孤独とは、愛とは、特別とは
いつか書いたマリリン・モンローの映画を見た感想をこちらにも。
女の自分でさえ、あの肌の感じとか
目線とか最高に似合っているフワフワの綺麗なブロンドに赤いリップは魅力的すぎる。
でも、マリリンは常に孤独で
愛を求めていて。
必要以上に人より輝く魅力や素質を持ってしまったから、余計に辛い思いをたくさんしたんだろうなぁって思う。
マリリンはウツだったし、不安だったし、薬物を大量摂取しがちだったらしい。
だからなのか、何度結婚しても
「愛した人はいつも私からは離れていくのよ。」と言っている。
私はもちろんマリリンのような大スターでもなく、人を惹きつけるような魅力なんてないけれど
ウツや不安を心に常に抱えていて、
いつでも愛を信じていて求めていた彼女のその部分には自分を重ねてしまう。
よく、私の病状を打ち明けた時に
「自分のこと特別だと思ってない?」とか言われることがある。
思うわけがない。
でもね、特別にしているのはあなたたちなのよ。ってすごく思う。
精神的に不安で、通院して薬も飲んでます。っていうだけで引く人はいる。
病状を聞かれたので話すと、自分は側にいられないって思う人が割とたくさんいる。
そういう態度を、回数重ねる度に敏感にキャッチしてしまうようになる。
そういう反応されると、“特別”という枠に入れられてしまう感覚になる。
全然嬉しくない“特別”もあるんだね。
普段はいたって普通。
でも“そういう時”が来た時は乱れてしまうっていうだけ。
精神的なことを理解できない人がいる事は、仕方のないこと。
対応に戸惑う事も仕方のないこと。
確実になってみないとわからない感覚だから。
最近色々な出会いがある。
例え、1回の出会いでさえも共に過ごした時に感じた事が勉強になり、無駄な出会いだなんて思わない。
『私は、わがままでせっかちで少し不安定。
ミスを犯すし、
自分をコントロールできないときもあれば、
扱いにくいときもある。
でも、もしあなたが私の最悪の時に
きちんと扱ってくれないなら、
私の最高の瞬間を一緒に過ごす資格はない。』
どうか特別だなんて本当に思わないで。
自分には一緒に居られない。なんて思わないで。
側で頷いてくれて、手を握って、背中をさすってくれるだけで充分なの。
人の体温を感じると、どれだけ落ち着くのか、セラピストの職を経験してより理解できた。
私の事を知ってほしいと思う。
でもその度に周りが“特別”と思うなという私の“特別”を打ち明けるのが怖くて。
打ち明けたとしても、いつか耐えられず去っていく気がして落ち着かない。
確かに、支えるのは大変だと思う。
でも、その分私は愛や行動で返せると思うから。
どうか心から、私を必要だと
側にいてくれる人に出会えたらって
すごく思う。
ふとした時に不安になるけれど、その不安の中に確実に淋しさは含まれている。
なぜか、映画はとてもウットリ観られたのに
後味はマリリンからの伝言のような
自分の心からの想いだけが残った。
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