私たちは手持ちが多すぎる
こんにちは。
11連休も取った結果、5月病にほんのりなったりとかしつつも、
最近気分が穏やかで幸せだなと思う時間が増えたなと感じているので、
その理由を言語化してみます。
5月のゴールデンウィークが終わってしまい、祝日のない6月とジメジメな梅雨がもうそこまで来ていることに鬱々としていたら、読んでみてください。
手は2つしかないのに、3つも4つも5つも持とうとしている
正直話すと去年12月ぐらいから3月まで忙しくて疲弊してまあまあボロボロでした。
昔からですが、全部120%やるタイプなんですよね。
もちろん楽しんでやっていたことばかりだし、やる気もあったけど壁も多くて、キツかったなーという感想の方が強い。
何でかは、もうわかりきっていますが、やり過ぎてたんです。
キャパは100しかないのに配分間違えて、はみ出て150ぐらいでやってました。
やること増えた分、足すだけ。
急にしんど…ってなったり、やりたくないなって気持ちが生まれたりするのは、自分の手に持ち過ぎだったんです。
飛行機乗る時、大きなキャリーケースまで機内持ち込みしませんよね?
収納に入らないし足元にも置けないから預けますよね?
キャパがここまでってわかってるから、手から離すという選択をしているんです。
機内持ち込みのキャパはわかるのに、私たちは、自分のキャパが意外に見えていません。
ちなみに、人ひとりのキャパってたいしてないんですよ。
手放したら人生がもっと楽しくなった
そこで、私が具体的にやったことは、
とりあえず定時(フレックスなのでないようなもんですが私の場合は18:00としてます)になったら、
絶対今日中にやらなきゃいけないことがあるか再確認します。
絶対今日中のことがあったら
それは残業して終わらせて帰ります。それと同時に、今日の優先順位の付け方ミスってなかったかな、とか残らずできたやり方があったんじゃないかとひとり反省会をします。
絶対今日中のことがなかったら
明日のスケジュールと優先順位を整理して、帰ります。
「やっておいた方がよさそうなこと」は全部明日の自分に任せます。
この手放し、結構できない。
でも週に1回でもいいからやってみて、あとの時間は予定があえて入ってないといいですね。ゆっくりするでも料理するでも、外食するでも、その時気持ちが素直に向くものをやってみてください。
私はこれが意外と出来てなくて、4月ぐらいから残業時間を減らそう月間という名目のもと、やってみたら、3月とは見違えるぐらい月の感想が変わっていました。
(あと残業も減った!のに、セミナーは3回もやったしいつも通り業務は全部回せた)
4月はかなり心穏やかだったし、公私ともにやりたいことも結構出来たな、という感想が一番最初にきました。
あと、プライベート面では、オンライン英会話を解約しました。
その替わり、通いのプライベートレッスンを増やしましたが(笑)
手放したとしてもやれていることはあまり変わない
何かを「やらない」という選択は常に不安が付きまといますが、
やらないことを続けてみると、気付きます。
思ったより自分が出せる成果は変わらないと。
そして自分の心が軽く、穏やかで、楽しく幸せな気持ちが増えていることを。
それは「余裕」ができたからです。
あぁ、思ったより自分を窮屈にしていたなと4月を終えた5月に気付かされました。
冒頭に5月病にちょっとなった話もしましたが、11連休をゴールデンウィークに取ったのも社会人になって初めてぐらいだと思います。
休み明けの「くぅぅぅ!」という気持ちはあったけど、間は仕事をしないという選択をして、長く休んでみるというのも、
自分の忙しない日々を振り返り、こうだったなとじっくり感じられる機会になりました。
意識は何を選択する、じゃなくて何をやらないかに向ける
やらないことを決めるという、巷で流行りのそれですが、
本当にめちゃくちゃ大事だということを身をもって感じました。
体験に勝るものはないです。
優先順位が大事という話は私はよく言いますが、
優先順位を付けてじゃあ上からやる、じゃなくて優先順位の境界線を付けてみてください。
境界線から下のものは今日はやらない。
境界線まで来たら一旦今日は終了しよう。
終了してから、さて今日は何やりたい気分かな?
と心に聞くのです。
「カフェに行って読書?」
「ちょっと飲みに行く?」
「映画でも観る?」
「ひたすら家でゴロゴロする?」
「英語の勉強でもする?」
予定を詰めるのもいいけど、たまには余白を持つのを忘れずに。
忙しなく目まぐるしいこの社会で穏やかに豊かに生きていくために。
さ、今日は何をしない?