで、
誰かを笑わせることが好きで•••
お笑いを見るのが好きで•••
私は踊ることが好きで…
私は海外映画が好きで•••
ハワイが好きで…
ご飯が好きで…
歌うことが好きで…(下手ですが)
看護師で…
とか。
何者とか大それた事じゃありませんが、
こーいう小さな私らしさが集合して
ハナ という成人が
出来上がっていました。
子供が生まれてからの
私のアイデンティティ。
子供が産まれて、
それまでに確立していた私のアイデンティティが
変化しました。
産後の私のアイデンティティ要素の
大部分を占めたのが
“母親”という新しい要素でした。
当たり前ですが、
子供が生まれると、
子供を育て、守る事が大きな責任であり、
役割となります。
したがって、今までアイデンティティの構成要素達の割合が、どんどん縮小されたというか、ほぼ消えそうな割合まで、縮小されてしまいました。
ファッションを楽しんでいた私は、毎日同じような服でした。尚且つ赤ちゃんに授乳しやすいなどの、機能性を考えた服を、着用するようになりました。
髪型も、ほぼ毎日一本に束ねるだけです。
産前は家にいる事が苦痛で外出が大好きでした。
産後、乳児を抱えての外出は、なにかと大変なことが多く、外出が億劫になりました。
物理的に子供がいるといけない場所も多く、映画館とか、カラオケとか、当たり前に何気なく行っていたところにいけなくなりました。
美味しいご飯屋さんを巡るのも好きでしたが、
ミシュランに掲載されている行きたい料理店は、
子供入店禁止が多かったです。
お酒も外では楽しめなくなりましたし。
もちろん、友人と毎年行っていた旅行にもいけなくなりました。
大好きだったお笑いライブも行けなくなりました。
そして、昨年は夫が出て行ったことにより、私の行動制限がより著明となりました。
そして、「私ってなんだっけ?」と、考える日が多くなりました。
夫が出て行ったことによる
アイデンティティの変化。
上記にも書きましたが、
昨年夫が出ていき、離婚に至りました。
(↑こちらの記事で離婚についてお話しさせていただいています。)
夫とは交際期間も含めると10年一緒にいました。
人生の三分の一の期間夫がそばにいました。
しかも成人してから、お金を少し持ち始めて、遊び出して、濃い時間を過ごした期間でした。
きっと私のアイデンティティの中に、“パートナーが夫である私”があったのだと思います。
お恥ずかしいですが、私のアイデンティティの、3割以上占めていたかもしれません。
ですから、夫がいなくなったことは、
“私の三分の一”以上が欠けたということでした。
大ダメージでした。
写真フォルダを見返しますが、夫が写っている写真を消してしまうと、ほとんどの、思い出場面が消えてしまうので、写真の処理に困っています。
削除はできないものが多いです。
そもそも削除する必要はないですね。
見えないように、埋めておけば大丈夫ですね。
取り戻せ!私のアイデンティティ。
そんな感じで、去年から最近まで私のアイデンティティとはを考え続けた私。
とある日の事。
突然、リビングにあるGoogleスピーカーで、音楽を聴きたくなったのです。
自分の好きな音楽が聴きたくて、
散々整理して解約したサブスクの一つ
アップルミュージックを再登録しました。
久しぶりに音楽の流れる空間で過ごすと、気分に変化が。
ついでに、大好きな安全地帯の悲しみにさよならや、
徳永英明のレイニーブルーを流して、大声で歌ってみました。
実に気持ちいい。そういえば久方カラオケもいっていない。
思い出した。
結婚する前、まだ地元で暮らしていた頃。
仕事の後の帰宅路。車中で音楽を大音量で流して歌い、仕事の疲れを癒していた事を。
都内に来てからも通勤中は、必ずイヤホンで音楽を聴いていました。
飲み会の三次会で、
カラオケに行くのも大好きでしたし。
歌は下手くそですが、大好きでした。
私は音楽のある人生を歩んできた。
国民の中に音楽が嫌いな人、
音楽を聴かない人っているんですかね?
今まで私は出会った事がないのですが。
まぁいるか…。
そんな疑問はさておき。
振り返ると私の人生には
いつも音楽がついてきていた。
幼少期、父親がロカビリーという
音楽のジャンルが好きで、
いつも父の趣味部屋から流れていた。
しかもジュークボックスってゆー
レトロな音楽機械から。
ツイストという踊りを合わせる
みたいなのですが、
小さい私も踊っていたみたいです。
そして、母。
母はディスコが大好きで、
母の車では、ABBAがよく流れていました。
「ダンスィングクィーーン♫」て。
あとはマイケルジャクソン。
デケデデンデン、チキチキアー。ポゥ!!
ですよ。
叔母はおばで、
その時流行ってるJ-popを車で流していて、
宇多田ヒカルとか、misiaとか、m-floとか...
それが今でも印象に残っている、
家族と音楽でした。
そして、私は小学生になると
吹奏楽部に入ります。
中学卒業までサックスを吹いていました。
吹奏楽部はクラシックミュージックで、
大会に出場するために、青春を費やします。
ですから、
クラシックにどっぷり浸かった7年間でした。
そして、小学生の頃に私は、
ビートルズに少しはまりました。
父にお願いして「1」という
ビートルズが網羅されたアルバムを
買ってもらいました。
ベタかもしれませんが、
ビートルズのメンバーが道路を渡ってる画が
ジャケット写真の「アビーロード」の
レコードも探して手に入れて、
お部屋に飾っていました。
憧れすぎて、
お父さんの友人からアコギをいただいて、
少し練習していた時期もありました。
(弦が硬くて、できた指のタコが痛くて
短期間で断念してしまいましたが…)
高校生になると
ヒップホップダンスを始めました。
ここで、沢山の洋楽に触れるようになります。
社会人二年目くらいまでやっていました。
気がついたら私は、
人生で音楽を欠いたことがありませんでした。
思い出した。
最近、Apple Musicのサブスクを再開して
音楽を聴き始めてから、
忘れてた全てを思い出しました。
先日娘のバレエの発表会に行った時。
初めて見るバレエが凄かったのは
もちろんですが、
BGMであるクラシックにとても馴染み深く、
気持ちよさと懐かしさを感じました。
娘とディズニーやジブリの映画を見ていた時。
映像が素敵、物語が素敵なのは勿論ですが、
その後ろで流れてるいるサウンドトラックが
映画の場面をより引き立たせている
素晴らしいものなんですよ。
(すごく当たり前のことかもしれませんが。改めて言わせてください。)
登場人物の感情を、
その言葉や表情だけじゃなくて、
音楽でさらに誇張するといった感じ。
久石譲さん最高ですよ!!!!!
アランメンケン最高ですよ!!!!!!
私はこれらの映画のサントラが大好きで、
毎日Googleスピーカーから
「美女と野獣」のサントラや、
「崖の上のぽにょ」のサントラを流して
家事をしたりしています。
子供達と楽しく食事する時には、
「トイストーリー」のサントラを流しています。
この音楽があることで、
家事のモチベーションが上がったり、
雰囲気を明るくして過ごすことができたり
しています。
先日、疲れきっていた時の事。
「癒されたい、何かいい音楽はないのか」と
模索していた時。
辿り着いたのはなんとなんと、
小学生の時にどはまりしていた
ビートルズでした。
ベタベタですが、
Let it be ききました。
シンプルにしみてきますね。
馴染み深い懐かしい音楽に
とても落ち着きました。
Let it be なんとなく意味はわかるけど、
改めて和訳された歌詞と照らし合わせて
曲を聴く。
なんてストレートで、いい歌詞なんだろう。
洋楽邦楽どちらも詳しいわけじゃないですが
洋楽は、落ち込んでたり、迷ってたりしている時に、ストレートな言葉で励ましてくれる曲が
多い気がします。
単純な言葉で、繰り返してくるけど、
なんか元気が出る。というか。
私 Let it be も Let it go (アナ雪)も
どっちも大好きです。
「あなたはそれでいいのよ。」
って言ってくれて、
これでいいのかなって、感じるんですよ。
話は脱線しましたが、
つまり何が言いたいかというとですね、
昔から大好きだったものとか、
そういう物で私は構成されつづけてきたから、
大人になって、その物に触れた時に
妙に落ち着いたり、元気をもらったりしている
ということに気がついたんですよ。
だから、その自分を構成している一部を
思い出して、大切にしてあげてくださいね。
って事を伝えたかったんです。今回。
Apple Musicさんのサブスクのおかげで、
私が音楽が好きだった事を思い出して、
そして音楽に触れることができて、
私の生活が豊かになりました。
音楽家でもなんでもございませんが、
すこし生意気な話でしたかね?
でも音楽の話をしたかったわけではなく、
あなたの大切なもの、
忘れてたら思い出してくださいね。
これです。言いたかったことは!
みなさんが、自分らしく
いきいきと過ごせますように。
この記事はノンフィクションで、
【育児】【離婚】でお悩みの方に
少しでもお役に立つようにと
書かせていただいています。
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ハナ
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