ぽっかり病
いつだかnoteに心のぽっかりを徒然していた時から、恐ろしいほど時間が経ってしまった。
いまだに昔のnoteにたまにスキをくれる方がいて、あの頃の私のぽっかりも誰かのこころに響くものだったのかと思うと嬉しく思っています。ありがとうございます。
私は37歳になったし
結婚もして子供もできた。
マイホームも持てたし
何も言うことない。
でも私はぽっかり病。
世の中的には、気分変調症・全般性不安障害とラベルを貼られている。ペタリ。
でも、私自身は本当に「ぽっかり」いう響きと意味がピッタリなの。
昔からそう。
突然虚無感が襲ってきて、何も動けなくなる。
洗濯機が回ってる。
洗い終わった後の陽気な音楽をずっと聴きたくない気持ちでいる。
そして聞けてもすぐに洗濯物は干せない。
食事なんてどうでもよくて
作るなんてすごい大仕事のように思う。
でも子供もいるし、どうでもよくなんて全くないのだけど
仕事で疲れて帰ってくる夫さんが「俺料理好きかもしれない」なんて言って、私よりちゃんと手間暇かけた料理を作ってくれたりする。
私なんて絞りきれない雑巾の一絞りで、なんとか魚焼いたりするので精一杯。
なんで私はいつまでも心がぽっかりしてしまうのだろう。
誰かに会いたくなって
でも会いに行くまでの気力を上げるのが大変で
結局会えなくてこころに隙間風が吹く。
どこかに行きたくて
でも1人で行ける気力はなくて
結局どこにもいけず家にいて
家にいてもネットサーフィンは疲れてしまい、昔より全然できなくなって
tvも暗いまま。
アロマテラピーが趣味だけど
ぽっかり時期にいろいろなことはできず
香りを嗅いで少しほころぶ。
そしてまた横になっている。
そんな繰り返し。
15時ごろになると、あぁまた一日が終わっていく。
同じような行動の繰り返しで今日も過ぎてしまった。と残念に思うの。
会いたい人に、会いたい。
気になる場所に、でかけたい。
気軽に無くなりそうな歯磨き粉を買いに、自転車を走らせ近所のドラッグストアへいくことさえ億劫で。
何か触れられたらすぐ泣きそうな情緒で
私は生きている。
母だとか妻だとかそういうのはとりあえず置いておいて。
なかなか剥がせないそのラベルを
ここでは唯一「私」のはなしとしてはがさせてください。
また始めてみようかな。
続くのかな。
文章を書くのは昔から好き。
私のぽっかり、聞いてくれますか。
願望と妄想と組み込んだセミフィクションにしようかな。
ではまた今度。
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