【管理職対談】昇進後1年での変化とは?(社員インタビューVol.30)
こんにちは、金剛鋲螺株式会社の広報チームです。noteをご覧いただき、ありがとうございます!
今回の社員インタビューは、製造部の櫻井副部長と鈴木課長。2023年から現在の役職に就いて製造部を引っ張る2人に、この1年間の取り組みを振り返って感じる課題と今後への手応えを聞きました。
-副部長、課長になってから、意識が変わったと感じる部分はありますか?
櫻井:副部長になってからは、組織全体を眺める視点やリーダーシップの重要性をより強く感じるようになりました。以前は自分の所属する課だけを見ていれば良かったのですが、納期の調整や故障した機械の復旧手配など、大局的に物事を考えて動かなければならない場面が増えたと感じています。
まだまだ手探り状態ではありますが、各課の課長とのコミュニケーションを十分に取ってスムーズな連携を構築することを目指しています。また、取引先との良好な関係を維持しながら、製造部全体の円滑な運営を実現していくつもりです。
鈴木:係長から課長に昇格してからの日々は、あまりにも忙しくて何が何だかわからない状態でした。作業の段取りや様々な書類作成、部下への指示出しなど、種類の異なる動きを同時進行で進めていかなければならない。その大変さと責任の重さから、これが課長の仕事なのだなと改めて認識しました。
また、係長のときは自分一人で行動していても大きな問題はなかったのですが、課長になると周囲のメンバーとの協力が業務を進めるうえで重要になります。部長や副部長と相談しながら試行錯誤しているところです。幸いなことに、私が係長だったときの課長が現在の櫻井副部長のため、そのままの流れで仕事を進めることができている点は、とてもありがたく思っています。
櫻井:お互いの関係性は当時とほとんど変わっていないよね。
鈴木:はい。最低でも一日一回、機械の運用に関する計画や問題点について相談しています。
-この1年間を振り返って、うまくいったと感じるのはどのような点ですか?
櫻井:正直なところ手探りの状態で前に進んでいるので、果たしてうまく進行しているのかどうか、自分自身ではよくわからない状況です。しかしながら、部のメンバーたちの成長は日々感じています。
特に新たに役職に就いた人たちの成長ぶりは目覚ましく、以前は人に頼ってばかりいた人が、今では自ら意思決定をして私のところへ報告や提案をしてくるようになり、非常に頼もしく感じています。
鈴木:私は、自身で決めた内容をやり遂げたときに、とても嬉しく、働きがいを味わえます。例えば計画を変更するときは、営業担当者との打ち合わせや納期の調整など、様々な要素が関わってきます。そのため、生産段階に移るには多くの人たちの協力を得なければならない。それらの課題を一つひとつクリアしていき、最終的にうまくいったときは、「よっしゃ」と叫んでガッツポーズをしたくなるほどの達成感がありますね。
櫻井:係長のときは課長の指示に従って行動すれば良かったのですが、自分が課長になると、自身で業務計画を組み替えなければならないケースが出てきます。それがすべて順調に進むとは限らない。しかし、次につなげることができれば自身の成長になるのです。部のメンバーには、これからも失敗を恐れずに積極的に提案してほしいと期待しています。
-成果への手応えがあった一方で、課題や反省点はありましたか?
櫻井:情報の共有がまだ少し足りていないと感じています。これは製造部全体での課題として捉えていますね。副部長になり奈良工場へ行くようになってから、人や機械、職場の環境など、思ったよりも把握できていなかったことに気づきました。職場の雰囲気は、実際に現場に身を置かなければわかりません。奈良工場は比較的若手が多く、新入社員も加わり、まだメンバーの人間性が見えていなかったのです。しかし、実際に話してみると、「こんなに明るい人なのか」「こんなことを考えているのか」など色々とわかってきました。
若手が成長できる環境を整えるのは、部長や副部長の役目。製造部のメンバーと関わる機会を増やしていく必要があると感じました。そのような取り組みを通して、生産のパフォーマンスを上げていきたいと考えています。
鈴木:私が課題だと感じているのは、自身の話し方や伝え方の改善。単なる滑舌の問題かもしれませんが、自分の考えが相手にきちんと伝わっていない場面があったからです。また、少々あいまいな表現になっていた部分もあり、語尾をはっきりと言い切ることで、より相手にわかりやすい伝え方を心掛けています。そうして相手の印象に残る話し方ができれば、マネジメントを行ううえでも大いに役立つはずです。
-お二人は今後、製造部をどのような部署にしていきたいですか?
櫻井:私は協力と柔軟性を重視した、強固なチームを目指しています。現在の役職に就いてから、営業や品質保証課など他部署の人たちと関わる機会が増え、様々な刺激を受けています。役職者同士の関わりの中で特に感じているのは、決断の速さです。部長クラスの方々は皆さん、何事も素早く判断されます。しかし私の場合、どうしても迷いが生じて判断が遅れてしまうことがあります。そこが反省点です。場数を踏んで経験値を向上させ、製造部の強化に努めていきたいと思いますね。
鈴木:私が目指しているのは、お互いに協力し合える関係を築くこと。困っている人がいたらすぐに気づき、サポートできるような体制作りをしていきたいと考えています。現状では、自身の仕事で手一杯の人も多く、もう少し周囲を見る余裕が持てる人が増えれば、全体的なレベルアップにつながるのではないでしょうか。もっとコミュニケーションを取り合い、良好な関係性を構築してきたいと思っています。
-目標を実現させるためには、どういった行動が必要になるのでしょうか?
櫻井:大切なのは、まずは挨拶。そして、些細な気配りや思いやりも重要です。鈴木さんはいつも朝からとても元気で、その爽やかな挨拶を耳にすると、こちらも眠気が吹き飛んでビシッと気持ちが引き締まります。毎朝、鈴木さんからエネルギーをもらっています(笑)
鈴木:みんなの模範となるよう、自ら率先して動くことが重要だと考えています。全員が同じ意識を持って仕事に取り組んでもらうべく、先頭に立って最善を尽くします。
-ありがとうございました!
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