腸と皮膚
東洋医学では、経絡というツボをまとめた一本の川のような流れが
身体中にあり、腸と肺の経絡は「表裏関係」で対になっています。
そして皮膚は、肺や大腸と大きな関わりがあります。
共通点は、肺と同じく呼吸器官であり、腸と同じく吸収器官でもあります。
体表の皮膚と腸は粘膜で繋がっています。腸にはたくさんの菌がいます。
皮膚にも常在菌がいます。なぜか?
腸は、口から肛門まで繋がった中空器官の一部であり身体の外側なのです。そこから身体の内側に悪いものが入らないよう、
腸の腸内フローラと呼ばれる菌たちが一生懸命免疫機能を上げるために
頑張っています。皮膚にも常在菌なるものが存在し、身体の中へ有害なものが入らないように守ってくれています。いわゆる肌のバリア機能。
身体の外側は菌たちが守っているんですね。
これらが正常に働いていれば、過度に外因を恐れる必要はありません。
でも、その人間に元々備わっている免疫を、壊してしまうのが、
過度な食事や汚染食による内臓への負担、薬剤、化学物質、
合成洗剤や消毒液などです。皮膚や粘膜への負荷となります。
昨今の度重なる「接種」も例外ではありません。
清潔であることは、「殺菌・消毒」とは違います。
今一度、身体に入れるものについて、自分に必要かどうかを
よく考えて頂ければと思います。肌に付けるもの、衣についても、
よく確認して頂きたいと思います。