山椒

山椒は小粒でもぴりりと辛い。

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  • フデモヤスミヤスミ

    日常で感じたこと、考えたこと、悩みやモヤモヤを整理しながら書き綴って生きます。

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山椒というひと

これまで、いきなり日記なのか何なのかわからない投稿を続けて、自己紹介をきちんとしていないことに、今更気付く。 改めて、はじめましてさせてください。 文章を書くのは好きです。技術は未熟ですが。 学生時代から友達とやり取りする手紙は、奇をてらおうと長々と書き綴ったりして。 高校の文集に掲載されたときは、とても嬉しかったです。 ※内容については、いつかエッセイとしてこちらに掲載したいなと思っています。 前職で後輩が、ビジネス文とはいえど、「聡さんの書く文章、めっちゃ好きです!」と

    • 伊右衛門とエイリアンと年賀状

      昔好きだった人から届いた年賀状には、手書きで、今体調が良くないこと、年始の挨拶はもう辞める、という旨が書き添えられていた。 ただ、その手書きの文字は、ミシンの糸が絡まったような、読みづらい彼の文字ではなかった。 好きだった、というのは10年以上も前のことだったし、メールやLINEのやり取りもしていなかったし、会ってもいなかった。それでも、毎年年賀状が届いていた。 元々、めんどくさがりの私は、元旦に届いた年賀状に返事をする程度でしか年始の挨拶もしなくなり、父が亡くなり喪中にな

      • 「光る君へ」第30回を見た山椒

        「動くと、ますます暑うございますわね。」 あかね様がおっしゃるとおり、動くと益々暑くなる今日このごろ。 暑くなるどころか、溶けそう。 さて、和泉式部がとうとう出てまいりました。第30回。 古典で習った和泉式部どおりの泉里香様。これからの登場が益々楽しみ。 雨乞いで力を振り絞って白髪にまでなっちゃった安倍晴明。いやぁ、藤原家のために、本当によくやっているよね。。 伊周ちゃんは呪詛が下手すぎて(たぶん晴明に頼めなかったor断られたのかな…)、本当に誰か止めてやれよ。隆家。

        • 8/6の『地面師たち』視聴メモ

          あなたの綾野剛はどこから? 私の綾野剛はNHK連続ドラマ小説「カーネーション」の周防龍一から。 でも、「最高の離婚」の上原諒も、「空飛ぶ広報室」の空井大祐も、「MIU404」の伊吹藍も、「コウノドリ」のサクラも、「アバランチ」の羽生も、「オールドルーキー」の亮太郎も、「怒り」の直人も、「楽園」の中村豪士も、「ヤクザと家族」の賢治も、「最後まで行く」の矢崎も、「カラオケ行こ!」の成田狂児も。(長いし本当はもっとあって書ききれない) みんな違って、みんな綾野剛で、みんな良い。

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        • フデモヤスミヤスミ
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          ミョウガとオロナミンC

          私の祖母の家は、決して立派ではなく、マッチ箱に青い屋根を付けたような家だった。 そのマッチ箱の家の縁側に小さな冷蔵庫が置いてあった。中には、オロナミンCだけがいつも冷えていた。 祖母が私が来るのに合わせて冷やしておいてくれたのであろう。 小学生の私が足を踏み入れるだけでミシミシと崩れそうな音を立てるその縁側に腰掛け、オロナミンCを飲みながら小さな庭を眺める。 そこはきれいに整えられているわけではないけれど、名前のわからない木々と東洋蘭とミョウガが育っていた。 子どもの私には

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          7/30に見たテイラーのスピーチ

          テイラー・スウィフトのスピーチに励まされるなど。 最近の転職活動は、いくつか書類選考を通過した企業の面接が続いていた。 手応え通り次回選考に進めたところもあれば、手応えを感じていたもののご期待に添えなかったところもあれば、「あぁ、これはダメだ」と思っていたところが最終選考に進めたりで、一喜一憂。 そんな中、エージェントとの相性が、うまくマッチしていないというのが露呈してきて、なんだか興が乗らなくなってきた。むむ。 そんな中、ふとテイラー・スウィフトのスピーチを目にした。

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          『光る君へ』第28話を見た山椒

          『光る君へ』第28話「一帝二后」を見た。 今期はちゃんと1話から見ている。リアタイできないときもあるけど。 ■今回の「よく言った」大賞、行成くんしかない。 一度は彰子を中宮にしても良いといった帝は、また気持ちがブレる。 また気持ちがブレちゃった朕。わからなくもないけどさぁ。 でも行成には、道長の苦労が痛いくらいにわかる。 しかも、先に道長が倒れたことを行成だけが知っている。 なんか覚えておきたかったから、書き起こした。 彼の言葉の真摯さだからこそ、帝にも刺さる。めっちゃ

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          映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』を見て

          行ったっていうのに、あの月の映像がフェイクだったとしたら。 見てきました、映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。 完全に1960年代の綺羅びやかな「ザ・アメリカ」を纏ったスカヨハ様を拝みたい一心で。 もう転職活動で煮詰まっているから、スカヨハ様を拝まないと心がキラキラしねぇ!と思ったのだ。 いや、シンプルにおもしろかった! これぞアメリカのお仕事ラブコメ映画。だからといって、「私も宇宙船飛ばしたくなるようなビッグジョブに就きたいぜ!」とはならなかったけども。 私は、普

          映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』を見て

          2024年7月19日のよくできました

          ①面接に行って、生きて返ってきた やらかしたけど。 まぁ、いいか。この暑さの中、スーツ着て生きて返ってきただけ上々。 しくじったけど。 熱中症も目の前まで来てるんじゃないかと思うほど、正直フラフラだった。 就職・転職活動で、主に黒や紺のスーツで固めないといけないこの「仕来り」、そろそろ見直す方向性とか無いっすか。 この気温ですよ…。夏用スーツも限界っすよ…。 ※たどり着くまで脱いでおけば良いという意見もあるかもしれないけど、敷地がでかい場合とか着たまま歩き続けるシーンもあると

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          「スンッ」と沼の底に沈んだ転職記

          少し前に1ヶ月半ほど、某企業の採用試験を受けていた。 求人を見かけ、自分のやりたいことと合致しているし、どうしてもここで働きたいと思った。 自分のやりたいことは、正規雇用での採用が多くない(司書ではないのだが)。ここを逃してはならないと応募することにした。 先に言っておくと、不採用だった。 この活動でいくつかの「スンッ(※)」が生まれたので、自分のモヤモヤ解消と整理のために記録しておこうと思う。 ※『虎に翼』の主人公・寅子が自分の意見を押し殺しているときに生まれるリアクシ

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